2006年05月12日 Fri

グレエのファッションチェック【日記】

数年前から「個性」というものが強調されている。個性を尊重した教育をしようだとか、個性を押さえ込んではいけないだとか。あげくの果てには「世界に一つだけの花」なんて歌が流行したりする始末。


 花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた♪
 ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね♪
 この中で誰が一番だなんて 争うこともしないで♪
 バケツの中誇らしげに しゃんと胸を張っている♪


いや、花ってのは、自然に咲いてるときは非情な生存競争の中で必死に争ってるんですよ。ほとんど同じ形の他の植物と、どっちがより多く子孫を残せるか、1番になるために一生をかけてるんです。バケツの中の花しか見てないからそんな戯れ言が出てくるに違いないんです。スマップの方々にはもう少し本当の自然の姿、弱肉強食の世界を見ていただきたい。


あの、僕は個性個性というこの風潮はあまり好きではないんですよ。まあ、はっきり言えばウゼェなと思っています。個性なんてものは嫌でも育ってしまうもので、わざわざそれを尊重しようだとかなんだとかいう必要はないと思う。逆にいえば、意識してつくりあげた個性など、真の個性とは言えない。それに、世間にとって好ましい個性だけが個性とよばれ、好ましくない個性は無視される傾向にあるように思う。つまり、個性という単語が持つ本来の意味を歪曲し、都合のいいように解釈しているような気がするんです。


だから、個性個性っていうこの風潮は好きじゃない。僕がもし日本の独裁者だったら、1回「個性」と言ったら僕に100円払わなきゃならないという法律をつくると思う。しかし、そんな個性嫌いの僕でも、一つだけ「これはいいことだな」と思うタイプの個性がある。


それは、ファッション。


たぶん、数十年前の日本人て、いまよりも画一的な服装をしていた気がするんですよ。まあ、そんなに昔のことはよくわからないから確証はないけれども、たぶん今よりはみんな同じような格好をしていたと思う。それがどうですか奥さん。いまはほんと、一人一人、全然違う格好をしている。たしかに流行はあって同じようなファッションが増える場合もあるけれども、それでもかなり個性的だと思う。うん、これは評価したいと思います。


なんか、やたら前置きが長くなったけど、きょうはファッションについて書いてみよう。



まず、僕が驚かされたのは若者のシャツの着方の変化。なんと、さいきんの若い男はシャツをズボンの中に入れている人が多い! これは僕にとってかなりの衝撃でした。僕がまだ小学生だったころ、僕もよくシャツをズボンに入れていたんですよ。そうすると母親が、それはかっこ悪いから外に出せと言う。でも僕はシャツの裾を外に出してぴらぴらさせるのはなんとなく嫌だったんです。
しかし、母は出せと言う。もう、何か宗教的な意味合いでもあるのかというほどに出せという。細木数子に「シャツをズボンの中に入れたら死ぬわよ」とでも言われたんじゃないかと思ってしまうほどに出せという。だから僕は仕方なくシャツを外に出して着ていました。


この習慣はもう長いこと続いていまして、いまでも基本的にはシャツは外に出します。それに、少し前までは世間でも「シャツを中に入れるのはオヤジとオタクとエナリ君だけ」みたいな考え方があったと思う。そんな時ですよ。なぜか知らんが、おしゃれな若者がシャツをズボンに入れるようになった。しかも、それでいてかっこいい。


これは、僕にとって相当なショックでした。いや、ショックというか、「やっぱりシャツを中に入れてもかっこよく着れるじゃないか」っていうことです。いままでの、母親や世間の「シャツ、ズボンに入れるべからず」っていう掟はどうなったんだと。しぶしぶシャツを外に出していた僕の悲しみをどうしてくれるんだと。言ってしまえば、「騙された」って感じです。


昔はダサいダサいと言われていたファッションでも、たった数年で変わることがある。この「シャツ、外に出してもよし」事件は、世間の無常さを教えてくれるものでした。僕は若い人たちに言いたい。大人なんか信じちゃだめだ。ファッションについての考え方など、すぐに変わってしまうのだから。だから、メイドの格好で電車に乗ったっていいんだ。田舎の町で、ゴスロリスタイルで田んぼの横を歩いたってかまわないんだ。ネコ耳カチューシャつけて学校に行ったっていいんだ。いつかそれが流行の最先端になるかも知れないのだから。

(上記の行動を実践したために近所の人から白い目でみられたり友達が離れていったりしても、当サイトは責任を負いかねますのでご了承ください)



あと、ちょっと前の話になるかもしれないけれど、七分丈、あれはすばらしいですね。これは主に女性についてだけれども、短めのTシャツとか、ジーパンとか、あれは僕としてはよいと思う。いや、一昔前だったら、あんな格好してたらツンツルテンとか言われてバカにされかねないところですよ。年上の兄弟のお下がりなんじゃないかとか、サイズ間違えたのかとか、そんなことを言われかねない。そんなファッションが流行している。これも僕にとっては驚きでした。



ここまでプラスの面を見てきましたが、しかしマイナスの面もある。うん、ときどきいるんですよ、勘違いっていうか、それはどう考えてもダメだろっていうのが。その代表例が、ローライズ、って言うのでしょうか? ジーンズを腰の下の方ではいてる女性。程度をわきまえていればいいんですけど、たまにやりすぎの人がいるの。数年前に浜崎がそういうジーンズをはいてテレビに出てて、下手したら放送事故になるんじゃないかとハァハァハラハラしながら見ていたことがあるんですが、その影響かなんか知らんが、度を超している人がいる。そういう人を大学でもよく見かけるんです。


以前、キャンパスの中の飲み物の自動販売機のあるところである女の子がコーヒー買って、近くにベンチがないから、しゃがんで飲んでいたんですよ。それで、友達と何かしゃべっている。僕はその姿を後ろから目撃してしまったんです。うん、ちょっと見えてるの。いえ、下着ではなく、なんというか、その、まあ、あれですよ、お尻? うん、お尻の上の方がちょっと見えてる。もうちょっと下げたらそのまま用が足せるんじゃないかというくらいに見えているわけ。いくら個性の時代とはいえ、あれは間違っている。



そんなわけで、ファッションというのは善かれ悪しかれ、短い期間に劇的に変化しているのですね。女の子のお尻にも、この世の諸行無常の響きと盛者必衰のことわりを感じてしまうというものです。では、この先、ファッションはどう変化してゆくのか?最後に、若者ファッションの未来像を予想してみようと思います。



1:穴あきTシャツ

世代が若くなるに従って露出が激しくなるというのがここ数十年の基本的なファッションの流れだと思うんですよ。だから、Tシャツに穴が開くと思う。今でもあるような小さな穴なんかではなくて、もう、でっかい穴。女性の場合には、背中がほぼ全部見えるような穴とか、ハート形の穴とか、天使の羽みたいな形の穴とか、そんなTシャツがはやると思う。

予想流行時期:2007年夏。



2:穴あきジーンズ

Tシャツに穴があいたらジーンズにも穴があくであろうことは自明の理です。しかも、さきほどの女性にも見られる通り、羞恥心はどんどん薄れていっている。したがって、お尻の部分に穴があく。見えてしまうんじゃなくて、見せる。こんなファッションが当たり前になる日もそう遠くないでしょう。

予想流行時期:2008年



3:カリアゲ

これまで髪型にもさまざまなものが流行してきました。長髪、茶髪、エクステなどなど。しかし、行き着くところまで行くと昔に戻るというのが世の常です。だから、数年後にはカリアゲがはやる。黒髪でカリアゲ、これだね。ダサいダサいと言われ続けたものこそ、あるとき突然、流行の最先端になるものなのです。

予想流行時期:2009年



4:布を巻いただけのスカート

昔であれば貧しさを連想させたものがおしゃれとして注目されるということもある。ということで、布を腰に巻いて安全ピンでとめるだけのスカートがはやるでしょう。布はスカート用に売られているものもありますが、きっと最終的にはもう何でもよくなって、自宅のカーテンや布団のシーツ、果てはバスタオルを巻いて外出したりしてもうファッションなんだか風呂上がりのまま外を歩いてるんだか分からなくなるに違いない。

予想流行時期:2010年



5:全身に布一枚

ファッションなんて、突き詰めて行けば布をどう身にまとうかってことです。だから、いろいろ工夫して機能性や美を追求していけば、結局はもう、布を体に巻いとけばいい、ってことになるんじゃないだろうか? だから、このファッションが浸透したら、タンスの中にはでかい布と、それを腰のところでとめるヒモだけになります。暑ければ1枚だけ巻けばいいし、寒ければ何重にも巻けばいい。布一枚。これ最強。

予想流行時期:2016年
posted by グレエ at 23:16 | Comment(5) | TrackBack(0) | edit


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