2006年05月28日 Sun

数分クッキング【日記】

近所のドラッグストアには卵が置いてあって、それをときどき買うのですが、10個入りしかない。
だいたい、僕が卵を買うときというのはホットケーキかかに玉をつくるときなんですが、どうしても余ってしまうのですね。賞味期限もあまり長くないし、一人暮らしの僕にとっては残りの卵をどう処理するか、というのが卵を買うたびに問題になるのです。


きのうも、冷蔵庫のなかで腐敗への階段を誇らしげに一歩一歩あがってゆく卵たちを見て考えた。この残り6個の卵たちをどうすべきか。おすそわけできるような親しい近所の住人もいないし、もうホットケーキやかに玉は飽きた。そのとき、ひらめきました。手っ取り早く卵を消費できる画期的な方法が。そう、ゆで卵にして食べればいいではないか。




〜グレエの数分クッキング〜




ー1ー
まず鍋に水を入れて沸騰させます。あと、なんか昔、調理実習か何かでここに塩をすこし入れたような気がするのでぱらぱらと入れます。いったいどういう原理でこの塩が、卵の固い殻を通過して中身に味をつけるのか不明ですが、なんとなく入れておきます。


ー2ー
お湯で火傷をしたら痛いので、生卵を鍋の上の方から落とすようにシュートッ!

カチンッ!

鍋の底に接触し、殻がちょっと割れて、中身がはみ出します。そして数分間ネットを堪能し、そろそろいいかな、と思ったら卵を取り出します。この時のポイントは、あまり長文のサイトを見ない、ということです。短めのサイトをいくつか巡りつつ状況を見極めましょう。


ー3ー
火を止めて卵を取り出します。まず鍋の水を流しに捨てて、鍋の中に卵だけがある状態にします。
いきなり掴んで火傷をすると痛いので、そこに冷たい水を投入して卵を冷やします。よし、これで大丈夫だろうと思って卵を掴んで取り出すと、みるみる表面の水分が乾いて熱くなるので気をつけましょう。急速に冷やそうとしてゆで卵に水をかけても焼け石に水です。


ー4ー
剥きます。まず卵をどこかにガンッとぶつけます。すると、予想を大幅にこえるほどに卵が陥没。ここで変な胸騒ぎを感じてください。

いざ剥いてみると非常に剥きづらい。まるで赤ちゃんのほっぺたのようにプニプニの卵が顔を出しますが、やけにやわらかすぎる。固い殻と卵本体のあいだにある薄い皮、あれを剥く時は細心の注意を払うようにしてください。それでも気づいた時にはもう遅い。ああしてこうして、なんとか薄い皮をはがそうとして悪戦苦闘しているうちに爪を立ててしまい、薄い皮といっしょに卵がぼろっと欠けます。


ー5ー
ここまで来たら、ふつうに殻を剥いて食べることは諦めてください。っていうか、諦めました。
だって、明らかに湯で時間が少なすぎて、半熟だったんだもん。しかし、ここでピカーンと閃く。
丸ごと剥いて食べれないのであれば、あえて殻ごと真っ二つにしてスプーンですくって食べればよいではないか。うん、我ながら、コロンブスも真っ青の素晴らしい逆転の発想。


ー6ー
半分にしたゆで卵に塩をふりかけ、英国紳士を気取りつつスプーンで卵をすくいます。このとき、コーヒーと英字新聞などがあればよりブリティッシュでジェントルメンな雰囲気を演出することができますが、しょせん自分はお茶と朝日新聞が似合う日本人なんだということを自覚してください。

パクッ。グサッ

痛っ!ちっちゃい殻が口の中に刺さった!


ー7ー
さて、食べ終わったらその殻を捨てなければなりません。「いや、もうクッキングの段階はとっくに終わっているではないか」というツッコミは受け付けません。

とりあえず小さなビニール袋を用意し、その中に食べ終わった卵の殻を入れます。そしてキュッと口を縛る。しかし、その殻の入ったビニール袋を見ると、何かそそられている自分に気がつくはず。たまらずに袋を握る! ぐわしゃぐわしゃと袋を揉んで、殻が割れてゆく感触を楽しみましょう。

バリバリ。グサッ

痛っ!ちっちゃい殻が指に刺さった!


ー8ー

ちくしょう卵の野郎!バカにしやがって!

と叫びながら殻の入ったビニール袋をゴミ箱にシュートッ!
しばらくゆで卵なんかつくるまいと心に誓いましょう。
posted by グレエ at 18:18 | Comment(4) | TrackBack(0) | edit


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