2006年07月03日 Mon

文章の力【日記】

そろそろミクシィ日記がリアルの生活に影響を与えてきた。



今話題のミクシィの世界に足を踏み入れてもうすぐ半月、僕の日記を読んだ人たちから、だんだんとリアクションがかえってくるようになりました。


前も書いた気がするけど、ふつうの友人とのコミュニケーションに文章という媒体が加わるというのはおもしろい。とても斬新です。どんなに仲のいい人とでも、たいていはおしゃべりをしたり、ちょっとしたメールを送るくらいで、交換日記でもやってない限り、長々とした文章で交流できる機会なんてほぼ皆無。だから込み入った話とかはミクシィでもやらないとまずできない。


これまで8つくらいの日記を書いたのですけど、評判はなかなかよいです。いつも仲良くしている人や、むかしの同級生、浪人時代の仲間なんかはおもしろいと言ってくれる。ただ、ちょっと気がかりなこともあります。それは、ときどきしゃべるけど、それほど親しくない、という微妙な関係の人。


まあ、サークルや授業でいっしょの人は一応マイミクに加えているのですが、あまり日常的に会話しない女の子の場合、足跡は残っているのにコメントは一回もしてくれない、なんてこともあるんですよね。そういう場合、ガラス細工のように繊細な神経構造の僕は不安になってしまう。もしかしてこの人、マジで引いてるんじゃないか? って。


僕は実生活ではガラス細工のように静かな男なのですよ。ラジカセに声を録音しておいてそれで会話しちゃいそうなくらいクールな男なのです。そんな僕が突如、気が違ったかのごとく、ミクシィ日記で「おっととっと夏だぜ!」とか「この日記は妄想であり‥‥‥」とか「彼女欲しい」とか、世界を破壊するくらいの勢いで書くものだから、僕のことをバイクに乗りながら「COOL! COOL! COOL!」とか叫ぶくらいクール・ガイだと思っていた人たちはドン引きしてるかも知れない。


でまあ、先日、「彼女が欲しい」みたいなことを書いて、現在彼女がいないことはおろか、露出狂のごとく自分の欲望まで赤裸々に記してみたんですが、『劇的ビフォーアフター』くらい劇的に女性からのコメントが減りました。僕がクールでなくなり、リアクションがクールになってしまった。
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2006年07月04日 Tue

モスバーガー【日記】

モスバーガーのキャッチコピーにはすばらしいものがある。


現在ハンバーガー業界を独走しているマックに負けじとがんばるモスバーガー。モスの売りはおしゃれな内装や、マックよりやや高級感漂うメニューであるが、それだけではない。モスバーガーは店内のいたるところに掲げられた言葉に神経を使っているのだ。きょう、授業と授業のあいまに訪れたモスでも、さまざまな気の利いたキャッチコピーを目撃した。まずは壁に架かっていた押し絵入りのポスターから。


おいしいコーヒーの時間を過ごしていただきたくて、モスのコーヒーは、注文があってから一杯ごとにおいれしています。
さ、ゆっくりと、どうぞ。
HAMBURGER IS MY LIFE



「おいしいコーヒーの時間」という詩的な表現や、さいごの「さ、ゆっくりと、どうぞ。」というフレンドリーな語りかけがなかなかすばらしい。しかしそれ以上に秀逸なのが「HAMBURGER IS MY LIFE」という一文。訳すと「ハンバーガーは私の命」となる。やや意訳すれば「ハンバーガー命」。どんだけハンバーガーが好きなんだ。


ふと見ると、テーブルの上に置いてあるおすすめメニューのような紙にも何かおしゃれな手書き風文字でキャッチコピーが刻まれています。


雨あがりの匂いが好き。 モスバーガー



ああ、そうなんですか。それはよかったですね。としか言いようがない。それに、なんか作者の名前っぽく「モスバーガー」と書いてあるけど、お前は誰なんだと問いたい。さらにその紙の裏面をみるとこんな文字が。


シャキッとしてる? モスバーガー



はっきり言って余計なお世話だ。
その紙にはまたこうも刻まれていた。


じつは、モス生まれ。
テリヤキバーガー 300円



「テリヤキバーガーというとどうしてもマックの方を連想してしまうけれど、ほんとはウチが元祖なんだぜ! マックじゃないんだぜ! ファック・マック! ファック・ドナルド!」というモスの悲痛な叫びが伝わってくるようです。


次に、カウンターに置いてあった「MOS MENU BOOK」という冊子を手に取り、ページを開いてみました。さすがモス。マックの雑然としたメニューとは違って、イラストやデザインもシンプルでしゃれたものに仕上がっています。そこに乗っていたテリヤキバーガーの説明文。


しょう油と味噌の香ばしさ、モスが元祖の和風バーガー。



やはりモスは、テリヤキバーガーはウチが元祖なのだということをなんとしても主張したいらしい。そんなにこだわることもない気がするけれど。次にテリヤキチキンバーガー。


直火で焼いたチキンが香ばしい、モスが元祖の和風バーガー。



どうやらモスバーガーは、和風バーガーの元祖であることにこだわっているらしい


ヨーロッパのカフェみたいな店内からは分からない、モスの「和」への意外な執着を垣間みてしまいましたが、やはりメニューの文章でもかなり凝っている。糸井重里もうなるような名文句ばかりです。そんな珠玉のキャッチコピーの数々をみて、お店を出ようとした時でした。先ほどは気づかなかったけれど、レジの横に大きな文字でこんな文章が印刷されていました。


レタスが、ぶあつい。



正直、感動した。これこそ究極のキャッチコピーではないかと思う。無駄な文章を極限まで削って削って、さいごに残されたもっとも純粋なことば。


IT革命が進み、情報の洪水のなかで溺れ死にそうになっている現代日本において、モスバーガーのシンプルなキャッチコピーには見習うべきものが多い。長い文章なんて、必要ないのです。なんだか僕が言うのは間違っているような気もするけれど、ほんとうに力のある言葉というのは、短く本質を突いたものだと思います。


きょうはそんなモスの精神を見習って、さいごはシンプルにしめることにします。














彼女が、欲しい。
posted by グレエ at 23:48 | Comment(10) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月06日 Thu

彼女いない暦【日記】

意外に思われるかもしれないけど、僕には彼女がいない。


二三人しかいない、というのではなく、一人としていないのだ。せっかく苦しい受験戦争を生き延び、自由な大学生活を謳歌すべき年齢で、恋人が一人もいないというのは寂しいものがある。せめて一人でいいから欲しい。


しかし勘違いしないで頂きたいのは、僕の彼女いない暦は、年齢とイコールではないということです。そこだけは誤解しないで欲しい。そこらのモテない男といっしょにしてもらっては困る。僕は生まれる前から彼女がいなかったのだから、僕の彼女いない暦は宇宙の年齢とおなじはずなのです。現在の宇宙研究の成果で、宇宙創世から現在まで、だいたい160億年くらいらしいから、僕の彼女いない暦もまた160億年だということになる。どうだ、すごいだろう。すごく空しいだろう。


それにしても、160億年も僕のような男に誰も寄ってこないというのは奇妙です。ブログを読んでいる人は分からないだろうけれど、僕の顔は木村拓哉と比べてもなんら遜色ないほどなのですよ。目は二つついているし、口も一つだし、指の本数なんてまったくおなじ。おそらく世の中のほとんどの女性から見て、僕と木村拓哉のあいだにはなんらの違いもないに違いない。ただし、世の中のほとんどの女性というのは昆虫や動物も含むのだけれど。


美男子といえば木村拓哉、という発想しか出てこない寂しい僕なのだけれども、一昨日、見ず知らずの女の子から告白されるという驚くべき事件が発生しました。



火曜日、僕は毎週そうしているように、一人で遠い方のキャンパスまで授業を受けに行ってきました。一限ニ限とプログラムの授業を受け、お昼。そちらのキャンパスでは友人がいないので、一人で学食で食事をすることにしました。


選んだメニューはツナ冷麺と大学イモ。やはり外は暑いですから、氷の入った冷麺はひんやりしていていい感じ。それだけでもよかったのですが、少し甘いものを食べたかったので大学イモも食べることにしました。大学の学食だけに大学イモ。あれ、おもしろくない?


それで、席について食べていたのですが、だんだん学食が混んできましてね、ある女の子三人組が席を探してうろうろしていたのですよ。しかしゆったり三人で座れるようなスペースはもうありません。すると彼女らがこちらへ近づいてきて、なんと僕の前に横一列に座ったんですよ。端っこの人が僕の真ん前で、他の二人がだんご三兄弟の次男と三男みたいな感じ。別の表現をすると、テトリスのいちばん無難なパーツみたいな形になった。

「何食べようかぁ?」
「とりあえず並んでから考えよ。混んできたし」

そんな何気ない会話をしているわけですが、端っこのだんご三兄弟の長男はあきらかに僕に気があるわけですよ。初対面で真っ正面に座るってことはもう、それだけで半年以上の友達関係を経てきたのとおなじですからね、たぶん。


それから数分経ち、三人が食事を持って帰ってきました。で、真正面の女の子のトレーにのっていたものをみてびっくりしました。なんか、ツナ冷麺と大学イモがのってた。ツナ冷麺と大学イモですよ。これはもう、意識的に僕とおなじメニューにしたとしか考えられない。


偶然にしてはあまりに低い確率です。ツナ冷麺を選ぶ確率が10%で、大学イモを選ぶ確率が10%で、その他には何も選ばない確率が10%だとすると、その確率はわずか1000分の1ですからね。これはもう告白と捉えていいでしょう。しかも、よくよく考えてみると、このメニューには「大学で出会った私たち、冷たい世の中を手をツナいで渡ってゆきましょう」というコードが隠されていることに気づきました(なんだってーっ!?)。


しかし、僕は、敢えて断ったのです。沈黙をもって、断りました。彼女の積極的な気持ちは実に嬉しかったのですが、もしそこでOKしてしまうと、他の二人の女性に対して恥をかかせることになるし、告白してきた子が妬みを買っていじめられる可能性もありますからね。心を鬼にして断りました。なんてやさしいんだ自分。こうして、僕はまた彼女いない暦を更新し続けることになったのです。



なんか、書いててすごく空しくなってきたのですが、改めて考えてみると、恋人がいるということがほんとうに幸福なのかどうか、疑問も残るわけです。おそらく恋人がいることによって被る被害というか不自由というのも相当なものでしょう。それを考えたら、彼女なんていない方がいいのかもしれない。彼女がいたら時間的に拘束されるだろうし、いつ嫌われるかという不安も抱くことになるでしょう。デートをしたらお金もかかるし、何時間もショッピングに付き合わされるかもしれない。たまの休日には映画をみにいって、手をつないで街を歩いて、喫茶店で何時間もおしゃべりをして、大学では隣の席にすわって授業をうけ、用事もないのにメール交換をしたりお互いの部屋に遊びに行ったり‥‥‥。あー、彼女欲しいなぁ。
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2006年07月09日 Sun

冷蔵庫の悪夢【日記】

おなじ過ちを二度繰り返してはならない。


仕事でもなんでも、おなじミスを繰り返すというのは激しく非難の対象になる。それは、一度目の失敗から教訓を学んでいない、ということを意味するからです。仕事でおなじミスをしたら、一度目のときは寛大であった上司でもその人を叱るでしょうし、人生においておなじミスをしたら、周囲の人からは呆れられたり見放されることもあるでしょう。もっとはっきり言うと、おなじ過ちを繰り返すということは、その人の無能さを露呈することに他なりません。



先日のこと、僕は恐る恐る冷蔵庫を開けようとしていました。部屋の片隅に不気味なオーラを発しながらたたずむ一人暮らし用の小さな冷蔵庫。正直、できることなら開けたくありませんでした。できることなら永遠に放置しておきたかった。なぜなら、そこには10日以上放置した麻婆豆腐があるから。しかし、放置すればするほど状況が悪化するのは目に見えていますから、その禁断の扉を開けてみました。


すると、鍋に入った麻婆豆腐の上に、所狭しとカビが群生している。いやまあ、そりゃ10日も放っておいたらいくら冷蔵庫の中といえどもカビるわな。久しぶりに見た立派なカビにやや感動しつつ、もはや麻婆豆腐ではなくなった麻婆豆腐を捨てました。


でまあ、ここまでは予想通りで別になんてことない日常なんですが、別の問題が発生したのです。なんかね、冷蔵庫のなかの冷却板に、大量の氷が付着しているの。軽く見積もっても500ml分くらいの水分が氷となって付着している。その立派な氷を見て、1年ほど前の悪夢のような記憶が蘇って参りました。



あれも確か、夏でした。一人暮らしをはじめて最初の夏、部屋には備え付けの小さな冷蔵庫がありました。で、その時もやはり、冷蔵庫の冷却板に大量の氷が付着しているのに気づいたのですよ。少量なら放っておいてもいいのだけれど、この時の氷の大きさは冷蔵庫の4分の1ほどを占めていた。なので、僕は早速その氷を取り除く作業にかかりました。


しかしこの作業がもう、想像以上に困難を極めた。中島みゆきの『地上の星』がバックで流れてもなんら不自然ではなく、むしろ世のお父さんたちの涙を誘うくらいのものだった。


まず冷蔵庫の電源をオフにし、作業の邪魔になる冷蔵庫の中身をすべて外に出します。ここで僕と氷とが一対一で対峙し、勝負開始。当たり前ですが、素手ではがせるようなやわな代物ではございませんので、プラスドライバーと木製のハンマーを用意しました。


まずドライバーを氷に当て、ドライバーのグリップを上からハンマーで叩く、叩く、叩く。見た目だけで言えば一端の氷像職人だったと思う。イメージとしては、その調子で氷をガシガシと削っていってすべてを除去し、ラストは中島みゆきの『ヘッドライト、テールライト』で感動のエンディングとなるはずだったのですが、そうはいかなかった。


いやね、削れることは削れるんですが、ドライバーではほんとに少量ずつしか削れないの。一回叩いて取れる量が小指の先くらいですから、そんな調子でいったら何時間かかるか分からない。なので、僕はここで作戦を変更し、ドライバーの代わりに使わなくなった包丁を取り出しました。


ええ、もうちまちまと削るのはやめです。包丁を冷却板と氷のあいだに入れて、一気にひっぺがそうという荒技にチャレンジすることにしました。それで今度はハンマーで包丁のグリップを叩き少しずつ氷と板のあいだに入ってゆきます。いいぞ、いけ包丁。


ガンガンガン。ハンマーで包丁を叩く音が部屋にこだまする。なんか、冷蔵庫に包丁を突っ込んでハンマーで一心不乱に叩いている姿は、客観的にみるとなかなかシュールな光景なんですがそれは置いといて、とにかく叩いて包丁を突き刺してゆく。ガンガンガン、プシューーーー。おや?


これは明らかに何か気体が吹き出ている音。というか、よく見ると氷のあいだから気体が漏れているのが見える。というか、ものすごく臭いの。どうやら包丁の先で冷却板を突き刺して穴を空けてしまい、そこからガスが放出されているらしい。いや、こんな薄っぺらい板にガスが流れているなんて聞いてない。ここでふと、冷蔵庫の中に張ってあった注意書きに目がいきました。


「お願い:冷却器についた霜や凍り付いた容器を、キリや刃物などを使ってとりますと、冷却器に穴があき故障の原因となります。(この故障は、修理できません。)」


おいおい、もっと早く言ってくれよ National さんよー。思いっきり包丁突き立てちまったじゃねーか。


で、National をうらんでいる間にもガスの方はどんどん噴出してきまして、臭いわ頭がクラクラするわでちょっとしたバイオテロみたいになってきました。仕方なく冷蔵庫はベランダに出し、後日廃棄処分となったのです。



あれから1年、管理人にもらった新しい冷蔵庫の氷と、またしても格闘することになろうとは‥‥‥。宿命のようなものさえ感じます。


しかし僕はもうあの頃の僕ではありません。同じ過ちは二度と繰り返さない自信がある。ノーモアヒロシマ。今度は包丁ではなくバターやマーガリンを塗るためのナイフを手に取りました。ナイフといっても、これは包丁と違い刃になっていないので、今度は冷却板に穴をあける心配はありません。また、今度はハンマーも持ちませんでした。


まずは去年とおなじように冷蔵庫のスイッチを切り、中身をすべて取り出します。そして取り出したのがドライヤー。こいつで冷蔵庫内に熱風を送り込み、薄い氷を一網打尽に溶かします。そしてバターナイフを板と氷のあいだに当て、ぐっと押す。万力のような力を込めて押す。するとぐいぐいと氷の中に入ってゆきます。ある程度入ってきたら、今度は左右にぐりぐりする。最後に、一気に下に押して氷を冷却板からひっぺがす!

「イツマデモ冷却板ニヘバリ付イテンジャアネェェーーーッ!コラァァァーーッ!」


冷蔵庫の氷.jpg



ぎゃあー!コードにぶら下がってる!


氷を取るつもりが、冷蔵庫のパーツまで取れてしまった。壊しちゃったのか? という不安が胸一杯に広がってゆきます。おいおいどうするよこれ。また管理人に言わなきゃならんのかな。せっかく新しいのもらったのに、それをまた破壊するってどんなバカなんだ僕は? 下手したらこの部屋追い出されるんじゃないか? いっそのこと、残りの9ヶ月、冷蔵庫なしで過ごしたろか。


などとあらぬことを考えていたのですが、そのパーツというのはどうやら外れてもさして問題のないものだったようで、そのまま使っております。危ない危ない。


それにしても、冷蔵庫ってのは厄介なものです。これほどまで僕を苦しめるとは。しかしまあ、氷はすべて除去できたわけし、しばらくは何もなく平穏な日々を過ごせるでしょう。



そう思っていたのも束の間、次の日の朝、冷蔵庫から牛乳を取り出して飲もうとしたら、妙に牛乳が暖かいのな。っていうか、どう考えても常温だった。うん、氷取り終わった後、スイッチ入れ忘れていたみたいで、冷蔵庫の中身が全滅しておりました。前日、氷を取り終わったあとにまた懲りずに麻婆豆腐をつくったのですが、それも全滅。同じ過ちを繰り返してしまった。
posted by グレエ at 21:07 | Comment(5) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月10日 Mon

試験開始 feat. 田中【日記】

英語の試験をひとつ終え、はやめに帰宅してきました、グレエです。なんと本日の更新にはあの爆笑問題の田中さんがゲストとして参加してくれることになりました。どんな冴えたツッコミが繰り出されるのか、今から楽しみです。


さて、きょうから大学の期末試験がはじまりました。連日のように日程が詰まっているというのになんだかオラわくわくしてきたぞ!

田中:おまえは悟空か!

試験が嫌だ、忙しい、自殺したい、彼女が欲しいなどという大学生の嘆きがブログに蔓延しているようですが、僕は実はそれほど焦ってはおりません。なぜなら、僕は試験に関してはもうプロフェッショナルの域に達しているからです。

田中:えらい自信だな。

これまでに経験した試験というと、やはり大学受験が大きな関門でしたが、僕は現役のとき、東大にトップで合格してました。

田中:いや、嘘つくなよ! おまえは受験すらしてなかったろ現役のとき!

でも東大にあるあの赤い門、通称赤門をくぐるのが怖かったので東大を蹴って今の大学に落着いたのです。ほら、あの門ってなんか神社みたいじゃん?

田中:そんな理由かよ! っていうかどうせ嘘なんだから。

きょうは英語の試験を受けてきたのですが、明日はコンピューター・プログラムの試験があります。しかもその試験問題というのは「新しいOSを開発しろ」というもので、試験時間は2時間しかありません。

田中:また嘘だよこれ。

しかしこれくらいで音を上げるようではスティーブに笑われそうな気がしますので、なんとか2時間で新しいOS、MOSをつくりあげようと思います。

田中:はいはい、MACに対抗してMOSね。っていうか、スティーブはおまえのことなんて見てないよ絶対。

このMOSの画期的な点はですね、まず画面が白黒だというところ。古きよき時代を想起させるレトロな風味にするつもりです。

田中:いや、そしたらカラーの画像見れなくなるよ。

さらに画期的な点として、マウスを一切使う必要がなく、文字入力の必要もないというところです。これにはさすがのビルゲイツもスティーブのバカもびっくりして昇天すること請け合いです。

田中:おい、バカとか言うなよ、失礼だろ。それにじゃあどうやって入力するんだ?

入力に使うのは0と1のキーのみ。またモニターに表示されるのも0と1のみです。使用者はこの二進法の数字を読み取って操作をすることになります。シンプルイズベスト。

田中:シンプルすぎだろ! 人間には絶対無理だよ!

ただし計算機の機能しかついていないので誰でも簡単に使うことができます。

田中:ただの二進法の電卓じゃねーか!

さて、試験だなんだと騒いでいるわけですが、ここで一つだけ言っておきたい。こんなの読んでいる暇があったらとっとと勉強しろそこの大学生!

田中:いきなりキレんな!

とっとと勉強しろsizmal!

田中:おい名指しすんな! 失礼だろ!

では、脈絡もなくしゃべってきたわけですがきょうはこれくらいにしておいて、僕はこれからジャンプを立ち読みしにコンビニに出かけてきます。大学生諸君の健闘を祈る!

田中:いや、おまえこそ勉強しろ!
posted by グレエ at 16:34 | Comment(9) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月12日 Wed

口説き文句【日記】

彼女が欲しいなら、やはり口説くしかない。


心を寄せる女性を自分に惹きつけたいならば、言葉で表現するのが効果的であるように思います。魅力的な言葉というのは女性を振り向かせる、一種の魔法のようなもの。


ある出版社が『口説き文句ベスト10』なる本を出版したようなのですが、僕も自分なりに女性を振り向かせるための口説き文句を考えてみました。女性の方はきょうの日記を読むのをここでやめた方がいいかも知れません。なぜって? 僕に惚れちゃうからさ。




文学好きの女性に対して。

「きみが芥川龍之介とおなじ時代に生まれていたらよかったのに」
「あら、なんで?」
「だって、そしたら芥川は君に夢中になって自殺なんかしなかったと思うんだ」
「そしたらどんな小説を書いたかしら?」
「きみを主人公にした恋愛小説に決まってるさ」

タイトルは『或る女性へ送る恋文』。




理系の女性に対して。

「ねぇ、ちょっと相談にのってくれるかい?」
「どうしたの?」
「どうしても解けない方程式があって、そのことばかり考えて夜も眠れないんだ」
「どんな方程式?」
「いま僕の目の前にいる、きみという方程式さ」

5次関数の方程式に解の公式はない。
恋愛という方程式にも、解の公式はない。




道ばたに咲く花を見ながらこう言おう。

「ねぇ、どうして花の命は短いか知ってるかい?」
「知らないわ」
「花は咲いてくるとすぐ、きみの美しさには勝てないと思って散ってゆくんだ」

きみこそが僕の、世界に一つだけの花。



女性に映画に誘われたら。

「僕は、きみといっしょにいい映画を観たくないんだ」
「どうして?」
「だって、きみが隣にいたら、きみのことばかり見てしまいそうだから」

きみはどんな女優より美しい。




少しうつむいて、沈んだ調子で。

「人間はすべて平等だなんて、あの言葉は嘘だね」
「どうしたの? 何かあったの?」
「だって、きみに出会えた僕は、特別に幸福だから」

人間は不平等だ。




女性にジャムの瓶を開けてと頼まれたときに。

「ごめん、僕はいま手伝いたくないんだ」
「なんでよ、意地悪ね」
「力を入れて頬を赤らめるきみを、もう少しだけ見ていたいんだ」

彼女が照れて赤くなること間違いなし。




部屋の話になったらすかさずこう言おう。

「ねぇ、きみの部屋の鏡は赤くないかい?」
「そんなことないわよ。どうしてそう思うの?」
「鏡が女なら嫉妬で、男なら照れて赤くなるはずだからさ」

きみの鏡は、女なら世界一不幸せな、男なら世界一幸せな鏡。




どんな神学者も哲学者も思いつかなかった神の存在証明。

「ねぇ、神様っていると思う?」
「どうかしら、分からないわ」
「僕は絶対にいるって信じてるんだ」
「なぜ?」
「いま僕の目の前に、神様の使いがいるからさ」

ああ、僕の天使。



意中の女性をじっと見つめながら。

「‥‥‥‥‥‥」
「どうしたの?」
「ごめん、きみの魅力を表せる言葉が、どうしても見つからなくて」

沈黙という最大の賛辞。
posted by グレエ at 20:26 | Comment(8) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月13日 Thu

偽装人生【日記】

いったいどれほどの偽装がこの社会に蔓延しているのだろうか?


僕はあまり詳しくないのですが、しばらく前に耐震偽装事件が話題になりました。マンションの鉄筋の量を不正に削減し利益を挙げるという汚い事件。それが表面化したことで姉歯だとかなんだとかが非難を浴びたわけですが、しかし偽装は様々な形で現代社会を蝕んでいるような気がします。きょう、僕は小さな偽装事件を目撃してしまいました。


きょうは午後一発目の3限に試験があったのですよ。それは予め与えられていたテーマについて1200字程度の小論文を書くという形式でした。なのでその1200字をだいたい暗記する必要があるのです。試験直前の昼休み、僕は前日の夜3時までかかって仕上げた文章を繰り返し読んで、覚えられているかどうかチェックしておりました。


試験開始時間10分前となり、いざ教室へ。ドアを開けてどこの席に座ろうか教室を見回してみました。

「おーい、グレエくん。ここ、ここ」

そう言って自分の前の座席を指差す友人K。避ける理由もないのでそこに座ります。すると、なんかニヤニヤしながら喜んでるんですよ。

「おお、助かったわ」

とか言いながら。いや、何が助かったのかまったく分からないのですが、正直そんなことはどうでもよかったのでまたしてもカバンから文章を書いた紙を取り出して模試直前の浪人生のごとく暗記暗記。試験開始のブザーが鳴り、用紙が配られ試験開始。


ところどころ自分で用意していた文章を忘れていて、アドリブで乗り切ったりもしましたがその試験は無事に終了。ほっと胸をなで下ろしました。席を離れ廊下に出て、先ほど後ろに座っていた友人Kに試験の出来具合を聞いてみました。

「どうだった?」
「いやもう、完璧だったよ。」
「ほんとに!? なんでそんなに自信あるの?」
「これ使ったからさ」

そうしておもむろにポケットから取り出したのは、米粒のような文字の印刷されたレシート3枚分くらいの小さな紙。

「これを筆箱の影に置いて見ながらやったから楽勝だったよ。ハハハハ!」

やりやがった、こいつ。


でまあ、よくよく聞いてみると、どうやら僕を前に座らせたのは先生から見えないようにするためだった、ということでした。死ね、3階から落ちて頭打って死ね。


僕はかなりの正義感の持ち主でしてね、カンニングとか本気で許せないのですよ。それをしゃあしゃあとやってやったぜみたいな顔でしゃべられたら腹が立つというものです。ここは一つ、他の友人にもこのことを知らせて叱ってやらねばなるまい。

「MさんMさん、ちょっとこれ見てよ」

と言って、Kの持っていたカンニング用の紙をMさんの目の前に差し出したんですよ。

「Kくん、最低だね」

うん、それくらいのことを言ってくれるだろうと期待し、少々おねぇ系入ってるMさんに告げ口したんです。で、その紙を見た瞬間でした。

「ふえぇぇぇぇぇ!」

なんか、なんとも表現しがたい悲鳴をあげて驚いていましてね。これはもうKくんへの評価はガタ落ちだろうと、軽蔑のまなざしでKを見つめるに違いないだろうと、そう思っていた矢先。

「これすごーい! いいねこれ! あたしも今度やろー!」

おまえもいっしょに3階から落ちて死ね!



大学の試験でのカンニング。それはさして大きな問題ではないかも知れません。しかし、言うなればそれも、自分の実力を偽るという偽装に他なりません。小さな小さな偽装事件なのです。


僕は、カンニングで100点を取るくらいならば、実力で0点の方がまだいいと思うのです。例え一度のカンニングでも、それは自分の人生を嘘で固めることになります。まるで鉄筋を減らされたマンションのように、人生という名の建物が偽装のものになってしまうのです。偽装建築の高級マンションより、しっかりとした普通のマンションの方を、僕は選びます。


偽装されたマンションであっても、大地震か何かがなければ問題なく住むことができるでしょう。まっとうな建物とおなじように快適に住めるでしょう。しかし地震があれば、もろくも崩れ去ってしまう。きっと、人生もそれとおなじだと思うのです。経歴を詐称したり、裏口入学をしたり、カンニングをしたり、重大な局面で嘘をついたり、そういった不正によってつくられた偽装の人生も、大きな問題に直面しなければ問題ないのかも知れません。けれど、人生を左右するほどの挫折や窮地に陥ったとき、それはもろくはかなく崩れ去ってしまうでしょう。


例え外見はさわやかな大学生でも、カンニングという偽装をするならば心は姉歯とおんなじなんです。髪の毛はふさふさでも、心はハゲなんです。ハゲ! ハゲ! ヅラ! 茶髪のヅラ!



自分はきちんと筋の通った、まっとうな人生を築いてゆきたいと思いました。
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2006年07月14日 Fri

ふたり勉強会【日記】

「あさって授業が終わったあと、いっしょに勉強しない?」


さて、最近の僕は彼女が欲しいとかなんとかうわ言のように繰り返しているのですが、正確に言うと、別に恋人としてではなく、とにかく女の子と遊んだりしたいというのが僕の本音なのです。そんな衝動に突き動かされた僕が塩田さんに送信したメール、その内容が上記のもの。


塩田さんというのはサークルの女友達です。彼女は留学や旅行で世界中を駆け巡っているという、まるでバイタリティにニョキニョキと足が生えたような人で、去年からサークルでは親しくしていました。それで、今学期は木曜日の授業を僕と彼女がいっしょに受講しているので、授業後にふたりで勉強をしようと誘ったというわけです。返信されてきたのがこのメール。

「うん!やろうやろうp(^ ^)q」

きたこれ
いやもう、ガッツポーズを決めて叫びたいくらいの気分でした。


そうして迎えた木曜日、つまりきのう。5限の授業が終了すると同時に、友人同士で座っていた彼女のもとへ。他の友人たち3人から塩田さんをかっさらうようにしてふたりで教室を出ました。

「どこでやろうか?」
「図書館にする?」
「いや、図書館はちょっと」

うん、図書館はだめなんですよ。だって自由におしゃべりできなかったら楽しみは半減するじゃないですか? はっきり言ってしゃべるのが目的じゃないですか? もう勉強とかどうでもいいじゃないですか?

「じゃあ食堂でやろう」
「うん」

というわけで午後8時まで営業している学生食堂へ。僕たちが席についたのが6時ちょっと過ぎですから、2時間弱は勉強できるはずです。でまあ、すぐ勉強をしようかとも思ったのですが、お腹が空いたのでまずは食事をすることにしました。


彼女も僕も思い思いの料理を持ってきていただきますと言って食べるわけなんですが、なんか、ここでやたら緊張してきたのよ。え、お前はなんでそんなに心を乱しているんだ、と自問自答したいほどに緊張してきたのよ。あれ、これ、なんなんだろう?


そこでごはんを口に運びながらよく考えてみたのですが、彼女とはサークルではそこそこ親しかったものの、サークルの枠を離れてプライベートで、しかも二人だけになるというのははじめてだということに気づきました。ぎこちないはずだ。


そんな空気のなか、僕の心に語りかける何かがあった。そう、もしこの状況でくさい口説き文句を言ったらどうなるのか。以下、思考実験中の会話。

「ねぇ、塩田さん、神様っていると思う?」
「えっ、どうだろう? なんでいきなりそんなこときくの?」
「おれは絶対にいると思うんだよね」
「なんで?」
「だって、いま‥‥‥おれの‥‥‥前に、神様の使いが‥‥‥」

いや、どうがんばっても言えるはずがねぇ


ふつうの会話さえどぎまぎしている状態なのに、そんなことを言い放とうものなら世界が凍りつくことは必至。確実にすべてが終わる。彼女のなかの僕の存在が抹消されてしまうでしょう。口説き文句なんて問題外だ。


話が横道にそれましたが、しかし、そんな堅苦しい雰囲気も、何気ない会話を重ねる度にだんだんと和やかになってゆきます。サークルの話、留学してたときの話、天気の話‥‥‥。

「きのうは空がすごくきれいだったよね」
「うん、おれもきのうは雲の写真、ケータイで撮っちゃったよ」
「きょうも空、きれいだね。あっ、夕日‥‥‥」

食堂の窓の外には、木の葉のかげから、かすかにオレンジ色の太陽が輝いていました。


そのとき、ふと食堂の中に視線を写すと、そこにはサークルの他のメンバーの姿がちらほら。それをみて彼女が小声でこう言った。

「なんか、こっちに気づかれたら嫌だね」

きたこれ
なんか知らないけどグッとくるじゃないですか、この一言。なんか、いわゆるぬけがけってやつをしてるみたいでグッとくるじゃないですか。グッときたんですよ。僕はそれを聞いて平然と「え、そう?」とか言ってるんですけど、もはや平常心を失っているじゃないですか。失ってたんですよ。


幸い、彼らがこちらに気づくことなく食事を済ませ、本題の勉強にとりかかります。彼女はフランス語、僕は英語の勉強。まあ、はっきり言って僕はもう勉強とかどうでもよかったんですけどね。


それでも教科書を復習などをしつつ、分からないところを彼女の質問したりするわけです。彼女は高校時代に留学していた経験があり、英語に関してはプロフェッショナルな域に達しているので、正しい発音などをレクチャーしてもらうわけです。

「塩田さん、ここの文章、ちょっと読んでみて」
「声に出して読むの?」
「うん、塩田さんの発音聞いてみたいから」
「"Americans don't speak a single ‥‥‥‥‥‥"」
「やっぱ発音きれいだね」
「ありがとう」

まあ、「発音聞いてみたい」というあたりで、もう勉強の内容とは無関係で、興味本位であることが明白になっているわけですが、なんか、そんなやり取りが楽しいことこの上ない。ときどき雑談などしつつ、食堂のがやがやとした雑音を背景に時は過ぎてゆきます。


僕たちはL字型になって四人用のテーブルについて勉強していたんですが、客観的にあのときの僕と塩田さんをもう一人の僕が見ていたら、確実によからぬ感情を抱いていたと思う。呪詛の念とか送っていたと思う。


そんな楽しい時間も瞬く間に過ぎてゆき、午後8時。食堂には閉店の時を告げる音楽が。僕たちは勉強道具を片付けて、すっかり暗くなった外へ出てゆきました。冷房の聞いていた食堂のなかとは違って、湿った暖かい、夏の夜の空気がからだを包み込む。


夜のキャンパスは、茶色のレンガで統一された建物がライトアップされ、昼のにぎやかな明るいキャンパスとは趣きの異なる空間をつくりだしています。そこを塩田さんと正門に向かって歩いていったのですが、もし別の僕が、客観的にこの二人を見ていたとしたら確実に怨念とか送っていたと思う。アフリカの少数部族に伝わる強力な呪いをかけていたと思う。


正門を出て、もう人通りもまばらとなった駅までの長い坂道をくだってゆく。いつもは長くて長くて嫌になるこの坂も、この日だけは悪くないと思いました。いや、もっとずっとずっと続いていればいいのに。下宿が隣の駅にある塩田さんは駅へ、歩きで通っている僕は別の道へ分かれて帰宅しましたとさ。



とまあ、たんたんときのうのことを書いてみたわけですが、あれですね、これの話にはオチがないのかと思われたでしょう。しかし考えてみると、恋にオチた可能性も否定できないってことで。
posted by グレエ at 23:39 | Comment(6) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月16日 Sun

新・桃太郎【フィクション】

あるところに、お爺さんとお婆さんがおりました。お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に、智子は病院で陣痛を感じておりました。


お爺さんが最新式の芝刈り機TX-66(HONDA製)でギュインギュインと芝を刈っているそのとき、お婆さんが洗濯をしていた川の上流からどんぶらこどんぶらことバレーボールほどもある大きな桃が流れてきました。お婆さんは桃を小脇に抱えて家に戻りました。


夜、お婆さんが桃を包丁で切ってお爺さんとふたりで食べていると、お爺さんの携帯が一通のメールを受信しました。送信元は病院にいる智子でした。

「無事、元気な男の子が生まれました」

お爺さんはお婆さんに「TUTAYAで借りたDVD、今日で返却期限だから返してくる」と言い残し、急いで病院へと駆けつけました。

「智子っ!」
「あなた、奥さんを放っておいて大丈夫なの?」
「そんな心配はいい。よくがんばったな」

こうして、お爺さんと愛人の智子のあいだに隠し子ができたのでした。お爺さんは、その子が桃を食べているときに生まれてきたことにちなんで、その子を桃太郎と名付けました。


それから17年、桃太郎はネコまっしぐらといった勢いで不良への道を突き進んでいました。女手一つで一生懸命育てた智子の愛情はほんものでしたが、やはり父親の不在に寂しさを感じていたのでしょう、桃太郎の心は荒みきっておりました。


高校には週に1度か2度顔をだすくらいで、その他の日は街の喫茶店やゲームセンターで仲間とツルんでぶらぶらする桃太郎。悪そうなヤツはだいたい友達で、盗んだバイクで走り出して留置場に放り込まれることさえありました。それでも檻の中でラジカセを聞きながらジャンプを読む桃太郎にまったく反省の色はありません。


そんな生活をしていた桃太郎は、高校一年生という異例の若さで地元暴走族の頭に登り詰めておりました。総勢30を数える単車の群れ、その先頭には改造を施した愛車CB400にまたがる桃太郎。特攻服の背中には「日本一」の刺繍が施されていました。


町外れの公園の駐車場で連夜のように行われる族の集会、しかしその夜はいつもとは違う、ただならぬ空気が流れておりました。いかつい面々の中心で桃太郎が口を開きます。

「もう知っている者もいると思うが、ここ最近、隣町の族レッド・デモンがおれらのシマを荒らしてるらしい」

ざわめく族のメンバーたち。夜の空気に緊張が走る。

「いいか、このままヤツらに好き勝手やらしとくわけにはいかねぇ。シマ荒らされたからには黙ってるわけにはいかねぇんだ。これはおれらのメンツに関わる問題だ。よって明日の夜、ヤツらの集会現場を襲撃する」


次の日の夜、鉄パイプやチェーンを手に集結する桃太郎ら族のメンバーたち。迎う先はレッド・デモンがいつも集会に用いている隣町の波止場、通称鬼ヶ島。爆音を轟かせ、桃太郎たちは夜の街を疾走してゆきました。


波止場で集会を開いていたレッド・デモンたちを、30からのヘッドライトが照らします。何事かと色めき立つ強面の不良たち。単車から降りて一人でそこへ歩み寄る桃太郎、それを迎えるレッド・デモン族長。

「隣町の桃太郎さんがこんなところまでいらっしゃるとは、何の用だい?」

両暴走族のメンバーが固唾をのんで族長同士の対話を見つめる。

「何の用できたかは、あんたが一番よく知ってるんじゃないか? 胸に手ぇ当ててよく考えてみな」
「さあ、何のことだかさっぱり‥‥‥」
「いまワビ入れれば、半殺しで済ませてやるぜ」
「は? 変な頭して調子にのってんじゃねぇよ」

その瞬間、桃太郎の目の色が変わり、目にもとまらぬ早さのパンチが相手の腹にのめり込み、にぶい音が闇夜に響き渡りました。桃太郎は自慢のリーゼントを馬鹿にされると後先考えずにキレるという性格だったのです。

「うぉー!殺っちまえー!」

桃太郎の一撃が戦いの狼煙となり、血で血を洗う戦いがはじまりました。それはもはや喧嘩という生易しいものではなく、戦争のような激しさを呈していました。乾(いぬい)は釘バットで次々と敵をなぎ倒し、勝(まさる)は鉄パイプで相手をめった打ちにし、由紀治(ゆきじ)はメリケンサックをはめた拳で顔面を殴打していました。


総勢60を越える不良どもが入り乱れての大騒ぎ。と、突如、その現場に黒塗りのベンツが現れ、中からスーツに身を包んだ数人の男が出てきました。一瞬にして手を止め、静まりかえる暴走族たち。


彼らはこの辺り一帯を仕切っている暴力団の組員でした。レッド・デモンとは保護と人材の供給という形で蜜月の関係にある暴力団でしたが、黒スーツのなかのリーダー格らしき男がつかつかと歩み寄ってドスのきいた声で言いました。

「おい、このお祭り騒ぎはいったいなんなんだ?」
「す、すみません。やつらが急に攻めてきたもので‥‥‥」

萎縮して謝罪するレッド・デモンの族長。

「どうやら若ぇもんの教育がなっとらんかたようじゃのぅ。おまえらが他所の族のシマに出入りして好き放題やっとるっちゅう噂は聞いとるんじゃ」

青ざめるデモン族長。

「相手の頭はどちらかな? できれば今回だけはこいつら許してやってくれんか?」
「あんたらが誰だか知らないが、これはおれたちの問題だ。邪魔すんじゃねぇよジジィ」

ぷっつんきてる桃太郎は、相手が暴力団だろうがなんだろうがおかまいなしです。しかし、桃太郎の顔を見たとき、組員の顔色が変わりました。

「おまえは‥‥‥桃太郎じゃないか?」

リーダー格であった組員はあのお爺さん、つまり桃太郎の実の父親でした。

「なんであんたがおれのことを知ってるんだ?」
「桃太郎、まさかお前とこんな形で会うことになろうとは‥‥‥」

お爺さんは桃太郎を自分とおなじ、汚れた世界に引き込みたくない、まっとうな人生を送ってほしいという願いから、生涯父親として名乗り出ないと決めていたのです。しかしなんという数奇な運命! 死んでも会うことはないと決心していた実の子桃太郎が、目の前で返り血を浴びて自分を睨みつけているのです。智子から年に一度送られてくる写真の桃太郎とは正反対の荒んだ表情に、お爺さんは悲しみをこらえきれませんでした。

「桃太郎。実は、わしはお前の実の父親なんじゃよ」
「は? ふざけたこと言ってんじゃねぇぞボケジジィ! さっさと帰りな!」
「これを見てくれ」

そう言って、お爺さんはサイフから一枚の写真を取り出しました。そこに写っていたのは、幸せそうに微笑む若かりし日の智子とお爺さんでした。

「そ、そんなはずはない。おれのおやじは、おれが生まれる前に交通事故で死んだはず‥‥‥」
「悪かったな桃太郎。しかし分かってくれ、お前をわしみたいな人間にしたくなかったんじゃ。ほんとうに、悪かった」
「お、おやじ‥‥‥」
「桃太郎‥‥‥」

生まれてはじめて出会った桃太郎とお爺さんは、抱き合って涙を流しました。この感動の再開に心を打たれたギャラリーたちも涙を禁じ得ませんでした。まさに鬼の目にも涙。

「桃太郎、おまえはまだ若い。今からでも十分やり直せる」


その夜から半年、桃太郎は暴走族を抜け、高校も退学し、渡米を決意しました。部屋でトランクに荷物をまとめる桃太郎は、「日本一」の刺繍が入った特攻服を手に取り、荒んでいた頃の自分を思い出していました。

(日本一、か。おれはなんて小さな人間だったんだろう)

桃太郎の目から大粒の涙がこぼれ、日本一の刺繍の上にポタリと落ちる。そのとき、母親が部屋のドアをガチャッと開ける音がしました。急いで袖で目をこする桃太郎。

「あんた、アメリカ行ってどうするつもり?」
「おれ、本気でやってみたいことがあるんだ」
「なにを?」
「おれの気持ちを、音楽で表現してみたい」
「ま、何するにしても、中途半端で戻ってくるなんてことないようにね。挫折してうちに帰ってきても、入れてあげないんだから‥‥‥」
「ひどいな、母さん」
「寂しく、なるわね」
「毎週手紙書くよ」

そうして桃太郎は、大きな野望を胸に秘め、単身アメリカへと渡ったのでした。





























エミネム(桃太郎).jpg


桃太郎、のちのエミネムである。
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2006年07月17日 Mon

たらこ対話編【ゲスト】

たらこA&B.jpg


たらこ左「グレエのやつ、きょうの日記は何書く気かな?」

たらこ右「なんかネタがなくて困ってるっぽいよ」

左「そりゃそうか。きのうもきょうもひきこもってたわけだし、ネタになることもないもんな」

右「前回は4時間もかかって下らない話書いてたけど、さすがに試験が迫ってきてそんなのを毎回書くわけにはいかないみたい」

左「そのくせきのうはネットしかしてない」

右「確かに。でもきょうはあいつもやる気出してたみたいだった」

左「ああ、でも大学の図書館に行ってみたら休館で、キャンパスの真ん中で泣いてたっけ」

右「試験期間の祝日に図書館行くとか、ほんと馬鹿だな」

左「それでも部屋ではちゃんとドイツ語とラテン語の勉強やってたぜ。なんかパソコン触りながらだったけど」

右「ああ、それ、ラテン語の文章をGoogleで検索して訳を丸写ししてたんだよ」

左「マジかよあいつ! 横着しやがって!」

右「まあまあ、それくらい許してやってもいいんじゃない? あの授業は先生の教え方が酷すぎる」

左「まあな、説明が下手だし、毎回今にも死にそうな状態だからなあの先生」

右「ところで最近のあいつの日記、やたら長いよな」

左「うん、あれじゃはじめて来た人はめんどくさくて読んでくれないだろ」

右「試験期間に入ってちょっと更新頻度上がってるくらいだし、ミクシィ日記に至っては毎日更新してるし、いったい何考えてんだか‥‥‥」

左「ジャンキーだな、ジャンキー。日記ジャンキー」

右「そういえば、今グレエは何やってんだ?」

左「夕飯買いにコンビニに行った」

右「あいつ、またコンビニ弁当か。体に悪いぞ」

左「お金もかかるのになぁ‥‥‥あっ、帰ってきた! やばい、元の位置に戻れ!」
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2006年07月19日 Wed

暇潰し【日記】

どーもー、グレエでーす。暇でーす。


きょうはやや重い試験が2つあったのですが、あしたから月曜日まで1つも試験がありません。4日間も予定なしって、どうしろっていうんでしょう? どうしろっていうんですか? 勉強しろってか? ずっと勉強だけしてろってか? やってられっかべらぼーめ!


‥‥‥えーとその、すみません、正直、書くこと決めてません。書くことがありません。


あの、僕の場合、書くことといったら自分の生活上のことか妄想くらいしかないわけなんですよね。他の人だったら社会の動きだとか芸能人の話とか、テレビで知ったことをネタにして日記を書ける。やれイナバウアーがどうしたワールドカップがどうした極楽トンボの山本が性犯罪を犯したと、さながら尽きることのない泉のようにして日記が書ける。その点、僕の場合は部屋にテレビはないわ新聞は取ってないわという世捨て人的な生活をしているので、世の中のことがぜんぜん分からない。


テレビというのは確かに便利なツールです。少なくとも先進国の間では必要不可欠なメディアになったといっていいでしょう。ニュース、スポーツ、教養、娯楽、それらすべてを網羅し、また世論を形作る上でもおそらくもっとも影響力の大きなメディアであるといえます。


しかしテレビによる害悪というのもまた大きいと思うのです。世の中の人はテレビがあって当たり前で、毎日2、3時間くらいはふつうにみると思いますが、知らず知らずのうちに大きな影響を受けているはずです。その最たる例が欲望のコントロールなのです。


毎夜のように放送されるドラマ、そこでは美男美女が脳がとろけるような恋をして視聴者はそれをみて「あんな恋がしてみたい!」なんていう幻想を抱くわけです。伊藤美咲だとか木村拓哉みたいな人とロマンティックな恋をしたいなんて考えるわけですよ、ブサイクが。もうね、アホかと、馬鹿かと。そんなドラマみたいな恋がそこらへんに転がってるはずがないだろうと。お前に、お前ごときに伊藤美咲レベルの女性が興味を持つわけがないだろうと。お前は生まれてから一度も鏡を見たことがないのかと言ってやりたい。


あるいは娯楽番組、料理だとか旅行だとか、様々な分野についての番組が狂ったようにブラウン管や液晶から垂れ流しにされている。しかしちょっと考えて頂きたい。自分は滅多に体験することのない、もしかしたら一生縁がないかもしれない高級レストランの夕食や豪華な海外旅行、そんなものを毎日のようにみていたら自分の現実生活がひどく貧しく感じられてしまうのではないでしょうか? 欲求をかき立てられることによって自分を見失う。質素倹約の美学を忘れて分不相応な生活をうらやむ。それは精神衛生上よろしくありません。


そして極めつけはコマーシャルですよ。なんなんですかあれは? あれはなんなんですか? 番組をみている途中で15分に一回という狂っているとしか思えないペースで差し挟まれ、本来なら興味のかけらすらない商品を何度も何度もみさせられる。実際は単なる清涼飲料水に過ぎないものに、ドラマ性や人気俳優のイメージを植え付け、繰り返し放送することにより視聴者の購買意欲を促す。これはひどく不健全だし不自然なことだと言わざるを得ません。例えるなら15分に一回、チョコレートパフェを見せつけられるようなものです。

「ねぇ、ほら、このパフェおいしそうでしょ? 食べたい? でもあげないよ」

と言われているようなものです。そんなやつがいたら本気で顔面にパンチをくらわせてやる。顔がムカつくやつだったら歯をへし折ってやる。かわいい女の子だったら「いじわるなやつ〜!」って言ってギュッて抱きしめてやる。キスしてやる。キスがしたい。


そうやってテレビは現代人の欲望を喚起し、企業の利益や経済に都合のよいように商品を買わせているのです。現代という時代は、狂っている。


すみません、ちょっと話が脱線しましたけど、月曜日まで試験がないわけなんですよ。明日あさってあたりは暇だし人としゃべる機会もないしで廃人のような日々を過ごすことになるのは火を見るより明らかです。ほんと困った、マジで困った。こういうときテレビでもあれば暇つぶしになっていいんだけど。
posted by グレエ at 22:27 | Comment(4) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月20日 Thu

人生の目的【日記】

人間は何のために生きるのだろう?


この大問題に、人類は数千年ものあいだ頭を悩ませてきた。古代ギリシアの賢者も必死になってこの問いに取り組んだし、歴史上、この問題が無視されることはなかったと思う。人間として生まれてきたからには、この問いからは逃れられない。


しかし現代人の生活を見ていると、どうもこの問題に真剣に答えようとしている人はほとんどいないようにすら思える。率直に言えば、人生の意味について考えていないように思えてしまう。


戦後の急速な経済成長を遂げ、世界でもトップクラスの先進国となった日本。物があふれかえり、食べ物は文字通り捨てるほどある。毎日の時間を退屈せずに過ごせる娯楽も豊富になって、子どもはいつでもどこでも携帯用のゲーム機で遊びに興じ、青少年はカラオケやボーリングで愉快な休日を過ごし、中高年の人々はゴルフや旅行を楽しんでいる。しかし快楽を追求するのに反比例して、人生の意味が希薄になっているんじゃないかと思う。人間の一生が極めて単純になってしまっているんじゃないかと、僕は危惧しているのです。


おそらく昨今の凶悪犯罪というのも、人生の重さが分からなくなったからこそ起こった悲劇なのではないでしょうか。友人がいじめられたから、ムカついたから、そういったあまりに短絡的な理由で人を殺す。それは人生、つまり人間の命の重みが実感できないからだと思います。もし人生について真剣に悩み考えていたら、そんなことはできないと思うのです。僕は改めて問いたい。


果たして、人生の目的とは何なのか?


ある人は異性にモテることだと言うかもしれない、ある人はいい大学にいっていい企業に就職することだと言うかもしれない、またある人は名誉やお金を得て勝ち組になることだと言うかもしれない、しかし人生とはそんな薄っぺらなものなのでしょうか? 人間の一生は、そんな外面的なものによって決定されるほど軽いものなのでしょうか? そんなはずはないと思うのです。


哲学者デカルトの言葉に、こういうものがあります。

「欠けるところのない決意と徳をもって、自己の最善と信ずるところをすべて実行したのだと、良心が証明してくれさえすれば十分なのです」

つまり、他人の評価がどうであれ、自分が正しいと信じたことを成し遂げれば、それで自分は満足である、よい人生を送ったと自信を持って言える、ということだと思います。そう、何を所有しているか、他者にどんな評価をされるか、そんなものは関係ない、要するに自分が最善だと確信したことを実行できたかどうかだけが人生において意味を持つのです。


文明の発達や物質的な豊かさによって、残念ながら現代人の人生は空虚なものになってしまったと思います。しかしそんな悲しい時代のなかでも、僕は自分なりに人生の意味を考え、最善だと思ったことをやり、老人になったときに「自分の人生は、いい人生だった」と言えるようになりたいのです。


僕の周りにはパソコンがあって携帯電話があって漫画があって、あたかもそんな高尚なことは考えさせまいとするかのように誘惑がちりばめられているけれど、それらに負けないように生きて行きたいと思います。人生の意味について考えて、一日一日、一瞬一瞬を精一杯生きていきたいと思うのです。
















【きょうの僕の一日】
午後2時:起床、その後ネットしたり漫画読んだり。
午後6時:大学に行ってブログのネタを考える(妄想)。
午後8時:帰宅、その後ネット。
午後10時:ブログ。



精一杯生きるのは明日からってことで。
posted by グレエ at 21:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月21日 Fri

うるさい【日記】

ボク、ウルサイ奴、大キライ。


そう、僕はついつい言葉が片言になってしまうくらいうるさい奴が嫌いなのです。思わずミスターポポの口調になってしまうくらいうるさい奴が嫌いなのですよ。公共の場所で無神経に大声でしゃべったり爆笑したり、そういう人種が許せない。


先日、暇つぶしにキャンパスの中のある建物に行きました。そこはネットに接続されているパソコンがたくさん設置してあって自由に使えるというネット中毒の僕にとってはパラダイスのような場所。その日も意気揚々とその楽園へと赴いたのです。


でも、その場所が酷いもんなのよ。自動ドアを入ってまずエレベーターで上にあがり、通路を通ってそのパソコンがある教室へ行くのだけれど、その途中の通路が酷い。楽園っていうか、アヘン窟みたいになってる。もう無法地帯。治外法権みたいになってる。


そこには茶髪だったり金髪だったり、頭がスパーキンなヤンキーみたいな人種が溜まっていまして、思い思いに地面に座ったり寝転んだりしてるんですよ。それで大声でなんか話してるの。

「あー、マジだりー。試験マジだりー」
「ほんとだよなー。大学爆発しねーかなー」
「じゃあおれ、明日キャンパスにダイナマイト仕掛けるわ」
「おま、それはヤバいべ! うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」

まあこれは想像上の会話なんですけど、なんかそんなテンションでくっちゃべってんですよ、バカが。いや、ここは大学ですよ。公共の場ですよ。通路ですよ。なんでそこに座ったり寝転んだりしとんねんと。ここはお前らの部屋かと。お前らをダイナマイトで爆破したわ。


奴らがそこで談笑する光景は、世界史の教科書の挿絵でみた中国のアヘン窟そのもの。そこが学問の府である大学の一隅だなんて、とてもじゃないが信じられない。アヘン戦争が始まっちゃうんじゃないかって勢いで笑い転げてたからね。文字通り床で笑い転げてたからね。


そんなアヘン窟を抜けると、パソコン数十台が整然と並ぶ教室。空いている席に座って電源を入れます。そうしていつも見ているサイトを次々に巡回。いやあ、やっぱネットはいいよね。ネット最高。もうネットの世界だけで生きていける。などと引きこもりへの階段を全力で駆け上っていると、前の席に座ってる女子二人が話し始めた。

「この前飲み会したときさー、マリナとジョニーがぐでぐでに酔っぱらっちゃってー」
「マジー?」
「ジョニーが一人で帰れないからあたしとヒデで送ってたのー」
「最悪だねー」

よく覚えてないのだけれど、そんな話をおっぱじめたのですよ、教室内で。ネットを堪能している僕の目の前で。もう切れそうになったね。いくら解放されている教室だとは言え、長々と大声でおしゃべりするなんて許せない。お前らのくらだない会話と僕のネットサーフィンのどっちが大事だと思ってんだ。どっちもどっちだけど。


で、前の女子二人の後頭部に突き刺さるような視線を送っていたそのときですよ。隣の席に座った男が猛烈な勢いでキーを叩いてるの。チンパンジー顔負けの乱暴さでキーを叩きまくってる。そいつのモニターを見てみるとまだ起動の途中だったのだけれど、その遅さに業を煮やしたチンパンがイライラしてキーボードを連打。連打したって早く起動するわけじゃないのにキーボードを叩き割る勢いで連打。バカかこいつ。


起動したら起動したで、コンビニ袋からプリンを取り出して堂々と食べはじめる始末。教室の前には日本語ではっきりと飲食禁止と書いてあるのにプリンを食べはじめた。うん、ほんとにチンパンジーなんじゃないかと疑いたくなりましたよ。


それからしばらくするとまた見るからにバカそうな男が数人教室に入ってきて、プリン食ってたチンパンジーに話しかけて彼の周囲に座ってきたんですよ。いやもう、勘弁して欲しい。


いよいよその場のうるささや無神経な会話に耐えられなくなった僕は決然と立ち上がりましたよ。パソコンのスイッチも切って立ち上がりました。

「ちくしょうお前ら、公共の場所でうるせぇんだよ! 話なら外でしろ! 他人の迷惑考えやがれ!」

と思いつつ教室を出てってやった。


教室を後にしてその建物、っていうか現代版アヘン窟から外に出るまでにも、やはりまたうるさい人々がいらっしゃって騒いでるんですよ。浴衣を来たアホっぽい女の子とか相変わらず汚い床に寝転ぶ男がどうでもいい話をしている。ああもう、我慢の限界だ!

「お前ら、いい年して廊下に寝転んだりして恥ずかしくないのか! それじゃ小学生と同じレベルじゃないか! お前ら老けた小学生か!」

たまりかねた僕は心の中でそう一喝し、静かに出てってやった。出てってやった。
posted by グレエ at 19:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月22日 Sat

やさぐれ相談室【日記】

こんにちはー! グレエお兄さんだよ!


きょうはチビっ子たちの将来の夢について、お兄さんがアドバイスをするよ! それじゃあ行ってみよー!



【とおるくん、5歳】
ぼくは、おおきくなったら、宇宙飛行士になりたいです。
【アドバイス】
たぶん無理。


【たくやくん、6歳】
ぼくは、おとなになったら、お父さんみたいなりっぱなお医者さんになりたいです。
【アドバイス】
2025年には医者の数が過剰になるそうです。やめておきなさい。


【えりちゃん、4歳】
おおきくなったらお父さんとけっこんしたい。
【アドバイス】
10年経ったら考えが変わるはずです。


【たけしくん、6歳】
おとなになったら、じゅんこせんせーとけっこんしたいです。
【アドバイス】
きみが大人になる頃には先生は中年のおばさんなんだよ、それでもいいの?


【あやちゃん、6歳】
おとなになったら、きれいなおよめさんになりたいです。
【アドバイス】
14年経ったらもう一度お兄さんにお便りを送ってね!


【わたるくん、7歳】
パイロットになりたい。
【アドバイス】
たぶん無理。


【さえこちゃん、5歳】
しょうらいは、お花やさんになりたいです。
【アドバイス】
そうですか。


【けいすけくん、7歳】
せかいいちはやいレーサーになりたい。
【アドバイス】
たぶん無理。



【ゆうじくん、5歳】
コアラになりたいです。
【アドバイス】
ぜったい無理。



はい、きょうもいろんな夢があって楽しかったね。お兄さんのアドバイスは参考になったかな? まだまだみんなの将来の夢を募集してるから、どんどんお便り送ってね。ちなみに、上のお便りはぜんぶお兄さんのねつ造だから、ほんきにしちゃだめだよ。じゃあまたねー。バイバーイ!
posted by グレエ at 00:47 | Comment(8) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月23日 Sun

100回目【日記】

本日は朝からLANケーブルをぶち抜いて勉強に勤しんでおりましたグレエです、こんばんは。


さて、開設以来約5ヶ月が経過し、記事数が今回の日記でちょうど100となりました。まあ、あとで過去記事とか消すかもしれないからズレる可能性はありますが、とりあえず現在のところは100。もう「開設したばかりのサイト」ではなくなってきましたね。


2月後半にブログを開設し、だいたい毎日か一日置きに更新してきたわけですけど、考えてみると相当な時間がブログ更新に注ぎ込まれたことになりますよね。貴重な青春時代の数百時間がこんな文章のために浪費されたのかと考えると、いますぐに京都タワーから飛び降りて自殺したい衝動に駆られます。


でまあ、100回目だからといって企画とかそういうのはないのですが、折角なので僕の写真をさらします。それも、目線とかモザイクとか一切なし。正真正銘、僕の素顔です。では、これからもよろしくお願いします。


























グレエの素顔.jpg



ごめん、ちょっとブレた。
posted by グレエ at 20:43 | Comment(8) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月24日 Mon

すいみん不足【アート】

元歌『スイミン不足



今日も いつものスイミン不足
頭が痛くなっちゃうよ
いつもの学校のいつもの教室
あの子も今日は憂鬱だね
すいみんすいみんすいみんすいみんすいみん不足

今日も いつものスイミン不足
だいぶテンパっ来ちゃったよ
たくさんやることはあるのに
頭がちっとも働かない
レポートがわたしを悩ませる
語学があの子を悩ませる
試験がみんなを悩ませる
みんなは 心を痛めてる


ああ ノートはこんなに白いのに
講義はそんなに出てないのに
範囲はとっても広いのに
どうして あしたが試験なの?
すいみんすいみんすいみんすいみんすいみん不足

ああ ノートはこんなに白いのに
講義はそんなに出てないのに
持ち込みは一切不可なのに
どうして あしたが試験なの?
すいみんすいみんすいみんすいみんすいみん不足
posted by グレエ at 20:00 | Comment(7) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月25日 Tue

禁煙宣言【日記】

死なせて欲しい。


本日をもって、僕の期末試験は終了いたしました。本来であればここで喜びのあまり裸で街を練り歩いたりするはずなのですが、試験終了なんてどうでもよくなるような憂鬱な出来事が起こりました。


最終の試験を終え、僕はひとりでキャンパスの近くのマックではやめの夕食をとっていました。そうしてレポート用紙とシャーペンを取り出し、徒然に思いを綴る。何か一段落したときにマックで日記を書くというのはここ2年の僕の習慣でして、きょうもたらたらとおもしろくもなんともない日記を書いて2時間ほど過ごし、電車に乗って帰ってゆきました。こんなことせずに、まっすぐ家に帰ればよかったのに‥‥‥。


各駅停車の車両に揺られ、暗い闇の中を走る電車。最寄りの駅に到着したときには、時計の針は8時をまわっていました。改札を抜け、カエルの鳴き声だけがする田舎道を通り、自宅へと向かいます。

(ふー、やっと試験が終わった。これで明日から好きなことができる)


そんな開放感に浸りつつ、僕はカバンから煙草を一本取り出して火をつけたのです。いつもなら滅多にしない歩き煙草。一日に5本程度しか吸わない煙草。それをこのタイミングで‥‥‥。


生暖かい、夏の夜の空気に白い煙を吐いて歩いていると、前方から学生の男女が歩いてくるのが見えました。僕は今日、遠い方のキャンパスに行ったのですが、そのふたりは近くにあるキャンパスから戻ってくるようでした。長い長い坂を下って。


もう夜の8時をまわっていたので人影はほとんどなく、前方から歩いてくる男女ふたりがひと際目につきます。ちくしょう、ちくしょう、どうせ僕は一人だぜ。なんて卑屈になって煙草をふかしながら通り過ぎようとしたそのときですよ。

「グレエくーん」

女の子の方が僕の名を呼ぶではありませんか。驚いてその声の主に視線を向けると、笑顔でこちらに手を振る塩田さんの姿がありました。


塩田さんというのは僕とおなじサークルに所属する女の子です。で、先日僕が誘って彼女とふたりでいっしょに勉強をしたのですが、それ以来ちょっと、ときめきメモリアルな感情を持っているのです。いいですか? その人が、夜に、見知らぬ男と、反対側から、歩いてきた、んですよ? もう死にたくなりました。軽く5回は自殺したくなりました。引き返して線路に飛び込んでやろうかと思った。


それで、憎々しく思っていたふたり連れの一人が塩田さんであるとわかり、だいぶ狼狽しましてね。ええ、狼狽したんですよ、狼狽。例の勉強会から会ってなかったこともあってかなり狼狽しましてね。手は振り返したものの、なんか、普通に声が出ませんでした。「あっ‥‥‥」とか言ってました。


彼女は男友達も多いですから、男の方はただの友人だと思うのですが、しかし彼女が男と歩いていたというだけで軽く5回は死ねるくらいショックです。なのに、さらに悪いことに僕は煙草を吸っていたのですよ。以前であればこんなの気にしないわけですが、今となってはこう、なんか印象悪いかな、とか思うわけですよ。まあ以前は彼女にも見えるところで平気で吸っていたのですが、今となってはこう、気にしてしまうわけですよ。

「煙草吸う人ってイヤ」

とか思われていたら最悪ではないですか。軽く18回は死ねるじゃないですか? だからもう、彼女とすれ違った3秒後には固く決意していました。もう、煙草は辞める、と。


3年間吸い続けてきて一度も禁煙しようとは思わなかった煙草。それをたった3秒で辞めると決意。18本残っていた煙草の箱も、道すがらコンビニのごみ箱に捨てました。部屋に帰ってからは部屋中のライターやマッチ、空き箱や吸い殻を集めてぜんぶマンションのごみ置き場へポイ。うん、なんかもう、ごみ袋を運びながら泣きそうになってた。っていうか泣いた。


それでもなんだか気持ちの収まらない僕は、mixiの日記に禁煙の宣言をしたのですよ。それがつい2時間ほど前です。無期限での禁煙を高らかに宣言。塩田さんもmixiをやっていますから、これを読んで煙草を辞めたことを知って欲しい。そして嫌わないで欲しい。っていうかつきあってください。そんな思いを込めて電光石火の素早さでタイピング。日記をアップロードしました。

「明日からぜったい禁煙します!」

さて、これで塩田さんの僕への印象もアップするはず。とか思っていたら、日記のアップロードから8分という電光石火の早さで塩田さんからコメントがつきました。

「禁煙‥‥‥。わたしはさっき見たぞw」


明日からだと言っとろうがっ! っていうかな、呑気にコメントとか書いてるけどな、お前に見られたからやめるんじゃあボケェェェェェェ! うわーん!


というわけで、これまでの日記でもっとも死に近い状態でお送りしました。きょうで更新がストップしたら死んだと思ってください。
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2006年07月26日 Wed

勉強ノススメ【日記】

学校の勉強って大事だと思う。


大学入学以前、つまり小中学校、高校、そして浪人の日々は、どちらかというと勉強はやらなければいけない義務だと感じる人が大半でしょう。僕の場合はそれほど勉強が嫌いではなかったから、高校時代を除けば順調に、どちらかと言えば楽しんで勉強をしていたのだけれど、周囲の人々にとっては苦痛でさえあったようです。

「勉強したくない」
「つまらない」
「なんでこんなことをしなくちゃいけないんだ」
「こんなもの、社会に出たら役に立たない」
「センコー死ねハゲ」

と、ほとんどの人は勉強をする意義を感じられず、せいぜい受験を突破するための義務であると考えていたようです。


しかし、僕はこれに異議を唱えたい。勉強というのは、ただ受験のために知識を暗記するだけではないのです。受験さえ通過すればぜんぶ忘れていい。決してそんなチャチなものではないのです。20歳前に勉強によって身につけた知識や思考能力が、僕たちを幸せに導いてくれることもあるのです。


例えば、ある男性が自分の部屋でアイスのピノを食べながらこう思ったとします。

(このピノ、横にすると台形に見える。台形の面積の求め方は確か上底足す下底、かける高さ割る2、だったっけ。懐かしいなあ‥‥‥)

不意に蘇る小学校高学年のときのセピア色の思い出。そう、台形の面積公式を覚えた頃、彼はまた恋というものを知ったのでした。


片想いの相手は、おなじクラスの舞子ちゃん。彼女のことが気になりはじめたのだけれども、恥ずかしがり屋の彼はなかなか話かけることもできません。廊下ですれ違うだけで、顔が真っ赤になってしまう。


密かに思いを寄せる徹ができることと言ったら、給食で彼女にだけ多めによそってあげたり、勇気を振り絞って「おはよう」の挨拶をする程度。好き、もっといっしょにいたい。幼く純粋な感情は積もってゆくのだけれど、彼には彼女を遠くから見つめることしかできません。


そうしてふたりは小学校を卒業し、そのまま地元の中学校へそろって進学。はじめは心細さもあって、幼なじみのふたりの距離は急接近。これまで舞子を遠くから見つめるだけだった徹も、休み時間ごとに彼女と語らうようになりました。あるときふたりで本屋に買物に行ったのをクラスメイトにたまたま目撃され、徹と舞子は付き合ってるんじゃないかという噂まで教室を飛び交います。

「うるさいな。そんなんじゃないよ!」

男子たちのしつこい冷やかしに反論する徹。けれど、内心どこかくすぐったいような、喜びに似た感情があったのでした。


徹と舞子はデキている。そんな噂が出回り数日、徹は舞子の変化に気がつきます。いつもは明るくて元気いっぱいの笑顔を振りまいている舞子。どんなに憂鬱でも、心を明るく照らしてくれる舞子。そんな舞子が浮かない顔をしています。

「おはよう舞子」
「‥‥‥‥‥‥」
「どうしたの? 元気ない?」
「‥‥‥ねぇ、もうあんまり話しかけてこないで」

目も会わせず、机に突っ伏しながらポツリと言う舞子。数日以来の噂に舞い上がっていた徹の胸に、彼女の一言が突き刺さりました。なんで? なんで昨日まであんなに仲よかったのに、急にそんなに冷たくなるの? 状況を理解できない徹。思春期の舞子の繊細な気持ちを理解するには、徹もまた若すぎたのでした。


それからは徹はクラスの男子、舞子はクラスの女子とだけ遊ぶようになり、ふたりのあいだの溝は小学校時代以上に深まってゆきました。いつしか徹の好意も薄れ、芽生えかけていた舞子の徹への気持ちも消えていってしまいました。


疎遠なまま迎えた中学の卒業式。ふたりは別れを悲しむでもなく、それぞれ別の高校へと進学しました。まったく違う場所で、まったく違う仲間と高校時代を送るふたり。徹も舞子も、お互いのことはすっかり忘れて、新しい恋に夢中になり、別々の人生を歩んでゆきました。


台形をしたピノを見つめ、そんな遠い昔の甘酸っぱい恋を思い出す徹。

(あの頃のおれは本当にバカだった。クラスの男子にはやし立てられる舞子の気持ちも分かってやれなくて‥‥‥)

ピノが溶け出し、徹の指を伝わる液体のバニラアイス。

「なにボーっとしてるの? カーペットまで汚れちゃうわよ」
「あ、ごめんごめん」
「そろそろ式場決めて予約しなきゃなんだからね。ちゃんと徹も考えてよ」
「悪かったよ舞子」

別々の大学を卒業した徹と舞子は、就職先の職場で奇跡の再会を果たしたのでした。そんな彼らが、来月、ついに結婚します。


という具合に、学校の勉強をちゃんと身につけることで幸せが訪れることもあるかもしれないので、ちゃんと勉強しましょうね。
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2006年07月27日 Thu

反カップルのアジテーション【日記】

「すべてのカップルは別れるべきである。」


先日、試験開始前に友人ら3人といっしょに大学の教室でこれまでの試験の出来具合についてしゃべっていました。いつもとおなじ、むさ苦しい男の友人たちと。


すると近くのドアからサークルの友人が入室してきたのですが、けしからんことに、そいつの隣には女の子がいたのですよ。女の子と仲よくふたりで教室に登場し、爽やかな笑顔で手をふって僕の横を通り過ぎてゆく友人。まるで格の違いを見せつけるかのように僕ら男4人のそばを通り過ぎてゆく友人。そしていい匂いをたなびかせて歩いてゆく女の子。そのとき、僕の心のなかにドス黒い感情が芽生えてきたのに気づきました。


なんだろう、この胸の痛みは? なんだろう、この胸を圧迫するような黒い塊は? そのとき、友人と隣の女の子に呪詛の視線を送りながら、僕は思いました。「すべてのカップルは別れるべきである」と。


彼らが恋人同士なのかどうかは分かりません。ただの友人かもしれない。けれど、男が、しかも知り合いの男が女の子と仲よく行動をともにしている姿を見るのは精神衛生上よろしくありません。心の弱い僕なんか、下手したら自殺に追い込まれかねない。カップルは敵であり悪なのです。寂しい人間を精神的に死へと追いやる、史上最悪の殺人兵器に他ならないのです。


僕は正義のために言います。「すべてのカップルは別れるべきである」と。そしてこの正義を社会に浸透さえるため、もういっそ、法律に明記すべきだと思うのです。具体的な禁止事項を挙げるならこんな感じになるのが望ましいと思います。


1:男女が手をつないではならない。
2:男女が必要最低限以上の会話をしてはならない。
3:男女がともに歩いてはならない。
4:男女が隣同士の席に座ってはならない。
5:男女がデートをしてはならない。
6:男女が肌と肌を触れ合ってはならない。
7:恋愛に関する話題は公共の場において一切出してはならない。
8:恋愛を連想させる話題、単語は口にしてはならない。
9:新聞、テレビ、インターネット等、すべてのメディアにおいて恋愛に関する表現を禁止。
10:恋愛をしてはならない。


まあざっとこのくらいの規則は必要だと思います。これらくらいのことをしないと、世の中に無数にいる彼女のいない男性、彼氏のいない女性を守ることはできないと思います。ぜひこれからの政治ではこの路線を徹底して頂きたい。小泉内閣以上に、構造改革に勤しんでもらいたい。マニフェストでこの路線を表明した政党と候補者にはもう無条件で投票する。汚職議員でもプロレスラーでも構わず投票する。


僕のこの主張はやや過激に思えるかもしれませんが、実際は現在の社会の方が狂っているのですよ。道を歩いても電車に乗っても学校へ行ってもカップルカップルで、恋愛界における弱者たちは心底まいっているのです。苦しんでいるんです。下手したら自殺に追い込まれる、そんなぎりぎりのデッドラインで耐え忍んでいるのです。毎晩一人寂しく部屋に戻り、やることといったらブログの更新ぐらい。これはもう、マイノリティに対する弾圧以外の何者でもない。明らかに公共の福祉に反している。憲法違反です。違憲ですよ違憲。


現代日本はなんだか元気がなくて、既成の社会に対する反抗すらできないくらい疲弊していますが、この残酷な現実を考えるならクーデターが起きない方が不自然なくらいなんです。革命が起こったって不思議じゃない。なのに孤独な男女はみな卑屈になって押し黙っている。部屋で孤独にブログの更新をしている。しかし、僕は問いたい。呼びかけたい。

きみたちは本当にこのままでいいのか?
こんな社会が正しいって、心の底から思っているのか?
僕たちの権利を、もっと主張すべきなんじゃないか?
さあ立ち上がるんだ!
僕たちの自由のために!

僕一人にできることといったら、こうしてここで細々と主張を述べることくらいですが、しかし、今できることを精一杯やっておきたいと思います。来るべき、新世界のために。



なお、僕に彼女ができた場合はこの限りではありません。寂しい男女をガンガン自殺に追い込む勢いでイチャイチャするつもりです。
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2006年07月28日 Fri

暑さを越えて【日記】

今日、ドイツ映画でもみてドイツ語とドイツ文化について学ぼうと思い、下宿からやや離れた所にあるTSUTAYAに行ってきました。


いつもは電車でいく店なのですが、今日は天気がいい。7月はどんよりした日が多かったから、ここぞとばかりに光合成しなくっちゃ! と狂ったことを思い、原付でいくことにしました。まあ、切符代がもったいなかっただけなんだけど。


でまあ、愛車を駆ってパイーンと走ってゆくのですけど、暑いのな。うん、死ぬほどに暑い。冗談抜きで、わりと文字通りに、死ぬほど暑い。まず頭上からはメキシコのような太陽の光がじりじりと降り注ぎ、下からは長時間太陽光を吸収して熱々になったアスファルトから熱気が立ち上り、横からはサンタナ(メキシコに吹く熱風という意味)のような排気ガスの風が吹き付けてくるのよ。下手したら熱中症で倒れるぞってくらいに暑い。お好み焼きにふりかけられる鰹節の気持ちが嫌ってほどわかった。


そんな状態であち〜あち〜と思いつつ原付を走らせるのだけれど、他の車の態度がひどいのですよ。原付なんてはしたない乗り物には乗ったことがございませんのよオホホホホッ、っていうマダムはご存じないでしょうが、路上における原付の身分って想像を絶するくらい低いの。車のドライバーは、それこそもう、原付を路上に転がるゴミとしか思ってないからな。下手したらゴミ以下だからな。たぶん奴らは「原付乗りのガキなんか死ねばいい」って思ってるよ。


交通社会に入り込んだ一台の原付。それはもう、狼の群れに迷い込んだ一匹のウサギみたいなものなのです。


ある赤信号にさしかかったとき、僕は原付の小ささを利用して、他の車を脇から抜いて行ったのですよ。いわゆるすり抜けってやつです。で、信号が青になると同時にダッシュしたのですが、後ろの車がありえない加速力でくっついてくるの。原付の方が圧倒的に軽いですから、普通は車より原付の方がスタートダッシュは速いはずなんですが、その車は原付の僕とほぼ互角の加速力を発揮していた。なんかヤな予感がするな‥‥‥。


その車は黒のCUBEで、バックミラーで運転席をみたら運転してたのは元レディースみたいなオバちゃんだったのですが、僕を轢き殺すつもりかという距離まで近づいてきたのですよ。すり抜けされたことに怒っているのか、原付の後ろを走るのはプライドが許さないのか、ありえない近さなの。間違いなく、彼女の辞書には「車間距離」の文字はなかった。


オバちゃんはずっとティル・トゥ・ノゥズで僕の後ろにくっついてきて、鈴鹿サーキットでもないのにデッドヒート。バックミラーをみたらオバちゃんはなんかアイルトン・セナが取り憑いたような顔してたし、僕は僕でバレンティーノ・ロッシみたいになってた。たぶんメットの下はものすごい天然パーマになってた。うん、何かが狂っている。


そのまま走り続けては命が危ないと判断した僕は、次の赤信号でまたしてもすり抜けをして、セナから離れることにしました。停止している乗用車やダンプ、トレーラーを次々に抜かしてゆく僕。それで、青信号になったら、車の列に戻って走るわけなんですが、大型トレーラー2台に挟まれるという最悪な場所に入っちゃった。


トレーラーのあいだに入り込んだ一台の原付。それはもう、2頭の像に挟まれた一匹のアリみたいなものなのです。


片側一車線だから、トレーラーとしても僕を抜かすこともできず、しばらくそのまま走行していました。マジで潰されるかと思った。


そうやっていくつもの死線を乗り越えて目的地へ向かっていたんですけど、さすがにもう途中で断念。このまま行ったら死ぬかもしんない。大変へたれな感じで申し訳ないのですが、諦めて途中から電車でいくことにしました。


しっかし電車ってすげーよな! なんであんな乗り物があるんだろうな! 渋滞はないし、信号はないし、運転する必要はないし、速いし、中は涼しいしでもう驚きの連続だった。はっきり言って感動した。間違いなく感動した。しからずんば感動した。


涼しい車両の中、文明ってすばらしいなとか、はじめから電車で来りゃよかったなとか身も蓋もないことを考えつつ顔をあげると、前の席には背の高いサーファーっぽい男が一人座っていました。なんかやたら日焼けしてて腰パン気味でぺったりしたサンダル履いて足を前に投げ出してて、見るからに僕の苦手とするタイプ。この夏は海にいって地元のギャルをナンパしてあんなことしたりしちゃうんだろうな、っていうタイプ。死ね、死ね、ナンパ男は死ね! とか思ったのだけど、彼の手元をみると、そこにはありえないものがあった。


そのナンパ男、高村光太郎の『智恵子抄』を読んでたの。


いやいや、あなたが『智恵子抄』? その顔で『智恵子抄』? ファッション雑誌しか読んでなさそうな風貌で『智恵子抄』? あんた、宇宙を崩壊させる気? という疑問がわき上がってきた。元カノとか15人くらいいて、その内の11人はガングロギャルに違いないって風貌で、純愛詩集の『智恵子抄』ですからね。下手したら銀河が2、3個吹っ飛びそうなほどの矛盾を感じたわ。


驚きに満ちた電車での移動も終え、いよいよ目的地であるTSUTAYAへ。長い旅を感慨深く思い出しながら颯爽と入店し、時間をかけて3本のドイツ映画を選び出しました。それは以下の3つ。

『ベルリン、僕らの革命』
『点子ちゃんとアントン』
『ふたりのロッテ』

中でも期待度の高いのが、名作と誉れ高い『ふたりのロッテ』。ドイツ映画にはこれまで興味のなかった僕でもタイトルだけは知っていますから、有名な作品なのでしょう。いくつもの死線を乗り越えようやく手にしたビデオ、下宿に帰ってじっくり観ることにしよう。



で、帰ってきたわけなんだけど、僕の部屋、ビデオデッキないんですよね。ビデオデッキもテレビもないのに、ビデオを借りる。例えるなら、パソコンがないのにマウスを買う、ホチキスがないのにホチキスの針を買う、彼女がいないのにデートをする、みたいな状態じゃないか、最後のはちょっと違う気もするけど、とにかく大失敗。


しかし観ないで返却というのは寂しすぎてリストカットとかしちゃいそうなので、mixiの日記でビデオを部屋で観させてくれる人を募集したところ、9時半から現在の12時まで、閲覧者が20人いて応募者0人。ちょっと本気でリストカットしたくなってきた。
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2006年07月29日 Sat

50分物語【フィクション】

うむ、ネタがない。笑ってしまうほどにネタがない。しかし、今日中に更新するためにはあと50分以内で書かねば‥‥‥。


ということでですね、ネタがないときは妄想に限るってことで、50分で出来る限り妄想を書いてみようと思います。たぶんクソみたいな文章になると思いますがご了承ください。



ーーーーー

「あれ、おかしいなぁ?」

正樹はひとりでそうつぶやきながら、机や棚の中を引っ掻き回し、ある物を探していた。

「あの鍵がなくなったら、お父さんにどれだけ怒られるか‥‥‥」

正樹が部屋中をひっくり返すようにして必死で探している一つの鍵。この小さな古びた鍵が、長く険しい冒険の扉を開くことになるとは、この時の正樹には思いもよらなかった。

「あ、もしかして、礼ちゃんの家に行ったときかなあ」

正樹はついさっきまで幼なじみの礼子の家で、夏休みの宿題をやっていたのだった。もしかしたら、そのときに鍵がポケットから落ちたのかも知れない。

「探しにいかなきゃ」

急な木造の階段をぎしぎしきしませながら、転がるように降りてきた正樹は、まだ暖かさの残る自分の靴を履いて大急ぎで礼子の家へ戻って行った。

ピンポーン。

「はい。あれ、正樹、どうしたの?」
「ごめん。さっき忘れ物しちゃったみたいでさ」

あまりに息を切らせて玄関にたたずむ正樹に、礼子はふしぎそうな視線を投げかけた。そんなに息があがるほど急いで取りにくるほど大切なものなのかしら。礼子の好奇心が刺激される。


ぬいぐるみだらけの礼子の部屋に入ると、正樹はすぐさまその鍵がプーさんのぬいぐるみのお尻の下で光っているのを発見した。あまりに古くて、鉄が錆びて黒ずんでいる大切な鍵。その中心部分には、まるでその部分だけ、カットされたばかりのような、まばゆい輝きを発する緑色のエメラルドがはめ込まれている。安堵する正樹の後ろから、肩越しに礼子の顔が覗き込む。

「ねぇ、正樹。なんなのその鍵。そんなに大事なものなの?」
「うん。これはお父さんから貰った、大切な大切な宝物なんだ」
「これは何を開ける鍵なの?」
「これはね‥‥‥」

神妙な顔になった正樹は、父から聞いた、なかば伝説めいた話を礼子に語って聞かせた。彼の話は、要約すると、だいたい次のようなものであった。


正樹と礼子が住む街のどこかに、これまで誰も開けたことのない古い古い扉があって、正樹の持つ鍵はその扉を開けるためのものなのだそうだ。その古い扉をつくったのは数百年前に実在していた魔法使いたちであり、扉の先にはいまでも魔法使いたちが生活する別世界があるのだという。昔、まだ世界に魔法が存在し、誰もが魔法を使えた時代に、ある魔法使いたちが凶悪な黒魔法を用いて暴走をはじめ、世界を恐怖に陥れた。そこで、他の魔法使いたちは彼らをこの世界から追い出すために、彼らを別の世界に閉じ込め、その扉をつくって封印したのだという。扉ができた後、魔法の圧倒的威力への反省からだんだんと魔法は規制される方向にむかい、ついにはこの世から消え去ったのだ。

「それで、その鍵が、その扉を開けるための鍵ってわけね」

いたずらっぽい笑顔で正樹に尋ねる礼子。

「そう。でも、その扉を開けるにはもう一つの鍵が必要なんだ。その扉はふたりの偉大な魔法使いによってつくられたもので、それぞれ別々の鍵穴と鍵とつくったんだ。もう一つは、僕は持ってないんだよ」

「ちょっと待ってて」

そう言って立ち上がり、赤やピンクの人形や文房具をかきまわして何かを机の引き出しから探し出そうとする礼子。どうしたっていうんだろう?

「ジャーン! もう一つの鍵って、もしかしてこれのことじゃない?」

見ると、礼子の手には古びた鍵が握りしめられていた。黒ずんだ鍵の中心には、赤い宝石がきらきらと輝いている。

「これ、3年前に死んだおばあちゃんの形見なの。さっき聞いた話も、あたしが小さい頃、おばあちゃんがよく話してくれたの。ずっと前のことだから、忘れてたんだけど」
「すごい! じゃあ僕たちふたりがあの扉を開けられる鍵を一つずつ持っていたんだね!」

興奮してまくしたてる正樹。

「ねぇ、明日になったらその扉を探しに行こうよ」

コンコン。突然のノック。礼子のお母さんだ。

「正樹くん。もうきょうは遅いから帰った方がいいんじゃないかしら? お母さんが心配するわよ」
「あ、はい。遅くまですみません。おじゃましました」

慌てて立ち上がる正樹。

「じゃあ礼ちゃん、あしたまたお昼ごろにくるよ。そしたら探しに行こう」
「うん、またあしたね」

礼子の家の玄関を出ると、外はすっかり陽が落ちて、コウロギとカエルの鳴き声が夏の夕方のぼんやりした空気を満たしていた。お母さんに怒られちゃう、と大急ぎで走り去ってゆく正樹を、玄関から礼子の母親が見つめている。

「うふふ。どうやら正樹と礼子、あの鍵のことに気がついたみたいね」



次の日、約束通り正樹は礼子の家を訪ね、ふたりで連れ立って扉を探す旅に出た。

「そうねぇ」麦わら帽に短パンという男勝りの格好をした礼子が言う。「やっぱりそういう怪しい扉は、みんながふつう通らない場所にあるはずよね。人がいつもいるにぎやかな所にはありっこないわ」
「うーん。人がいない場所かぁ‥‥‥」

同時に足を運んでいたふたりの足が突然ぴたっと止まった。顔を見合わせて同じ言葉を叫ぶふたり。

「鉄くず通りだ!」


鉄くず通りというのは、その街の中で


ーーーーー


ターイムアップ!

いや、めっちゃ中途半端になっちゃったけど、約束通り50分経ったので終了です。続きはみなさんで想像して楽しんでくださいね!
posted by グレエ at 23:58 | Comment(7) | TrackBack(0) | edit


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2006年07月31日 Mon

ゼミ飲み会【日記】

やばい。今日は更新しようと思ったのに、もう30分しかない。30分じゃまとまった日記は書けんしなぁ‥‥‥。ということで、30分でできる限り書いてみようと思います。中途半端でも、30分経ったら日付がかわる直前にアップします。あ、あと29分。


きのうはゼミの授業のメンバーで飲み会にいってきました。男4人女5人で居酒屋に行って、これは合コンですか、みたいな感じで男女が向かい合って座りました。もう半年近く、長い人とは1年以上の付き合いなのに自己紹介とかしそうになった。


それでだんだんお酒が入ってきて、みんな饒舌になってくるから、自然と恋愛の話になるんですけど、ほんと、若い奴らの話ってよく分からないの。理解できない。

「恋愛には安定とドキドキ、どっちが大事だと思う?」

とか、そんなクソみたいな話題で5時間ですよ5時間。おなじ居酒屋で5時間。5時間もあったら正樹と礼子が魔王を倒して現実世界に帰還しハッピーエンドを迎えられるわ。ついでにサイドストーリーとかも書けるわ。でも飲み会では「安定とドキドキ」だけで5時間ですからね。もう信じられない。


飲み会ではこう、そういうシチュエーションで中心人物になるようなお調子者がいるわけなんですが、そのバカがまた一人一人聞くんですよ。安定とドキドキどっちが大事だと思う? って。でまあ、僕ははっきりいってその質問の意味もよく分かりませんし、どうでもよかったのでこう答えておきました。

「彼女さえできればどっちでもいい」

うん、みんな笑ってたけど、空気読めねぇな、とか思われたかもしれない。まあ、ぶっちゃけ空気を読まずにぶちこわすことに快感を感じたりするんですけどね、僕は。あと20分。


僕の横に、林くんという男が座っていましてね、彼はまあ、なんていうか、僕とおなじであんまり女の子にモテなそうなんですよ。こう、ちょっとぽっちゃりしてて、控えめな感じで、飲み会でもそんなに積極的にしゃべる方ではないんですね。で、僕は彼に冗談のつもりで「高校のときつきあってた彼女の話してよ。どこで知り合ったの? 相手はどんな人?」とかふったら、ためらいつつ語りだしたんですよ。

「うん。イギリスに留学してたときに、別の高校から来た人で‥‥‥」

ほんとに彼女いたんかい。


これにはもう、ショックでショックで。他の男は、一人は現在彼女持ちで、もう一人は今はいないけど付き合ってた人はいるというプレイボーイだったので、僕だけ取り残された形ですよ。なんやねんお前ら。そんなに僕を自殺に追い込みたいのか? あと14分。


あ、そうそう。僕の斜め前の席にちょっとぽっちゃりめのかわいい女の子が座っていたんですよ。なんか、ルネサンスの絵画からそのまま出てきたような、でっかい貝殻の上に裸で立っていそうな女の子が。で、その子の胸元がかなり広く開いていましてね、なんていうか、その、谷間の上の部分が見えてました。悟空だったら「お前、胸に尻があるのか?」とか言いそうなくらい見えてた。


なので、他の友人たちが「安定かドキドキか」で議論してるあいだも、林くんが高校時代の恋愛経験を語っているあいだもチラチラとヴィーナスみたいな女の子の胸を見てました。酒を飲みに行ったのか胸の谷間を見に行ったのか分かりゃしない。あと9分。


でまあ、最初にも書きましたけど、おなじ居酒屋で5時間ですよ5時間。もうお尻が痛くなった。あの子の胸の谷間がなかったらとっくに帰ってたと思う。5時間も「安定かドキドキか」で議論された日には洗脳だって可能ですよ。怪しい宗教とかに余裕で騙される自信がある。


林くんに彼女がいたという事実も自殺ものの衝撃だったんですけど、ある男がヴィーナスに「さいきんどうなの? どうなの?」とか、オヤジだったら確実にセクハラで逮捕されてるような質問をしたときに、彼女が「いま1年と3ヶ月」と言ったのも地味にショックだった。いや、妊娠1年3ヶ月ではなくてですね、それだったら明らかに異常なわけですけど、そうではなく、現在の彼氏とつきあいはじめて1年と3ヶ月経つらしい。ちくしょう! あと2分。


とまあ、そんな悲劇に満ちた飲み会ではあったのですが、なんだかんだで楽しい集まりでした。うん、みんないい人だし、これから大学卒業までいい関係でいられたらいいな、と思います。まあ、このブログがバレたらすべては終わりだと思いますけど。


検索やランキングから知り合いが来たりしませんように。トップに写真載せてるから、来ちまったら一瞬でバレるからな‥‥‥。
posted by グレエ at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | edit


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