2006年09月06日 Wed

ブログって何だっけ?【日記】

申し訳ありません


なんかもう、「グレエって誰?」とか言いそうなほどにブログを放置しているわけですが、ほんとうに申し訳ない。こちらに来てから平日の午前中は語学の授業で午後はコンサートやら美術館にいったりでネットカフェに来る時間があまりないのですよ。帰国するまでは以前のような更新はできなそうです。


今週末はミュンヘンを離れ、一泊二日でドイツ南西のシュトゥットガルトとハイデルベルクに旅行にいってきます。おそらく今回の留学(という名の観光旅行)のハイライトとなるイベントなのでひじょうに楽しみです。



ああ、なんかもう、ぜんぜんやさぐれてないわ。
posted by グレエ at 23:07 | Comment(4) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

2006年09月19日 Tue

帰国【日記】

1ヶ月のミュンヘンでの生活を終えて帰って参りました。飛行機でドイツから日本へ来ると時差ってものの影響で時間が7時間消し飛ぶという現象が起きるため、夕方から深夜まで部屋で眠っていたのでこのような時間に更新しております。


さて、ドイツでは筆舌に尽くしがたいほど貴重な経験をしてきたのですが、それをブログで書くか否かで多少迷っています。もしそれを書けば女の子にモテモテになり、宝くじに当選し、身長が10セントほど伸び、顔もイケメンになり、これまでのさえない自分にさよならできる、というのなら迷わず書くのですが、そんな確証はありませんし、なによりあれなんですよね。うん、めんどい。


それにドイツでの日記を書くとなると固有名詞やら地名を書かねばならず、それを書くと検索で友人がここに到達し見事にサイトバレ。一人にバレたらすぐ別の人に伝わり、そこからまた別の友人へと伝わり、負の連鎖によって大学の友人にこのブログがあまねく知れ渡って僕の大学生活はずたぼろ。キャンパスで「グレエ」「やさぐれ」などと罵られるわトイレに入っていたら上からバケツで水を浴びせられるわで僕は精神的に追いつめられ大学を休学、そのまま復学のめども立たないまま引きこもりになり、ついには大学中退。親元に戻るも将来の見通しはなく、家出して一生橋の下で野良犬を話し相手にダンボールの家に住む。なんてことにもなりかねませんので、あまり気が進まないのですよ。


でもまあ、この1ヶ月でかなりネタもできたので、それをすべて完全に封印するのもどうかな、と。それはちょっともったいないんじゃないかな、と。そういうわけで、留学中のことはネタがなくなったときにでも書いてゆくことにします。



いやね、ドイツ語をしゃべるのってなかなかおもしろいですよ(もうネタがなくなった)。1ヶ月間、両親と子ども2人の一般家庭に合意の上で忍び込んでいた(いわゆるホームステイ)のですが、日本語なんて一つも通じないですからね。はじめの頃、どうしても僕が理解できないときは英語でフォローしてくれたりしたけど、それ以外はぜんぶドイツ語。もうね、最初なんて何言ってるかぜんぜん分からない。「お前は今すぐ死ぬべきだ」とか言われてたとしてもぜんぜん分からない。でも、少しずつ学習していって、相手の言うことが分かるようになったり、自分のことを伝えられるようになってコミュニケーションが成立してくるのが喜びなんですよね。


留学中にミュンヘン以外のいくつかの街に旅行にいったのですが、特にハイデルベルクの美しさはすばらしく、その場でブリーフ1枚になってしまいそうなほどでした(またネタがなくなった)。ゲーテをはじめとする詩人や哲学者らが好んで散歩したといわれる哲学者の道。旧市街から石橋を渡って対岸へゆき、そこから細い道を15分ほど登るとその哲学者の道に出るのですが、そこから眺めるハイデルベルクの街と城は中世の風景そのものです。女の子がほうきに乗って宅急便の荷物を運んでてもなんら不自然ではない感じです。



こんなことを書いていたらまたドイツに行きたい、ってかむしろドイツに帰りたいとさえ思いはじめて若干ホームシック(?)になってきたのですが、あれですね、唐突ですが、相互リンク先の皆様にはご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。


1ヶ月ほぼ更新がなかったわけですから、もうコメント欄はアラシコメントでいっぱいになり、ブログは炎上。僕のメアドは巨大掲示板にさらされウィルスメールが山のように届いてメールボックスは破裂。このブログへのリンクはことごとく削除。なんて憂き目に会っても文句は言えない状況だったわけですが、皆様仏のような心をお持ちの様で、そのようなことはなく、感謝の心でブリーフ1枚になってしまいそうです。これからは留学以前のような更新に戻ると思いますが、なにとぞよろしくお願いします(ブリーフ1枚で土下座しながら)。
posted by グレエ at 05:05 | Comment(9) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

2006年09月20日 Wed

デビュー曲【アート】

結局あれだろ? アーティストがモテるんだろ? いくらあがいても、しょせん音楽の才能がない僕たちは無力で、甘い恋愛ソングとか歌ってるアーティストがぜんぶ持ってっちゃうんだろ? 分かった。分かったよもう。僕も歌出す。アーティストデビューするわ、こうなったら。ってことで、とりあえず15分ほどで歌詞を考えてみました。



   『びしょびしょの心とブリーフ』


 秋が近づき 涼しい風が頬をなでると
 イチョウの黄色に きみの面影が香る

 「季節が変わるときって 寂しくて でもどきどきするの」
 きみの横を 一陣の風が吹き抜けた

 ああ きみはもう ここにはいない
 ひんやりとした唇の感触も 遠い日の記憶の底に

 深夜2時 僕は洗濯機の前でブリーフをしぼる
 脱水機能が壊れた ポンコツ洗濯機の前で


 朝日が射し込み カーテンが光のなかに溶け込むと
 いつも座ってた窓側のイスに きみの幻が見える

 コーヒーの薫りと パンが焼けるトースターのタイマーの音
 今日の運勢をチェックする きみの横顔

 ああ きみはもう ここにはいない
 「いってきます」もヒールの足音も 遠い日の記憶の底に

 深夜2時 僕は洗濯機の前でブリーフをしぼる
 脱水機能が壊れた ポンコツ洗濯機の前で

 ああ きみはもう ここにはいない
 純粋でバカだった昔の僕も 遠い記憶の底に

 深夜2時 僕は洗濯機の前でブリーフをしぼる
 脱水機能が壊れた ポンコツ洗濯機の前で

 深夜2時 僕は洗濯機の前でブリーフをしぼる
 脱水機能が壊れた ポンコツ洗濯機の前で‥‥‥



さて、いかがだったでしょうか? 僕自身は紅白も狙えそうな予感がしているのですが、それは気のせいでしょうね、絶対。ところで、この『びしょびしょの心とブリーフ』は現在のところ歌詞しか完成しておりません。というわけで、この曲にメロディーをつけてくれる方、演奏してくれるバンドの方、歌ってくれるジャニーズジュニアの方がいらっしゃいましたらぜひ勝手にやってください。僕自身はめんどくさいので歌詞以外には一切手を付けるつもりはありませんので。


あれ、でもそれじゃ結局モテないんじゃね?
posted by グレエ at 06:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

プレゼントのお知らせ【お知らせ】

ちくしょう! 僕も自民党新総裁の座を狙っていたのに、安倍晋三のやつに取られちまった。ドイツで毎晩毎晩、猫たちを相手に「ドッグフードの値下げ断行を!」と訴えていたあの努力はなんだったんだ。え、ドイツで? 猫に? ドッグフード?


さて、意味が分からなくなったところでプレゼントのお知らせです。日頃の感謝を込めて、ドイツで調達してきたセンス光る品々を読者の方々にプレゼントしたいと思います。応募の方法などはあとで書くとして、まずは品物の紹介。


1:法王のポストカード


法王のポストカード






2:法王の鞄


法王の鞄.jpg






3:法王の皿


法王の皿.jpg






僕が滞在していた期間中の9月9日、ミュンヘンに法王が来るということで街のいたるところで法王グッズが販売されていたため、必然的にすべての商品が法王ベネディクト16世のキャラクター商品となりました。ベネディクト16世マニア垂涎の品々ですね!




【応募方法】

以下の事項を記入し、メールにてご応募ください。
アドレスは mr_yasagure@yahoo.co.jp です。

・件名は「ベネディクトが欲しい」でお願いします。
住所
氏名
希望の商品(1つだけ)

(できればあなたのHNや、このブログの感想など書いて頂くと来月からの日記のおもしろさが1.2倍に増えます)

送って頂いた住所と氏名は、発送が終了次第削除し、別の用途には一切使用しません。なお、1のポストカードは僕が直接裏にメッセージを書いて送るので、当選者の方が使用することはできません。どんなメッセージを書くかはまだ僕にも分かりません。この商品のみ2つ用意されています(1人1通)。抽選は各商品ごとに行います。


*応募の締め切りは9月いっぱいとさせて頂きます。


応募が0通の可能性が高すぎて今から泣けてくるのですが、それでも僕はメールを待っています。いつもコメントしてくれるあなた、いつも読んでくれてるあなた、たまたま検索でたどり着いたあなた、ふるってご応募ください。僕は、きっと、誰か、心優しい人が、ベネディクトを、貰ってくれるって、信じてます。
posted by グレエ at 23:32 | Comment(13) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

2006年09月22日 Fri

アクセス乞食【ゲスト】

ど、どうも、はじめやして。あっし、アクセス乞食というものでやんす、へへ。よろしかったら、下にあるリンクをクリックして、ブログの順位をあげる、なんてことをしてくれやせんかねぇ、ダンナ。

人気blogランキング

いえいえ、別に何がなんでも押せ、ってわけじゃあないんですがね、もしも、もしもですよ? このブログがおもしれぇだとか、まあ暇だしそれくらいしてやってもいいかな、なんていうふうに思ってくださったら、ちょちょっと押してくれたらありがてぇなんて考えてる次第でしてね、へへへ‥‥‥。


グレエ「おい、あんた誰だ?」
アク乞食「うあぁっ! ヤベェ! 見つかっちまった」
グレエ「おれのブログで何してるんだ!」
アク乞食「すすす、すいやせん。もうしません。だから追いかけないで!」
グレエ「おっ、おい! 待て!」


きのうですよ、ようやく部屋の掃除と荷物の整理が終了しました。まあ明らかに遅いんですけど、これにはわけがありまして、冷蔵庫の電源を切っておいたら食料が入ってないのに内側にカビが繁殖していたり、掃除と同時にちょっと模様替えまでしていたので時間がかかったのです。


帰国翌日の火曜日。さっそく部屋の掃除と荷物の整理をはじめようと思ったところ、どうも一人だとしんどいし元気もでないな、と感じ、誰かの手助けがいると判断したのですよ。カビも取らないといけないし、机も動かしたいし、やることはたくさんあったので猫の手も借りたいほどでした。ということで僕は屋外へ出て親切そうな猫を探しに行ったのです。


しかし考えが甘かった。人間同様、見ず知らずの僕に手を貸してくれるような猫ってそうはいないわけですよ。道路脇や塀の上なんかにいる猫たちに声をかけてみるんですけど、みなさんそれぞれに用事があったりしてなかなか手伝ってくれるような人のいい猫には巡り会えませんでした。そうこうするうちに3日が経過し木曜日。声をかけるのもとうとう101匹目となりました。

「あの、すみません。ちょっとお時間いいですか?」
「いえ、いまちょっと急いでるんで」
「あの、あとででいいんです。ちょっと部屋の掃除をするのに手を貸して頂きたくて」
「うわ、来た!」

そうしてその猫には逃げられてしまいました。後ろから変な髪型の女性が走ってきていたので、きっと追いかけられていたのでしょう。こうして僕は一人で片付けを行うことを余儀なくされたのです。


3日3晩に及ぶ親切な猫探しに疲れ果てて部屋に戻りシャワーを浴びました。ああ、どうせ自分は一人なんだ。掃除だって片付けだって、ぜんぶ一人でやんなきゃならない運命なんだ。ふ、悲しい男だぜ。そんな感慨に胸を焼かれ、シャワーの水に混じって涙が流れてきました。


シャワー終えて、体を拭いて、着替えて、さあ、部屋の掃除。まずは冷蔵庫のカビ取りからかな、と台所に向かったそのときでした。

コンコン。

ベランダの窓ガラスを叩く音が聞こえました。まさか、ここはマンションの3階。人がベランダにいるなんて考えられない。もしかしたら行儀のいい泥棒? そんな不安を抱きながらカーテンをあけると、そこには一匹のドラ猫がいたのです。僕は呆然としながらも、窓ガラスを開け、猫をなかに入れてやりました。

「さっきはすみません。変な頭のおばさんに追いかけられていた最中だったもので。それで、わたしは何をお手伝いしてさしあげたらいいのでしょう?」

僕はその猫の誠実さに心を打たれる思いがしました。見ず知らずの男の頼みに対し、わざわざ部屋に来てまで応えてくれるとは。猫の世界って、あたたかいんだな、そう思いました。しかしほんとうの物語はここからはじまるのです。猫と共同でのカビ取り。芽生え行く友情と恋心! 挑戦と挫折! 猫のほんとうの名前とは? 隠されたその血統の謎とは? 続きが気になる方はぜひクリックを!

人気blogランキング

きみは、伝説を目撃する!


グレエ「おい、また長々と勝手に書きやがって、いい加減にやめろ!」
アク乞食「うあぁっ! また見つかっちまったぁ!」
グレエ「おととい来やがれ!」
アク乞食「ヒエーーーッ!」
posted by グレエ at 00:26 | Comment(3) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

2006年09月23日 Sat

野口を追え【日記】

全国7億5000万人の野口さんファンのみなさま、大変お待たせいたしました。本日はいよいよドイツ滞在中の野口さんについてです。え、何? 野口さんを知らないって? ほら、あいつあいつ。僕とおなじ学科でメガネの。そうそう、その男嫌いの方! はい。では疑問もすっきり解決したところで本題に入りましょう。


一言で表すなら、ドイツでの僕と野口さんはまるでフライデーの記者とセレブのごときイタチごっこを繰り広げていました。はじまりは某観光地でのやりとり。

「野口さん、いっしょに写真撮ろうよ」
「あ、ごめん。あたし写真嫌いだから」

この一言が僕の中の何かを変えました。それからというもの、ビアガーデンで、湖の上で、お城で、あらゆる場面で繰り広げられる不毛な会話。

「野口さん、いっしょに写真入ってよ」
「だから、写真は無理」

「野口さん、2人じゃなくてみんなでならいいでしょ?」
「いや、写真はやだ」

「のぐ」
「やだ」

彼女が5回目に写真を拒むようになったころ、僕は一つの厳然たる真実にたどり着きました。

(もう、不意打ちしかねぇ)

それからは、僕がカメラを構える。奴が何かに隠れる。僕がカメラを構える。奴が後ろを向く。僕がカメラを構える。奴が走り去る。そんなマリオとテレサにも似たイタチごっことなりました。いったい何が彼女をそこまで写真嫌いにさせたのか。写真に写ると魂が抜かれるって信じてるんじゃないか。減るもんでもあるめぇしエエやないか。そんな疑念に頭を悩ませながら、本場ドイツのビールをうまうまとジョッキで飲み干す野口さんにカメラを向けたところ。

「そんなにあたしの写真が欲しいなら、むかしの写真あげるよ」

いらんわそんなもん。っていうか僕は野口さんの写真が欲しいわけではないのだ。野口さんの写真を撮る、という事実が欲しいだけなんだ。


そうこうするうちにドイツ滞在も残り1週間。野口さんとのツーショットは愚か、野口さんを含めた集合写真さえ僕のデジカメには入っていない。ちくしょう。僕のこのドイツ留学は何だったんだ。ホストファミリーとの会話、毎日のドイツ語の授業、週末の楽しかった旅行、おいしかったドイツのビールやソーセージ。ほんとうに楽しい3週間でした。先生、そしてみんな、本当にありがとう。数十年後、またみんなでドイツに来て、この留学のときの思い出話を肴にビールを飲みたいね。って、違う! いや、それはたしかにそうなんだけれども、いまの問題は野口さんの写真だ。


帰国数日前、某ビアホールにて。

「野口さん、おなじ学科の4人みんなで写真撮ろうよ」
「やだ」

思わず懐のワルサーP-38に手をかけそうになる僕。

「もうすぐ帰国だし、1枚だけ」
「無理」

思わず懐のワルサーP-38を取り出し引き金に指をかけようとして、ワルサーを所持していないことに気づきハッとする僕。右手人差し指が虚しく空を切る。

「じゃあ、そのパン撮らして」
「うん」

ということで、ドイツ滞在中、唯一撮影に成功した野口さんの画像がこちら。


野口の手



いや、手だけとか、何の意味もないし。
posted by グレエ at 05:46 | Comment(13) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

2006年09月24日 Sun

ツンデレ吉野屋【日記】

みなさんは吉野家をご存知だろうか? アメリカ産牛肉の輸入禁止にともない、レギュラーでの牛丼の販売ができなくなったのに、未だに牛丼の看板を掲げているあの滑稽極まりないファーストフード店である。僕はそんなお茶目な吉野家が大好きだ。


先日、京都駅近くの無印良品にメガネを新調しにいった。このメガネ店員はおれの女、このメガネ店員はおれの女、このメガネ店員は。と心のなかで念じながら調整のために僕のメガネをかけたりはずしたりして顔を覗き込んでくるメガネ店員とひとときの疑似恋愛を楽しんだあと、僕は遊び疲れた子猫が親猫のもとに帰るように吉野家へと向かった。


そうしていつものように恥じらいを含んだ声で「並」と注文し、豚丼とおしんこを食べた。おいしかった。そうしてお金を払って吉野家をあとにした。しかしなんだろう? この虚無感は。僕は言語化できないニヒリズム、すなわち、心にぽっかりと空いた巨大な深淵を前にしてたじろがずにはいられなかった。


何かが、足りない。


吉野家。そのどこに欠点があるというのか。味も、値段も、そしてはやさも、どれを取っても文句のつけようがないではないか。唯一欠点があるとすれば、それは情報戦略のセコさくらいではないか。ではいったい何が僕の心にこのような世紀末的な虚無を生じせしめたのか。


ハッ!


駅の改札を抜けて電車に乗ろうとした、まさにそのときであった。僕はとうとうその謎を解明した。否。言い直そう。神が、僕の心に、啓示を与えたもうたのである。その答えとは、店員との疑似恋愛であった。そう、吉野家にくる前の無印良品では、メガネの店員と疑似恋愛を楽しむことができた。サービス業の基本は親切な接客であり、店員と客が異性の場合は少なからず恋愛の要素が入り込むのが常ではなかろうか。例えば洋服。「何をお探しですか?」「あ、ちょっとジャケットを」「これなんていかがですか? とてもお似合いですよ」「そうかなぁ」などというやりとりは明らかに恋する男女のメタファーである。メタファー? ごめん。よく意味分からずに書いた。


要するに、吉野家は店員と客とがあまりにドライなのである。そこにあるのはただただ丼と金銭の交換だけで、疑似恋愛の差し挟まれる余地がほとんどない。その点ではコンビニ以下である。吉野家はサービスの分野で変革を遂げねば、これからの時代に対応できないであろう。恋愛という分野において今もっとも熱いのがツンデレである。それを踏まえ、僕は提案したい。ツンデレ吉野家を!


ある夜、オレンジの看板の牛丼家に吸い込まれるように入ってゆく一人の青年がいた。何度も何度も通い詰めた吉野家。しかしこの日の吉野家はいつもと何かが違っていた。席に座り店員が来るのを待つ青年。

「ん」

ガタッ。店員が勢いよく目の前に冷たいお茶を置く。コップからこぼれたお茶が青年の右手にかかる。

「ほら、何ぼーっとしてんのよ。注文は?」
「え!? あ、えと、豚丼並で」
「はいよ、豚野郎」

耳を疑う青年。

「おあと並一丁っ!」

威勢のいい声がカウンターから調理場へ響く。一分後。

「ん」

青年の前に、またしても乱暴に豚丼を置く店員。

「あ、どうも」

その青年の一言に、店員の顔色が豹変する。

「べべべ別に、あんたのために持ってきたんじゃないんだからね!」
「え!?」
「あたしはただ、なんとなくあんたが豚みたいに見えたから、目の前に豚丼置いたらおもしろそうだなって思っただけなんだからね!」
「いや、ちょっと意味が‥‥‥」
「意味がなんなのよ。言いたいことがあるならはっきりさいごまで言い切ったらどうなの? このウジ虫野郎! そんなだからいつまで経っても年齢と彼女いない暦がイコールなのよ。それに26歳でフリーターってね、あんた社会をナメてんじゃないの? ちゃんとしたとこ就職してはやく親を安心させてあげなさいよ。縛られるのが嫌? 甘えてんじゃないわよこの豚虫が! 社会に出るのが怖いだけなんでしょう?」

青年、すでに涙目である。

「それに、一人暮らしも7年目だってのに、ろくに自炊もできず吉野家に通い詰めなんて情けないったらないわ。だからそんなどっかの係長みたいなぶよぶよのお腹になっちゃうのよ。よっ、フリーター係長!」

店員の罵声を浴びながら最後の一口を飲み込む青年。もはや豚丼の味など分からなくなっている。

「お会計を、お願いします‥‥‥」
「ほら、330円」

ここで、直前まで息巻いていた店員の態度が豹変する。マニュアル通り、ツンからデレへ。

「あの、さっきはごめん。あたし、ちょっと言い過ぎたみたい。悪い癖なの、あたし、嫌なことがあると、つい身近な人にあたっちゃう。ほんとに、ごめんね。嘘だから。さっき言ったこと、嘘だから。気にしないで。あたし、あなたのこと応援してる。ぜったい、成功できる人だって、信じてるから。だから、また、会いにきて、くれるよね?」
「二度と来るか!」

吉野家は倒産である。
posted by グレエ at 04:10 | Comment(6) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

2006年09月26日 Tue

秋学期の前に【日記】

いやぁ、秋学期は授業も少なくなるしと思って家庭教師のバイト探してたのよ、家庭教師のバイト。で、数日前からある会社がやってる派遣家庭教師の募集をネットで探してたわけ。でも何度やっても見つからないのよ。さすがのGoogleもYahoo!もお手上げ状態。こりゃよっぽど募集が少ないのかな、ハンター試験並みに採用されるのが難しくてまず応募方法を探すところから試されちゃってるんじゃないか、最終的には面接会場で「生き残った人だけが採用です」とか言われて殺し合いさせられちゃうんじゃないか、なんて不安を胸にひたすらネット上を徘徊してたんですが、その会社の名前を一文字間違ってたことにさっき気づきました。そりゃ募集もないわ、実在しない会社の名前で検索してたんだもん。


そんなわけでいよいよ秋学期も近づいてきたきょう、僕はようやく大学に春学期の成績表を受け取りにいってきました。本来ならば先週の水曜あたりに取りに行くべきだったのですが、太宰治も真っ青の人間失格ぶりを発揮して昼夜逆転の生活をしていた僕はきょうまで大学にゆくのをしぶっていたのです。


秋の香を含んだ乾いた風に吹かれながら、長い長い坂を登りました。夏のあいだずっと見ていなかった若い大学生の群れに紛れて。


正門をくぐり、正面の大きな芝生の広場と図書館に迎えられた僕はとりあえず事務室を目指しました。困ったときの事務室。そこへゆけばおそらく成績表がもらえるはずです。


事務室のドアを開け文学部の受付へゆくと、そこには「成績表の交付は○○の教室」という張り紙。どうやら成績表公布日に成績表を受け取らなかった僕のようなクズのために、それ用の教室が設けられているようです。僕はクズらしく卑屈な目をしながらその表記されていた教室へ向かいました。


数ある教室の一室。そこにクズの吹きだまりはありました。あらかじめ成績表公布日を知らされていながら、1週間近くたってようやく受け取りにくるようなウジ虫たちの楽園ベイベー。教室には2人の事務員がいて、僕が学生証を見せると「ヘイ、ボーイ。日付の数え方も知らないのかい?」とまでは言わないまでも、どこか蔑むような目線で僕を見下しながら成績表を差し出しました。そしてすべての単位が取れていることを確認し安堵のため息。春学期の自分のがんばり(学長への賄賂など)は無駄ではなかった。


ところで、僕の春学期の成績でもっとも評価が低かったのは金曜2限にとっていたあの伝説の英語でした。レベルの低さ、学生のモティベーションの低さ、授業のつまらなさなど、どれを取っても他に類を見ない厳選されたダメ英語だったのだけれど、あとでネットでその授業の成績分布を確認して愕然としました。僕の大学はAからD、そして不可という意味のFの5段階で成績がつくGPA制度というものを採用しているのだけれど、あの授業はほんとありえない。


A評価、B評価の人が0人(画像のいちばん下)。


いやいや、Aが0人ってのはまだ分かるけれど、Bも0人はありえない。明らかに他の授業の評価分布と次元が違うからな。やっぱ何かがおかしいわ、あの授業。


で、話は戻るんだけど、成績表をもらったそのあとですよ、なんか教室のなかに机があって、その上に書類がたくさん積んであるのよ。無視して帰ろうかとも思ったんですが、一応手に取ってチェックしてみました。


>25日(月) 英語 登録削除(9:30〜11:30)
          追加募集(13:00〜17:00)


25日って今日やん。一瞬にして僕の目はキラのそれと化し、「削除削除削除」とつぶやきながら登録削除の受付がある教室へ歩いていった。そうしてデスノート2ページがキャンパスを闊歩するカップルたちの名前で埋め尽くされようとする頃、教室に到着。がらがらの大教室にポツンと置かれた受付へゆき、英語を削除してやった。


クレイジーな英語を削除した喜びに、乾杯。ということで、僕は学食で醤油ラーメンを食べていた。ドイツでは一度も食べられなかっただけに、それは春学期に味わったものよりもおいしく感じられた。麺も残り半分となり、チャーシューをいつ食べるかで頭を悩ませていたとき、突然サークルの友人2人に話しかけられ、

「久しぶり」
「おお、久しぶり」
「ドイツどうだった?」
「ビールがうまかった」

といった充実した会話を交わした。ちなみにその友人2人というのは男と女でいつでもいっしょに行動している。つきあっている、という話は聞かないが、事実上はカップルというやつである。「じゃあまた」といって去ってゆく2人に「うん、またね」と笑顔で手を振った。次の瞬間、鞄からデスノートを取り出し、即座に2人の名前を記したのは言うまでもない。


午後。英語の追加募集。もうあのような悲惨な過ちを犯してはならない。ノーモアクレイジーイングリッシュ。昼休みに大学のパソコンでネットに接続しシラバスを読み、希望の英語を選択。さあこれで完璧、いざ登録会場へ。


追加募集の会場となった大教室。そこは春学期に英語の単位を落としたクズや、僕のように授業が気に入らず女の子にもまるでモテないクズなど、とにかく大学中のクズというクズを集めたような場所と化し、ドアの前に並ぶクズたちからはほとばしるほどのやる気のなさが発せられていた。見てご覧、あれが5年後10年後のニートたちなんだよ。


僕はそのニート予備軍の列に並び、ぞろぞろと教室へ入っていった。そこには想像以上の数の学生があふれかえっていた。これはだいぶ待たなければならなそうだ。そこそこ早めに行っていた僕でも30分は覚悟しなきゃかな、と思っていたらなんと受付にたどり着いたのが2時間後。信じられない。そして2時間妄想だけで過ごした自分も信じられない。


受付には中国映画で比較的序盤に倒されてしまいそうなおじさんが座っており、対応してくれた。準備万端、取りたい授業を記したメモを片手に希望を告げる。

「金曜2限の、この先生の授業がいいんですけど」
「それはもういっぱいですね」
「じゃあ、こっちの先生で」
「そこもいっぱいです」
「それじゃ、こっちの先生で」
「そこももういっぱいです」

万策尽きた。

「他に金曜2限で空いている授業は何かありますか?」
「えーと、リスニングの授業がひとつ、それに‥‥‥」
(それに?)
「スペシャル・イングリッシュが空いてます」
(すす、すぺしゃるぅ? へへへ、なんかそれすごそう)

そんな小学校低学年としか思えない発想で「じゃあそれで」と答える僕。「わかりました」と応じる中国映画で比較的序盤に倒されてしまいそうなおじさん。僕はやった。ぼかぁやってやった。クレイジー・イングリッシュがスペシャル・イングリッシュに! なんかようわからんけどとにかくすごそう!


正直言うと希望のクラスが取れずやや気を落としてはいたのだけど、とにかくあの英語よりはぜったいマシなはず。あれ以下の授業とかぜったいありえない。そんなふうに思いながら部屋のパソコンでそのスペシャル・イングリッシュの内容をシラバスで確認してみました。そこで見つけた信じられない宣告。


>NHK第2放送の『ビジネス英会話』を使って,ビジネス・シーンで即使える英語力を養成したい。受講生は月曜から土曜までの放送を必ず聴くこと。


いやいやいや、一つの英語の授業のために月曜から土曜まで、毎日ラジオ聴かなきゃいけないとかありえない。それに、ビジネス興味ない。即使う機会なんてない。おれ、どんだけ英語の授業の神様に見放されてんだよ、そんな神様いるのかどうか知らんけど。


で、その英語を担当している先生がパソコンにたしょう興味を持っているらしく、シラバスのくせに(^_-)っていう顔文字が2回も使われていてなんだか殺意さえ湧いてくるのでした。あと、そのシラバスに参考URL(www.baika.ac.jp/〜stagaya/)ってのが載ってたからクリックしてみたのだけれど、そこにはセンスの欠片も感じられないMIDIの音楽とケバケバしいデザインが待ち構えていて、さきほどの殺意がある一つの決意へと変わったのでした。


この英語の授業、すぐ辞めまーす(^_-)。
posted by グレエ at 03:43 | Comment(5) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

2006年09月27日 Wed

レーゲンスブルクの夜【ゲスト】

「あなた、それは子どもたちの学費よ」
「うるせぇ、これはおれが稼いだカネだ。どう使おうが自由だろ」
「あなた」
「しゃらくせぇ」
「きゃあ」

ふぅ、まったくうるせぇ嫁だぜ。これだから飲まなきゃやってられねぇ‥‥‥ん? うあぁ! ダ、ダンナ、そこにいらっしゃったんですか。いるならいるっておっしゃってくださらなきゃ、へへへ。ど、どうもお見苦しいところをお見せしちゃったようで‥‥‥。


それはそうと、先日はこのアクセス乞食にご協力してくださり誠にありがとうございやした。おかげさまであっしの酒代‥‥‥あ、いえいえ、家族を養う糧ができやした。で、もしよろしかったら、よろしかったら、でいいんですがね? またクリックしていただけませんかねぇ、ダンナ。

人気blogランキング

グレエ「おい、またお前かアクセス乞食。いい加減にしないか!」
アク乞食「うあぁ! ちくしょう、また見つかっちまった」
グレエ「待て!」
アク乞食「く、来るなぁ!」


ドイツ留学中の話ですよ。あれは第2週目の土曜日でした。ミュンヘンから電車で約2時間のレーゲンスブルクという小さな街に1泊2日の小旅行にいきました。昼に街をぶらぶら歩いて大聖堂やドイツ最古の石橋、あるいは市庁舎の内部などを観光したあと、夜はあるレストランで食事をすることになったのです。大きなテーブルにつく19人のメンバーたち。僕の隣にはニナという女の子がいました。ニナというのは留学中についたあだ名でもちろん日本人です。


レストランで席に着いたときにはまだ明るかった空も、食事を済ませビールのジョッキが空いてくるに連れ、だんだんと暗くなってゆきました。


石畳の細い道を通り抜け、レーゲンスブルクの乾いた風が僕の火照った頬をなでては通り過ぎてゆきました。目の前には談笑したり、ビールのおかわりを注文したり、引率の先生から奥さんの話を聞き出そうとしている友人たちの姿。楽しいひと時に、ついついお酒に弱い僕もビールを飲み過ぎてしまいました。

「大丈夫?」
「うん、平気平気」
「でも顔真っ赤だよ」
「ちょっと酔い覚ましに散歩してこようかな」
「じゃあわたしもいく」

そうしてニナと街の中を散歩することになりました。夜の帳が降りたその古い街は、日中とは別の表情を見せていました。ぼんやりと橙色にライトアップされた大聖堂が深い夜空に向かってそびえ立ち、中世の面影を残す石畳の道路には車もまばらでした。


ニナとの散歩、そのときいったい何が起こったのか。彼女の口から語られる衝撃の過去とは。アイスクリームショップでの事件。ニナの驚きの真実。僕がとった信じがたい行動。続きが気になる人はぜひクリックを!

人気blogランキング

きみは、真実の愛を知っているか?

Coming soon‥‥‥


グレエ「おい、その日は散歩してすぐ帰っただけだ! 続きがあるような書き方するな!」
アク乞食「うあぁ! い、いけねぇ。見つかっちまった」
グレエ「今度こそ取っ捕まえてやる!」
アク乞食「ヒエーーーッ!」
posted by グレエ at 00:52 | Comment(6) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

2006年09月29日 Fri

Seesaaカスタマイズ【随時更新記事】

最終更新:2006.10/2

ここではこのブログのカスタマイズについて書いています。自分の備忘録として、あるいは他の人がカスタマイズをする際の参考になればと思います。このブログはSeesaaの「light pole」というテンプレートを使っています。


1、背景画像。
これまではデフォルトの画像を使っていましたが、自分で撮影したコンクリートの壁の画像を使いオリジナリティーあふれる仕様にしてみました。これだけでだいぶ雰囲気が変わったかと思います。この壁はミュンヘンにある現代ピナコテークという美術館の壁ですがそんなことはどうでもいいですよね。

2、リンクの文字色。
リンクにカーソルを合わせると文字色が白、周辺が灰色になるようにしました。なんどもリンクにカーソルを合わせて遊んでください。ほらほらっ

3、記事下に編集画面へのリンク「edit」を追加。
これをクリックすると、その記事の編集画面に直接移動でき、誤字・脱字を発見した場合や加筆・修正したくなった場合にひじょうに便利です。まあ、見ている方には関係ないですが。seesaaブログを利用してる人にはおすすめです。やり方はここ

4、記事タイトルの横にカテゴリ名を表示。
これまで記事下にリンク付きで表示されていたカテゴリ名を記事タイトルの右側に灰色で表示されるようにしました。リンクはなし。

5、サイドバーに「ニュース」「セレクション」を追加。
これまでも内容的におなじものはあったのですが、お知らせとランキングへのリンクを置いておく「ニュース」と、はじめての人にこのブログを知ってもらうためのうぬぼれた自選記事を置いておく「セレクション」を設けました。

6、「書いてる人」の画像変更。
すみません。以前貼っていた画像はほんとうの僕の姿ではありません。こっちがほんとうの僕です。

7、カテゴリを整理。
順番を変えたり、ときどき書き換えている記事は「随時更新記事」というカテゴリにまとめてみたり。

8、日付の部分に曜日を追加。
これまで「2006年09月29日」のように表示されていた日付部分を「2006. 09/29 Fri」のように、曜日も表示されるように変更。フォントもやや大きくしました。参考ページはここ。余談ですが、僕の調べたサイトでは、どこも曜日表示は英語の仕方しか乗っておらず、日本語で「金曜日」とか「金」と表示させる方法は結局分からずじまいでした。なにか方法はあるんだろうか?

9、個別記事ページのタイトル表示を変更。
seesaaは、もともと個別記事ページのタイトル(ブラウザの枠の部分に表示されるやつ)は、「ブログタイトル:個別記事のタイトル」という形で、この記事ならば「やさぐれるとは、こういうことさ。:カスタマイズ報告」となっていたのですが、ブログタイトルは表示されないようにしました。現在、「カスタマイズ報告」とだけ表示されていると思います。


もし不具合があったり、画面が乱れていたりしたら、コメントで報告してくれると助かります。あと、seesaaブログを使っている人で、「これはどうやるの?」などの質問があればがしがし答えますので気軽にコメントしてください。では、アディオス!


【参考サイト】

ブログカスタマイズ
タイトル、日付、posted by欄(記事下の部分)など、主に記事コンテンツのカスタマイズをするのに参考にしました。テンプレート「light pole」の背景画像・背景色の変更方法もここです。

Inqsite Blog
記事編集リンクeditの追加方法が書いてあります。SeesaaブログのHTML、記事コンテンツのHTMLの解説もあり、便利です。

ふり返るオトコ*オンナ
リンクの文字色を飾る方法が書いてあります。

Style book
日付、曜日表示のいろいろなやり方が書いてあります。あと、オリジナルのテンプレートも公開しています。センスいいです。
posted by グレエ at 16:10 | Comment(4) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

刺激的な生活【日記】

いや、まいったまいった。ここ数日なにもやっていない。ほとんどひととしゃべっていない。ここまでだめ人間になってしまうとなにか法律に触れてくるのでは? というほど存分にだめ人間ぶりを発揮している。


僕がなぜこれほどだめな人間になってしまったかと言うと、それは留学時との環境の差が原因なのだとおもう。ドイツにいたころは生活のすべてが刺激に満ちていた。スーパーで買物をするのさえ、ちょっとした冒険だった。それが日本に戻ってきてしまったことで退屈な日常に引き戻され、生活のなかに刺激がなくなってしまったのだ。それこそ夫が朝から晩まで仕事仕事でかまってくれず、とうとう近所の19歳の青年に色目を使い出した39歳主婦のY子さんくらい刺激のない生活。


これではいけない。なんとかして刺激を得て、充実した生活を送らねばならない。ということで、どうすれば刺激に満ちた生活を送れるかを考えてみた。


刺激というのは、すなわち急激な変化のことである。刺激が欲しいなら、まず自分自身が急激な変化を遂げればよい。たとえばファッションをがらっと変えてみる。そうすればいつも以上に友人からの注目を受け、それが刺激になるはずだ。


あるいは別の意味での刺激を得るために、裸にトレンチコートを着て街を歩く、というのもいいかもしれない。いつもは気にも留めなかった他人の視線が気になって仕方なくなるだろう。ちょっと勇気を出して電車やバスに乗ってみたり、女性のまえで脱いでみたり。そのときの刺激のみならず、次の日から留置場という新しい環境で刺激的な生活を送れて一石二鳥。


ほんとうに法に触れるだめ人間の完成、というわけだ。
posted by グレエ at 16:28 | Comment(7) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

2006年09月30日 Sat

天才勇気様参上【ゲスト】

おっす! きょうはグレエのかわりにこの天才勇気様がブログを書いてやるぜ。ありがたく一字一句味わって読みなよ。


おっと、まずは自己紹介からだな。俺の名前は勇気。生まれついての天才だ。きょうはグレエのやつが何もしたくない病にかかったとかほざいてやがるからダチのおれが書いてやることにしたんだ。俺はいま、一応高校生ってやつをやってる。ま、クソみたいな高校で通う価値もねぇし、授業もかんたん過ぎて出る意味もねぇからほとんど行ってねぇんだけどな。先公共もビビってなにもいってこねぇしよ。


実は俺、おととい少年院から出てきたばっかなんだ。半年も辛気臭ぇとこぶち込まれてたからシャバの空気がえらく新鮮に感じられるぜ。誰にも気兼ねなくタバコ吹かせるっていいもんだよな。ま、おれまだ16だから違法なんだけど、ポリ公の雑魚共なんか怖くねぇし、将来ビッグになる人間はそんなお上の犬共にビビったりはしないってわけよ。


俺はあと10年もしたら日本のソーリ大臣、いや、大統領だっけ? まあ、いいや。とにかく日本のヘッドになってこの腐った国を叩き直してやるのが目標なわけよ。いまの政治家はカネだとか地位にこだわってばっかだし、パンピー(一般ピープルって意味だぜ)共も殺人事件だなんだで病んでやがるからな。そんなぶっ壊れちまった社会をまともにできんのはこの天才勇気様だけってわけだ。


いや、正直いって俺は日本の大統領なんかなりたくねぇんだけどよ。ほんとは音楽の才能を生かしてロックで一生飯食っていきたいんだけど、なんつぅか、こんだけ天才的だと好き勝手できないわけよ。一種の使命感ってやつ? そいつを感じちまってんだよな。天才に生まれるってのも楽じゃねぇよ。


ちょっと家族のことでも話すかな。俺には兄貴がいてよ。銀河とかいうふざけた名前なんだけど、こいつがことあるごとに目障りなんだよ。俺の2コ上で、高校は入学して2ヶ月で中退していまは親父の露天商の手伝いやってんだけど俺のこといつもバカ呼ばわりしやがってさ。俺が大統領になったらまずこいつを刑務所にぶち込んで一生出れなくしてやんのがちょっとした夢なんだ。ヤクザの下っ端みたいなこともやってっから罪状なんかいくらでもあるしな。おっと、ちょっと辛気くさくなっちまったな。


んじゃ、下でうちのババァが呼んでることだし、そろそろきょうのブログはおしまいってことにしとくわ。まだ俺のオンナ(カノジョはいつでも3人以上いるぜ)のこととか愛車のことも書いてないし、300以上ある武勇伝もひとつも書けてないけど、それはまた今度、ってことで。


あ、そうだ。この天才勇気様のファンになっちまったっていうオンナで、俺になんか聞きたいことがあれば遠慮なくコメントに書いてくれよな。次の機会にゼッタイ答えるからよ。ま、野郎からの質問でも気が向いたら答えてやるぜ。じゃあな!
posted by グレエ at 10:41 | Comment(5) | TrackBack(0) | edit


→人気blogランキング

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。