2006年06月09日 Fri

伝説【日記】

金曜2限の英語の授業。そこでは毎週、新たな伝説が次々に誕生している。



去年から、英語の授業はいくつか受けていますが、これほどの惨劇ははじめてです。どう考えても、大学中のおバカさんをかき集めてきたとしか思えない。その授業に出ている学生がどうやって受験に合格したのかふしぎで夜も眠れないくらいです。近所の不良が潜り込んでいるのではないか、と本気で疑ってしまうほど。

本日もまた、彼らはいくつもの伝説を生み出してくれました。



授業開始5分前に教室に入ったのですが、「あれ、ここは田舎のコンビニの前でしたか」と思うような光景が広がっていました。後輩が窃盗で少年院に入れられていたり、友達が高校生のカノジョを妊娠させちゃったり、ゼファーのことを尻上がりのアクセントで発音しているに違いないという連中ががん首そろえてイスに座っているんですよ。


大学に来たつもりなのに間違えて族の集会に来てしまったのかと思ったけれど、やつらの机の上にはチャンプロードではなく僕とおなじ教科書が出されているのでどうやらここは大学らしい。まあ、そんな学生ばかりでも教授がやってきて授業がはじまります。


この授業も、教科書を使い、それを読んでいって要所要所で先生が学生をさして答えさせるのですが、それがもう、ありえないのですよ。どう考えても、髪といっしょに脳まで脱色してしまったとしか思えない。


文章のなかに regional expressions という単語があったの。これは「地方特有の表現」という意味なのだけれど、これについて先生が学生に質問したの。


「この regional expressions とおなじ意味を表す一つの単語が文章中に出てくるのですが、それを答えてください。中島くん」

「はい」

教科書に目を走らせてしばらく考える中島くん。ちなみに、その単語というのは colloquialisms で、regional expressions のすぐ次の行に書いてあります。数秒の沈黙を破って出てきたのがこの答え。

「unusual expressions ですか!?」

一つの単語だと言っているだろうが。しかも、正解はすぐ次の行にあるのに、なんでわざわざ4行も隔たっているところからその2語を選んできたのかが分からない。脳まで金色に染まってしまったとしか考えられない。


そのあと、扱っている文章の内容から、アメリカの州の話になりました。アメリカの州の名前を言えますか、ということで、先生が一人一人学生を指名してゆきます。まず僕が「コロラド」と答える。次にテキサスだとかイリノイだとか出てきます。しかし5人目で出来損ないのホストみたいなやつが指されてこう言った。

「分かりません」

いや、あなたの脳には州の名前が4つ以下しかインプットされていないのですか。まだ46州も残っているし、ニューヨークとかカリフォルニアとか、有名な州が出ていないではないか。で、そのあと次々と州の名前が挙げられ、15人目くらいだったでしょうか。そこでまた勇者が現れた。


「鈴木くん。州の名前」

「ハワイ」

「それはもうさっき出ました」

「じゃあサンフランシスコ」

「それは州の名前ではなく、都市の名前です」

うん、どう考えても髪といっしょに脳まで茶色に染まってしまっているとしか思えない。


もう、この時点で帰りたくなった。履修中止期間にこの授業をデリートしておかなかったことを激しく後悔しはじめた。しかし、僕はさらなる惨劇を目撃することとなりました。


また教科書を読んでゆくうちに、今度はこんな英語の表現が出てきたのですよ。

 Don't be in such a hurry.

これは「そんなに急ぐなよ」という意味で、それほど難しい表現ではなく、むしろ基本的なものです。これだけ見て分からなかったとしても、文脈から考えてそれしかないわけです。百歩譲って文脈すら把握できていなかったとしても、辞書で調べれば一発で分かる。これをまた先生が学生をさして答えさせようとしました。


「青木くん。この don't be in such a hurry はどういう意味でしょう?」

「わかりません」


青木の脳は腐っているということが判明した。


「では桜井くん。これはどういう意味でしょう?」

「わかりません」


桜井の脳も腐っている。


「大塚くんはどうですか?」

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥(沈黙)」


大塚は死んだ方がいい






金曜2限の英語の授業。それは、枯れることのない伝説の泉である。
posted by グレエ at 21:55 | Comment(4) | TrackBack(0) | edit


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この記事へのコメント
うちのとこも似たようなもんですが・・・
ひどいのはたいてい内部進学生って事がわかってきました・・・
(うちの大学では経済学部が一番レベル低いためと思われる)

busyのつづりがわからなかったりとか、severalの意味がわからなかったりとか、授業中に静かな雰囲気なのにいきなり馬鹿笑いし始めたりとか・・・もうね・・。
Posted by sizmal at 2006年06月10日 08:52
うちのとこは英文科なので、そういうのはいませんでしたが、
授業の内容のレベルが低すぎてやる気にならなかったですね。

今年は英会話に振り替えました。
外人とおしゃべりする方が楽しい。
Posted by けい at 2006年06月10日 13:06
僕もなかなか英語は苦手ですが
それぐらいは出来て欲しいなと思いますね
というかそれぐらい、普通に大学入試で
出てきてもおかしくない感じですよね(汗

やはり金とか茶だからダメなんだろうか。
Posted by けし at 2006年06月10日 16:06
>sizmalさん
やはりそういう人は内部進学が多いようですね。受験はしんどいですが、がんばっておいてよかったと思います。特に語学に関しては。

>けいさん
この金曜2限の英語はすべての学部学科から集まってきているためかひどいものです。
来年からはもっとレベルの高い授業を選ぶつもりです。

>けしさん
入試というか、高校初級レベルのものが分からなかったりしますからね‥‥‥。この授業、逆に疲れます。

ちなみに、僕の髪もやや茶色だったりします。
でも脳までは染まってないぜ!
Posted by グレエ at 2006年06月11日 00:39
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