2006年10月26日 Thu

最後の日記【日記】

なんとなく、軽い気持ちでブログをはじめて8ヶ月。まさかここまで自分がブログに夢中になるなんてまったく予想していませんでした。


ブログ開設以前にも私的な日記は書いていたのですが、こうしてネットで見ず知らずの人々に文章を公開することでおもしろい経験ができました。このブログを見に来てくれた人たち、コメントを書いてくれた人たち、メールをくれた人たち、相互リンクに応じてくれた人たち、これまで関わったすべてに人に「ありがとうございました」と言いたい。


このブログは、本日をもって閉鎖致します。


僕がブログをはじめてからも、何度か好きだったブログが閉鎖されたり更新が停止したりということがあり寂しい思いをしていたのですが、もしそんなふうに思ってくださる人がいたら申し訳ない。しかし、もうそろそろ、なんと言いますか、ここは寿命なのかな、と。最近ネタも尽きてきましたしね。


いえ、別に、「彼女ができました!閉鎖!」とか、そんな嬉しい終わり方ではもちろんありません。そんなもん、彼女なんかできた日にゃ舞い上がっちゃってこのブログの存在自体一瞬で忘れてしまうってなもんです。8ヶ月前と同じく、僕はやさぐれた人間のままです。


あ、そうそう、もしかしたら気になっている方もいると思うので、これまでブログに登場してくれた友人との関係について記しておきましょう。

まず野口さんですが、最近は漫画の貸し借りをしたりするほどまでに接近することができました。当初の目的を十分に達成することができたと言えるでしょう。また塩田さんとはいっしょに授業を受けたりお昼を食べるなど、飽くまで友人としてですが仲良くしています。


では、次にゲストたちから一言ずつ頂きたいと思います。


キリスト「どうも、イエス・キリストです。まあ、まだ一回しか登場してないし、しかもそれが3月だったから知ってる人あんまりいないと思うけどね。できればあと一回くらい登場して今度こそみんなをキリスト教徒にしてやろうと思ってたのに残念です。ちなみに、最近朝晩の冷え込みがキツいんだよね、今橋の下に済んでるから」

トノサマバッタ「‥‥‥‥‥‥」(子どもに踏みつぶされて死亡)


アクセス乞食「あ、どうも、前回前々回とランキングのクリックをありがとうございやした。おかげで最高39位あたりまでいけやして、あっしとしましても予想以上の効果がでやした。これで子どもたちにおまんま食わせられるってぇもんです、へへへ‥‥‥。ではダンナ、最後にまたクリック、お願いできやすかね?

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天才勇気様「おっす!ちくしょうグレエのやつ、閉鎖するくらいなら俺が引き継いでやるっつうのによぉ。俺様が書けば一週間で超人気サイトにして一日のアクセス数を軽く10万くらいにしてやるのによ、あいつは他人に任せるくらいなら閉鎖するって聞かねぇんだよ。じゃ、あばよ!」


ゲストのみなさま、ありがとうございました。今までこのブログを(ネタがないときの苦肉の策として)支えてくれたこと、本当に感謝しています。


ここに日記を書くのはこれで最後ですが、当面過去ログは残しておこうと思います。拙いながら自分の生活の記録が記されたものなので多少の思い入れもありますし。では、今までほんとうにありがとうございました。もし機会があれば、またどこかでお会いしましょう。


ばいばい!
























あ、そうそう。「やさぐれイズム。」ってブログはじめました。
posted by グレエ at 22:33 | Comment(41) | TrackBack(1) | edit


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2006年10月22日 Sun

痴呆症【日記】

え、あと30分で今日終わるの?ハハッ。冗談でしょ?だってまだ今日何もしてないよ?夕飯にカレーつくって食べただけだよ?勉強も1時間くらいしかしてないよ?ハハハ‥‥‥ハ‥‥‥。

そういうわけでまた一日を棒に振ったのですが、いかんせんこの頃おかしい。何かがおかしい。常にぼうっとしているし何もやる気が起こらないし日記の書き方さえ忘れる始末。とにかく頭が働かないのです。いえ、単語を暗記したりかんたんな文章を読んだり、ということは可能なのですが、複雑な思考に耐えられなくなりましてね、下手したらこのままボケちゃって、21にして父方のおばあちゃんと仲よくいっしょに老人ホームに入居、ってなことになりかねない勢いです。

そしたらご老人たちといっしょに毎日お茶を飲んで話をしたりテレビを見たりしてこんな会話を繰り広げると思います。

僕「302号室の吉田さんが亡くなったらしいよ」
老人「気の毒だねぇ。まだ若かったのに」
僕「92歳なんてまだまだこれからだったのに‥‥‥」

しかし実際には吉田という人物は実在しない、みたいなそんな素敵な世界。

僕「じゃ、僕はそろそろ日課のブログ更新があるのでこれで」
老人「そっち行ったらあかん!逃げて!逃げて!」

意味不明に窓の外に向かって叫ぶ老人をあとにし、僕はそそくさとパソコンの前へ。老人ホーム入居前からつづけているブログはたとえボケてしまっても続けている。ふだんの意味不明の言行からは考えられないほどにスムーズに、そしてエレガントにキーボードを叩いて日記を書く僕。

介護士「あらグレエさん、きょうも日記書いてるんですね。どんなこと書いてるんですか?」
僕「きょうは川田のおばあちゃんがカーテンにしがみついてた話だよお母さん」
介護士「あらそう。でもあたしはお母さんじゃありませんよ」
僕「だよねー!知ってた知ってた」
介護士「ところでグレエさん、パソコンの電源が入ってませんよ」

みたいな。

えっと何の話だっけ?そうそう、そのくらい頭がぼうっとしてるということです。しかもこの頃大学でもそれ以外でも何も特別なことが起こらなくて毎日がルーティンワークのように単調なのです。起床、授業、昼食、授業、勉強、ネット、就寝。ほとんど自宅と大学を往復しているだけですからほんともう老人ホームに入ってるのと大差ない。むしろこの大学ほんとは老人ホームなんじゃねえの?って疑っちゃうくらい。


ああ、お腹すいた‥‥‥。そろそろ夕飯にしよっかな。(口の周りにカレーをくっつけながら)
posted by グレエ at 23:59 | Comment(8) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月21日 Sat

大学生失格【日記】

恥の多い生涯を送っております、グレエです。

自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです。自分は学生で、一人暮らしをしているため、週に二度ほど洗濯をするのですが、いつもいつも洗濯して乾かしたはずの衣類から変な匂いがしていて、なぜ洗ったのにこのような匂いがするのかと、この一年と半年のあいだ疑問に思っていたのですが、先日、ようやくその原因が、洗濯したあとに衣類を洗濯機に長時間放置していることだということに気づき、愕然とし、自分の愚かさに目眩さえ覚えたのでした。

また、自分は、mixiでつまらない日記を書いているのですが、そこには本当のことは書かず、いつも嘘ばかりをならべて、そうしてお道化ているのですが、先日、つい話の流れから自分がマゾであると書いてしまったため、幾人かの女性の友人に変な視線を送られ、あまりの恥ずかしさに、苦しみ、ひとり悶える夜を過ごしたのでした。


今は、自分には、幸福も不幸もありません。

ただ、一切は過ぎて行きます。

自分がいままで過ごしてきた所謂「大学」の世界に於いて、やれることは、たった一つ、語学の勉強だけです。

ただ、一切は過ぎて行きます。

自分はことし、二十二になります。未だに彼女ができたことがないので、たいていの人から、「彼女つくれよ」と言われます。つくれるものなら、つくっています。
posted by グレエ at 19:55 | Comment(5) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月19日 Thu

別れ【日記】

さようなら、もの言わぬ君よ。

君は僕の右肩に寄り添っていてくれた。
くる日もくる日も静かに僕らを見守っていてくれた。
まるで月のように。


さようなら、成長をやめた君よ。

僕らが窓を開けるたび、君は少しずつ成長していた。
ある日は幸福な顔を、ある日は悲しそうな顔を見せて。
まるで小さな子どものように。


さようなら、よき助言者であった君よ。

君は一言も発することなく僕に忠告を与え続けた。
ある日は僕の成功を誉め、ある日は僕の失敗を責めて。
まるで賢者のように。


さようなら、若すぎた君よ。

僕は君に手を差し伸べるのをためらいすぎた。
引き寄せるべきか、引き寄せざるべきかを知らなかった。
まるで捨て猫のような君。


さようなら、アクセスカウンター。
posted by グレエ at 22:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月18日 Wed

Mになりました【日記】

どんな苦難にも耐えて抜いて、日記王に、おれはなる!


そんな風に、存在するのかどうかも定かではない日記界の頂点をめざす僕でも、時には鬱な気分になることもある。秋風の運んでくる切ない季節の香りが、僕の心を灰色に染めてしまうこともあるんだ。


僕は今日も大学に講義を受けにいった。ほんとうならベッドのなかで眠り続けてそれこそ永眠してしまいたい衝動を抑えて大学に向かったんだ。いくらツッパることが男のたった一つの勲章だと信じているとしたって、大学当局の「単位取らないと卒業させてやらないもんね」という脅迫に抗うことなんてできやしないんだ‥‥‥。


そして2限早々にラテン語入門休講という嫌がらせが僕を襲う。アハハ‥‥‥。所詮僕は大学の手の平で遊ばれているおもちゃに過ぎねぇんだな。僕は皮肉な笑みを浮かべ、ラテン語担当の教授に呪いをかけることを決意し夢告館を後にした。(なお、このときに呪いの藁人形を買うことを決意した。)


4限目のジャガイモみたいな顔の講師のドイツ語を終えて、僕は田辺坂をくだった。「こういう日は酒でも飲まなきゃやってられねぇ」僕は近所のドラッグストアで白ワインを一本購入し、部屋に戻った。そうして、浮き世の憂さを酔いで紛らわせようと、ワインをグラスについだ瞬間だった。

「これ、赤ワインやん」

とうとう僕は大学だけではなく、ドラッグストアにまで欺かれた。畜生。まったくついてない。幸運の女神はなにをしてんだ。不幸だけじゃなくて、僕にも少しは幸福を分け与えるべきなんじゃないのか。僕は思わず天に向かって悪態をついた。すると、幸運の女神は「うるさいわね」とだけ吐き捨てて僕のこめかみをヒールの底で踏みつけた。ああ!やめて、女神さまっ!あ‥‥‥でも、ちょっと気持ちいいっ!


僕がマゾに目覚めた瞬間だった。
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2006年10月17日 Tue

真っ白な画用紙【日記】

一日のはじまりはいつだってそうで、まるで真っ白な画用紙を目の前にしたような高揚感を覚える。


しかしそんな草原で手を広げてくるくる回る少女のような爽やかな気持ちとは裏腹に、今日の朝は最悪のすべりだしとなった。ドアを開けた瞬間に僕の目と心に突き刺さったカップルの光景。なかよさそうに部屋から出てくる大学生のカップルだ。一瞬のうちに僕の心はずたずたに引き裂かれ、ついさっきまで草原でくるくる回っていた少女は嘔吐しだした。


また、これは講義が終わったあとのことだった。僕は少し勉強をしてから帰ろうと思いいつものカフェに立ち寄った。店員と「アイスココア」「はい、少々お待ちください」「今日はいつもより綺麗だね」「ありがとう」なんてココアみたいに甘い会話を心のなかだけで楽しんだら僕はまたひとりぼっち。席に座り教科書を取り出す僕。隣に座るおばさんたち。ペンを走らす僕。病気の話に夢中になるおばさんたち。暗記に勤しむ僕。「座薬」「外反母趾」「切除手術」といった単語を連呼をするおばさんたち。お願いだからすぐ隣で靴を脱いで外反母趾を見せ合うのはやめてくれ‥‥‥。



そんなこんなでまた一日が終わった。真っ白だった画用紙が一枚の絵として完成したのだ。そこに描かれたのは、カップルに心臓を貫かれおばさんたちに外反母趾の足で踏みつけられる血まみれの僕の姿。ある意味斬新な名作かも!
posted by グレエ at 23:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月16日 Mon

語源について【日記】

はじめは何気ない気持ちだった。それはなんでもないことだった。僕は何も考えず、ただその退屈な授業を削除したんだ。すると、他にも退屈で役に立たない授業があるように思えてきて、それも消した。削除削除削除‥‥‥。いつのまにか時間割表は空白だらけになり、月曜日には2コマ、火曜日には1コマ、そうして水木金がまた2コマ、土日は休日になった。僕はありあまるほどの時間の洪水に飲み込まれてしまったんだ。


この時間に、僕はなにをすべきなのだろう?


僕は考えた。この若い時代の貴重な時間を有効に使う方法を考えた。そうして、出てきた答えは「語学の勉強をする」だった。文系の学生にとって、語学は必須であり最重要事項だ。それを抜きにして学生生活は語れないと言ってもいい。僕はこれまでやってきた英語とドイツ語に加え、ラテン語にも本腰を入れて取り組もうと決意したのだった。


僕が隣に座ってる塩田さんにいいとこ見せようとしてラテン語をがんばろうとしてるんじゃないかって?まさか!僕がそんな不純な動機で動くような男に見えるかい?僕は純粋な学問的興味からこの科目をやろうとしているんだ。くだらないことを言わないでくれ。


そう、言語というものは、ほんとうにおもしろい。それはまるで独立したひとつの宇宙のようですらある。日本語という宇宙、英語という宇宙、ドイツ語という宇宙、ラテン語という宇宙。その小宇宙を旅していると、ときに目から鱗が落ちるような発見もある。そのもっともわかりやすい例が語源に関する話だ。


たとえばアルファベット(alphabet)という単語がある。知っての通り、英語のAからZのことである。このアルファベットの語源は実はギリシャ語から来ている。数学をやっている人はご存知かもしれないが、ギリシャ語のアルファベットはαβではじまる。アルファ、ベータ、である。これを続けて発音するとアルファベータであり、これが転じてアルファベットという文字の要素、すなわちAからZを意味する単語になったと言われている。


あるいは特定の人物の名前が一般的な名詞へと転ずることもあり、それはたとえばカエサルやサドといった単語である。カエサル・シーザーはローマ帝国の将軍であったが、彼の名前は現在、皇帝を意味するようになった。サディズムという単語はフランスの作家であるサド侯爵(Donatien Alphonse Francois de Sade)に由来し、彼の倒錯的な小説『ジュスティーヌ』『悪徳の栄え』によってその名が広まり一般名詞として使われるようになったのである。


さてここで問題にしたいのはパソコンという単語の語源だ。僕たちがふだん何気なく口にするこの単語。いったいこの単語はいかなる歴史的な変遷を経ていまこうして存在しているのだろうか?

「パーソナル・コンピューター、つまり個人用の電子計算機を表す英語を略したんでしょ」

簡単にそう言ってのける者がいそうだがそれは間違いである。実は、このパソコンという単語の起源はまったく別のところにある。


さかのぼること500年、すなわち西暦1500年、そこにあの男はいた。後にパソコンを発明することになる青年、クリストファー・ロビーニである。当時18歳だったロビーニは現在イタリアと呼ばれている地方でピザ屋の見習いをやっていた。時給は日本円にしてわずか700円、しかし宅配と調理はめまぐるしい忙しさであり、何より料金体系の複雑さが暗算の苦手だったロビーニを毎日悩ませていた。

ジリリリリリリーンッ!

「はい、こちらピザハットです。ご注文をどうぞ」
「えっとね、シーフードとコーンマヨのハーフ・アンド・ハーフ」
「はい」
「それと韓国風ピザとアメリカンのハーフ・アンド・ハーフ。以上で」
「はい、かしこまりました。ご注文を確認させていただきます。シーフードとコーンマヨのハーフ・アンド・ハーフと韓国風ピザとアメリカンのハーフ・アンド・ハーフでよろしかったですか?」
「はい」
「そうしますと、お会計の方が‥‥‥」
「あ、そうだ。半額クーポン券があるんで、それ使わせてください」
「あ、はい。かしこまりました。そうしますと、お会計の方が‥‥‥」

(シーフードが1200円でコーンマヨが1100円。それぞれハーフだから半額にして600円と550円。んでさらに半額クーポンで半分にして足すと‥‥‥ぷすぷす‥‥‥)

ロビーニの頭から煙が立ち上る、そして、

ドーンッ!

「あ、あの、なんかすごい音がしましたけど大丈夫ですか?」
「計算不能計算不能‥‥‥」
「もしもし!?もしもし!?」


こうして思考回路がショートしてばかりのロビーニはいつも客からの注文を不意にしていたため、親方からどやされるのだった。お前はほんとうに使えない奴だ、と。


涙に暮れるロビーニ。これまで何度おなじミスを繰り返しただろう?ふたつの数字を半分の半分にして足すことさえできない。いや、それくらいなら、調子のいいときならこなせることもある。しかしここに会員だけがもらえる2割引クーポンだとかお得なMセットメニューが加わるととてもじゃないが彼の頭脳で処理することは不可能だ。彼は自分のピザ職人としての将来に不安を抱いていた。


ロビーニ。彼は一見気弱で平凡に見える青年であったが、発想の転換に関しては長けていた。彼が自分の計算能力の限界をかんじたとき、そこで諦めて違う職種を探そうとはせず、計算ができないならそれを機械にさせればいいのではないかと考えた。彼は、それを家族や親方に話せば嘲笑されるであろうことを見越し、狭い自室で密かにその機械の開発に取りかかった。


「おいロビーニ!また手が傷だらけじゃないか?見習い3年目だってのにまだナイフの使い方もわからないのかい?」

おなじピザ屋の見習い仲間がロビーニを冷やかす。しかしそれはナイフによる傷ではなく、慣れない機械の制作で負った傷であった。


そうして明るいうちはピザ屋での仕事、深夜には機械の制作という過酷な生活が続いて6ヶ月が経過したとき、ロビーニは自室で小さな灰色の箱を前にして歓喜の雄叫びをあげた。

「ついに、ついに完成した!」

そう、パソコンが発明された瞬間である。名もない中世のピザ職人により、現代社会で必須アイテムとなったパソコンはつくられたのだ。ロビーニが制作したパソコンはいま使われているそれと比べればやや性能は低いが、ワードやエクセルはもちろん、快適にネットサーフィンを楽しむのにも不自由しない優れた機種であった。


だが、ここで一つの悲劇がロビーニを襲う。それは彼にとってたった一つの誤算であった。そう、この当時、電力が実用化されていなかったのだ!


どんなに優れたパソコンがあろうと、電気がなければそれはただの箱。不幸にも、ロビーニはそれを用いて注文の料金を計算することもできず、また通信技術もまったく発達していなかったためネットでブログをつけることもかなわなかった。


パソコンの発明、そして大いなる失望からわずか10日後、彼はピザ屋の電話口で頭から煙を吹き出し、立ったまま絶命していたという。受話器を握ったまま硬直した彼の手には、開発時に負った無数の傷に絆創膏が貼られていた。


残された人々はロビーニの部屋にポツンと置かれた小さな箱と、その周辺に散らばったトランジスタやハンダゴテを発見した。

「いったいロビーニは何をつくろうとしていたのだろう?」

それは誰にもわからないことだった。今となっては誰もロビーニが制作したものが何なのかを知ることはできない。しかし、彼が必死になって、己のすべてを注いでこの灰色の小さな箱をつくろうとしていたことだけはわかる。冷たくなった彼の手に貼られた無数の絆創膏が、それを証明していた。この事実にちなんで、人々はその正体不明の小さな箱をバンソーコーと呼ぶようになった。


その後、数々の戦争、あるいは政治的な変動を経てパソコンはイタリアからアメリカへと伝わり、数百年の後にビルゲイツ少年の手に渡ることとなる。彼がその箱を手にしたとき(これはある単語が別の国へ伝わるときにしばしば起こることであるが)、元来のバンソーコーという語が訛って、それはパソコンと呼ばれるようになっていた。ここではじめて、パソコンは現在の名を与えられたことになる。ビルゲイツ少年がこの箱に興味を示し、数年の研究によってその構造を明らかにし実用化へと導いたことは周知の事実である。


このように、僕たちがふだん当たり前のように口にしている単語でも、調べれば調べるほど新たな事実が出てくるのである。言語というのは、ほんとうにおもしろい。


さて、少し話が長くなりすぎた。僕はそろそろラテン語の勉強をはじめることにしよう。そんでぜったい塩田さんにいいとこ見せてやるんだもんね!
posted by グレエ at 19:17 | Comment(5) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月15日 Sun

現実?なにそれ?【日記】

昨夜からの僕の生活。

深夜0時、『幽遊白書』を「暗黒武術会編」から読みはじめる。
深夜3時、裏御伽チームを撃破。

寝る。

朝10時、再び『幽遊白書』を読みはじめる。
昼12時半、戸愚呂を撃破。

寝る。

夕方5時、再び『幽遊白書』を読みはじめる。
夕方7時、仙水を撃破。

幽助たちが人間界に帰還するのと同時に、僕も現実世界に帰ってくる。


そうして現在、サイト巡回したあとブログを書いているわけなんですが、あれですね、もう死んだほうがいいんじゃないかと。この20時間弱のあいだ睡眠と漫画以外に時間を使っていないですからね。大学生として、というより人間として何かまちがっているような気がしてきてしまいます。「時は金なり」という言葉があるけれど、僕の場合は時を流して捨ててますからね。「時はうんこなり」。


ついでに言うときのうの夕飯以降、現在までワインとコーヒーしか口にしていません。やはり人間として何かまちがっています。


あ、そうだ!突然ですけど、僕、彼女ができたんですよ!ちょっと紹介しますね。


彼女の名前は螢子(けいこ)と言いましてね、僕の幼なじみです。男勝りなところもあるけれど、誰よりも僕を思ってくれている人です。これまで何度も危険な目にあわせてきたけれど、もし戦いが終わったらあいつと普通のあったかい家庭を築きたい、なんてガラにもなく考えてんだ。おっと、こんなこと、恥ずかしくてあいつには言えないけどな。このことは内緒だぜ?


じゃ、おれは魔界統一トーナメントに参加するから、そろそろ魔界へいってきまーす!


レーガンッ!!
posted by グレエ at 19:54 | Comment(3) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月14日 Sat

長刀を持った死神【日記】

昨日とおとといは更新を止めてみました。ええ、更新できなかったのではなく、止めてみただけだったんですよ?いわばまあ、そういった手法です手法。え、なに?‥‥‥ああ、うん。すみません、わかりました、死にます。


いやね、きのうはドイツ留学のメンバーとの飲み会だったのですよ。帰国後初の飲み会です。9月後半に空港で別れて以来会っていない人もいたため、非常に楽しい飲み会となりました。そして、とうぜんそこには野口さんもいました。野口さんを知らないって人はどうか勝手に記事検索で「野口さん」と入力して調べてみてください。え、なに?わかったよ!死ねばいいんだろ死ねば!


いや、その野口さんなんですが、留学中にさまざまな面が見えたわけですよ。たとえば写真を撮られると魂を抜かれると信じてるんじゃないかというほどに写真嫌いだったり、むかしから長刀をやっていたり(ナギナタですよナギナタ)、2次元に興味がある、いわゆる腐女子の匂いがしたりと、多くのフロンティア・オブ・ノグチが開拓されたわけです。


で、話は変わるのですが、ここ1週間ほど僕は別ブログを立ち上げ、そこで友人公開用に留学中のことを30ほどの記事にしてまとめたのです。それに対する反応なんかがあって、そこから飲み会の話題はネットのことに移ってゆきました。僕と野口さんははす向かいの近い席に座っていたため話題を振ってみます。

「野口さんはネットやったりするの?」
「うん、ホームページはむかしから趣味でつくったりしてるよ」
(野口さんのホームページ!見てぇ!この命にかえても!)

もうこの時点で興奮はマックスに達し、僕はミスターマックスと化していました。なんかもう、今ならウォシュレットの水圧とかもマックスでいけるんじゃね?みたいなそれくらいのマックス具合。

「じゃあホームページ教えてよ」
「いや、いまはもう持ってないから」
「ちっ‥‥‥」
「いま舌打ちした?」
「え?してないしてない。ところで、ホームページってホームページビルダーとか使ってつくってたの?」
「ううん。ぜんぶタグ打ちで」

ぜんぶタグ打ち!せいぜいブログしかできない僕は完全に負けている!まさか野口さんにサイト運営の趣味があったとは!


なんか、そのあと「HTMLはわかるけどJavaScriptはよくわからない」とか言ってたんですけど僕としてはJavaScriptが何なのかわからない、っていうかそれってホームページと関係あんの?とか心のなかで疑問におもいながら鼻水垂らして「だよねー。Javaは難しいよねー」とか言ってました。え、Javaってお風呂のジャバとかじゃないよね?


これまで僕はこのブログでさんざん野口さんをネタにしてきたわけですが、もしかしたら現実の友人のなかでこのブログにもっとも近いのは野口さんなのかもしれません。他の多くの友人よりは、彼女ははるかにネットに関する関心が高いようです。


だとしたら、だとしたらですよ。検索やランキングから野口さんがここへたどり着いてしまう日が、そんな世界の終わりのような日が来てしまうのかもしれません。野口さんがこのブログにたどり着いた日、その日、僕は怒り狂った野口さんの長刀で一刀両断にされて絶命するのでしょう。死神ノグチがここにたどり着かないことを祈るばかりです。
posted by グレエ at 19:56 | Comment(4) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月11日 Wed

忠告【日記】

おっすオラ廃人!ネットしかしてないけどそんなさげすむような目で見ないでくれよな!


本日、右隣に野口さん、左隣に塩田さんという奇跡のコラボ・フォーメーションでラテン語の授業を受け、そうして友人と昼食を済ませたあと、4限までの2時間ほどを学校のPCコーナーでネットをして潰し、いざ4限のドイツ語に出席してみたら臨時休講というトラップ発動。こうして僕は3時過ぎという平日にしてはあまりに早すぎる時間に自宅へ戻ってきたのでした。


それからの僕はもうただキーボードを打ちディスプレイを見つめるのみ。友人に公開予定の留学体験記のブログをモーツァルトの指運びとケンシロウのアタタタタを足して2で割ったようなスピードで一心不乱に打ち、それに疲れると今度はさいきんお気に入りのホームページのテキストを夕飯を食べるのも忘れて一心不乱にむさぼり読む、というおよそ堅気の人間とは思えない時間の過ごし方をしていました。


いったい何人の大学生がインターネットのために学問を放棄し身を滅ぼしたのかはわかりません。しかし、そのようにインターネットによって身を持ち崩した一人の大学生として、僕はこれだけは言っておきたいとおもいます。



平日に8時間連続でブログを書くのは辞めておけ!と。
posted by グレエ at 23:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月08日 Sun

ダーメー人間、現る現るー【日記】

「ドイツ留学中のことを書くためブログを開設しました。週末中には完成させる予定なのでぜひアクセスしてみてください。ではごきげんよう」


そんな内容のメールをいっしょに留学した18人の友人に一斉送信したのが金曜日の夕方だった。そうして、現在日曜日の夜。あと28分でこの週末が終わる。

「週末中には完成させる予定」

僕は今、こんな思い上がった一文を書いた3日前の自分をぶん殴ってやりたい衝動に駆られている。どういう腐った思考で予測すれば3日で一ヶ月分の記事が書けると考えられるのかが疑問だ。自信過剰も甚だしい。何が「完成させる予定」やねん。何が「ごきげんよう」やねん。お前は馬鹿かと、阿呆かと。


努力(無駄な)のかいあって、なんとか3分の2ほどは完成したのだけれど、これまで対象としてきた人とは違う人々に読まれることを前提に書かねばならないものだからまず基本的な書き方から迷わねば鳴らなかった。一人称は「僕」か「私」か「ich」か、文体は「だ」か「である」か「です・ます」か「ごじゃる」かで迷い、画像はそのままのサイズかサムネイルかで迷い、「人にきく」の「きく」は「聞く」なのか「訊く」なのかで迷い、はたまた人生という名のラビリンスで迷ったりしていた。あ、さいごのはだいぶ昔からだけれど。


いくら言い訳をしても、宣言通りに行動できなかったのはたしかな事実である。これはもう、変えようがない。きっと僕は、明日から影でこう言われるのだろう。

「有言不実行のダメ人間」

と‥‥‥。


しかし、そのブログが完成しなかったのにこうしていつも通りの「やさぐれるとは、こういうことさ。」を更新しているというところがまたダメ人間のダメ人間たる所以なのであろう。そう、この日記を書いている30分でだって、留学の方のブログを書くことはできるのに。おれは本当にダメな人間だ。


女神「それは違うわ、グレエ」

グレエ「あ、あなたは女神さま!」

女神「あなたは大きな勘違いをしているわ」

グレエ「ああ!あなたは僕のこの3日間の努力(無駄な)を評価してくださるのですか?」

女神「いいえ。逆よ」

グレエ「え?」


女神、どこからか自動小銃(旧ソ連製AK-47)を取り出し、髪が黄色いときのランチさんよろしくこちらに銃口を向ける。


女神「ブログを完成させられなかったことがダメなんじゃねーんだよこのド低能が!この3日間、それだけしかやらずに月曜のドイツ語と英語の予習を1秒たりともやってね−っつうのがダメ人間のダメ人間たる所以なんじゃゴルァァァ!さっさと教科書を開いてペンを握れグルァァァ!ドパララララララララ」


こうして僕は女神に諭(銃殺)され、全身風穴だらけで机に向かうのかと思いきやベッドに潜り込むのでした。


女神「‥‥‥‥‥‥」


これにはさすがの女神も絶句。やはり、僕はどこまでもダメ人間のようです。
posted by グレエ at 23:59 | Comment(6) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月06日 Fri

天国が見える【日記】

友人たちにドイツ留学中の画像をみせるために新たにブログを開設し、午後6時ぐらいから現在の11時半までノンストップでドイツ留学中のことを扱った記事を書いていました。書いた記事は8つ、アップロードした画像は神をもおそれぬ310枚。


パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ。パトラッシュ…。
posted by グレエ at 23:26 | Comment(3) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月05日 Thu

スーツ姿の祈祷師【日記】

スーツを着ると、たいてい雨が降る。


それまで快晴の日が続いていたとしても、僕がスーツを着て外に出ると途端にどんよりお天気だ。大学入学後、おそらく10回ほどスーツを着たのだけれど、そういうとき青空の下で気持ちよく歩いた記憶がまるでない。昨日も家庭教師の登録会にスーツを着ていったのだが当然のごとく雨がヘッダー。いや、降った。


スーツを着れば、雨が降る。これは、ここまで来るともう、偶然やジンクスなんてものを超えて、はっきりとした因果関係があるようにさえ思えてくる。僕が無意識のうちに、スーツを着たときだけ雨を降らせているんじゃないか、ということである。


そうだとすれば、嘆いてばかりはいられない。これを積極的に利用しない手はない。日照りや水不足に悩む地域に出かけていって、そこでスーツを着用すればたちまち雨が降り村人や長老はよろこんで莫大な謝礼を僕に支払い村の女たちはメガネにスーツの僕に惚れちまってキスの雨まで降らせちゃう、ってなもんである。


実に半年ぶりの雨に狂喜乱舞するスカパラダイス村の住民たち。次の週の収穫祭では村を救ったヒーローとして僕を盛大に迎えてくれる。村の中心の広場では木材でステージが組まれ、そこで民族衣装に着飾った若い衆がその土地に古来から伝わる喜びの音楽を演奏する。男も女も、大人も子どもも年寄りも、村中の人間たちが炎を囲んで狂ったように踊る。食べきれないほどのごちそうも用意されている。


長老宅に待機していた僕は、村の青年オクダタミーオに「用意ができました」と一声呼ばれ、さっそうとドアを開けて外に出る。その刹那、雷鳴轟き豪雨が滝のように村を覆い、広場のステージやごちそうはもとより、すべての村人と家屋が押し流されてしまった。あとに残されたのはアルマーニに身を包んだ青年だけじゃったそうな。


という昔話はどうでもよく、家庭教師の登録会にスーツ姿で行ったのは僕ひとりだった。「なんでわざわざスーツで」という視線を浴びせられ、僕の心は曇り空。ついでにボールペンを忘れて雨模様。


だれか、僕に心の傘をください。
posted by グレエ at 22:09 | Comment(6) | TrackBack(0) | edit


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2006年10月04日 Wed

左側の席【日記】

秋学期もダルい授業がはじまった。そうおもった。


今にも卒倒して救急車で運ばれるんじゃないかと心配になってしまうほど常に具合の悪そうな教授のラテン語の授業だ。春学期にもその教授の授業に出ていたのだが、まるで内容は身に付かなかった。が、単位の関係で秋もその教授の授業を取らねばならない。その授業の単位を取得しなければ3回生でもっとおもしろい別の先生の授業を取らせないもんね、という大学側の陰湿な嫌がらせに屈したというわけである。そんな僕は弱虫かい?情けないっておもうかい?


僕は圧倒的な大学の権力にひざまずき、己の無力さに涙を流した。ああ、僕はなんて非力で小さな人間なんだろう。授業一つ放棄することさえできないなんて、笑っちまうよ。僕は涙と鼻水で顔をくしゃくしゃにしながら、引きつった笑いを浮かべていた‥‥‥。と、そのとき、僕を呼ぶ声がした。

「グレエくん」

いよいよ頭がどうかしてきやがった。目の前に天使が見える。しかしお迎えにしてはまだちょっと早いんじゃないか?

「久しぶり!」

違う。それは、お迎えではなく、幻覚でもなく、実体を持った人間だった。それは、2ヶ月ぶりに顔を会わせた塩田さんだった。

「久しぶり!」

それから、彼女が僕の左側の席に座り、お互いに留学中の話をしたり(彼女は南米の某小国に行っていた)、ラテン語の先生の悪口をいったり、サークル活動(彼女とはおなじサークルに入っている)のことを話したりした。


彼女はあいかわらず充実した日々を過ごしていて、そうしてかわいらしく、僕は隣で会話しているだけでのぼせてしまうのだった。僕は彼女の微笑み一つに心を奪われ、おとなしくなってしまうのだ。


そんな僕は弱虫かい?情けないっておもうかい?しかし、そうだとしても、そのときかんじた無力さは、心地よいものだった。
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2006年09月29日 Fri

刺激的な生活【日記】

いや、まいったまいった。ここ数日なにもやっていない。ほとんどひととしゃべっていない。ここまでだめ人間になってしまうとなにか法律に触れてくるのでは? というほど存分にだめ人間ぶりを発揮している。


僕がなぜこれほどだめな人間になってしまったかと言うと、それは留学時との環境の差が原因なのだとおもう。ドイツにいたころは生活のすべてが刺激に満ちていた。スーパーで買物をするのさえ、ちょっとした冒険だった。それが日本に戻ってきてしまったことで退屈な日常に引き戻され、生活のなかに刺激がなくなってしまったのだ。それこそ夫が朝から晩まで仕事仕事でかまってくれず、とうとう近所の19歳の青年に色目を使い出した39歳主婦のY子さんくらい刺激のない生活。


これではいけない。なんとかして刺激を得て、充実した生活を送らねばならない。ということで、どうすれば刺激に満ちた生活を送れるかを考えてみた。


刺激というのは、すなわち急激な変化のことである。刺激が欲しいなら、まず自分自身が急激な変化を遂げればよい。たとえばファッションをがらっと変えてみる。そうすればいつも以上に友人からの注目を受け、それが刺激になるはずだ。


あるいは別の意味での刺激を得るために、裸にトレンチコートを着て街を歩く、というのもいいかもしれない。いつもは気にも留めなかった他人の視線が気になって仕方なくなるだろう。ちょっと勇気を出して電車やバスに乗ってみたり、女性のまえで脱いでみたり。そのときの刺激のみならず、次の日から留置場という新しい環境で刺激的な生活を送れて一石二鳥。


ほんとうに法に触れるだめ人間の完成、というわけだ。
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2006年09月26日 Tue

秋学期の前に【日記】

いやぁ、秋学期は授業も少なくなるしと思って家庭教師のバイト探してたのよ、家庭教師のバイト。で、数日前からある会社がやってる派遣家庭教師の募集をネットで探してたわけ。でも何度やっても見つからないのよ。さすがのGoogleもYahoo!もお手上げ状態。こりゃよっぽど募集が少ないのかな、ハンター試験並みに採用されるのが難しくてまず応募方法を探すところから試されちゃってるんじゃないか、最終的には面接会場で「生き残った人だけが採用です」とか言われて殺し合いさせられちゃうんじゃないか、なんて不安を胸にひたすらネット上を徘徊してたんですが、その会社の名前を一文字間違ってたことにさっき気づきました。そりゃ募集もないわ、実在しない会社の名前で検索してたんだもん。


そんなわけでいよいよ秋学期も近づいてきたきょう、僕はようやく大学に春学期の成績表を受け取りにいってきました。本来ならば先週の水曜あたりに取りに行くべきだったのですが、太宰治も真っ青の人間失格ぶりを発揮して昼夜逆転の生活をしていた僕はきょうまで大学にゆくのをしぶっていたのです。


秋の香を含んだ乾いた風に吹かれながら、長い長い坂を登りました。夏のあいだずっと見ていなかった若い大学生の群れに紛れて。


正門をくぐり、正面の大きな芝生の広場と図書館に迎えられた僕はとりあえず事務室を目指しました。困ったときの事務室。そこへゆけばおそらく成績表がもらえるはずです。


事務室のドアを開け文学部の受付へゆくと、そこには「成績表の交付は○○の教室」という張り紙。どうやら成績表公布日に成績表を受け取らなかった僕のようなクズのために、それ用の教室が設けられているようです。僕はクズらしく卑屈な目をしながらその表記されていた教室へ向かいました。


数ある教室の一室。そこにクズの吹きだまりはありました。あらかじめ成績表公布日を知らされていながら、1週間近くたってようやく受け取りにくるようなウジ虫たちの楽園ベイベー。教室には2人の事務員がいて、僕が学生証を見せると「ヘイ、ボーイ。日付の数え方も知らないのかい?」とまでは言わないまでも、どこか蔑むような目線で僕を見下しながら成績表を差し出しました。そしてすべての単位が取れていることを確認し安堵のため息。春学期の自分のがんばり(学長への賄賂など)は無駄ではなかった。


ところで、僕の春学期の成績でもっとも評価が低かったのは金曜2限にとっていたあの伝説の英語でした。レベルの低さ、学生のモティベーションの低さ、授業のつまらなさなど、どれを取っても他に類を見ない厳選されたダメ英語だったのだけれど、あとでネットでその授業の成績分布を確認して愕然としました。僕の大学はAからD、そして不可という意味のFの5段階で成績がつくGPA制度というものを採用しているのだけれど、あの授業はほんとありえない。


A評価、B評価の人が0人(画像のいちばん下)。


いやいや、Aが0人ってのはまだ分かるけれど、Bも0人はありえない。明らかに他の授業の評価分布と次元が違うからな。やっぱ何かがおかしいわ、あの授業。


で、話は戻るんだけど、成績表をもらったそのあとですよ、なんか教室のなかに机があって、その上に書類がたくさん積んであるのよ。無視して帰ろうかとも思ったんですが、一応手に取ってチェックしてみました。


>25日(月) 英語 登録削除(9:30〜11:30)
          追加募集(13:00〜17:00)


25日って今日やん。一瞬にして僕の目はキラのそれと化し、「削除削除削除」とつぶやきながら登録削除の受付がある教室へ歩いていった。そうしてデスノート2ページがキャンパスを闊歩するカップルたちの名前で埋め尽くされようとする頃、教室に到着。がらがらの大教室にポツンと置かれた受付へゆき、英語を削除してやった。


クレイジーな英語を削除した喜びに、乾杯。ということで、僕は学食で醤油ラーメンを食べていた。ドイツでは一度も食べられなかっただけに、それは春学期に味わったものよりもおいしく感じられた。麺も残り半分となり、チャーシューをいつ食べるかで頭を悩ませていたとき、突然サークルの友人2人に話しかけられ、

「久しぶり」
「おお、久しぶり」
「ドイツどうだった?」
「ビールがうまかった」

といった充実した会話を交わした。ちなみにその友人2人というのは男と女でいつでもいっしょに行動している。つきあっている、という話は聞かないが、事実上はカップルというやつである。「じゃあまた」といって去ってゆく2人に「うん、またね」と笑顔で手を振った。次の瞬間、鞄からデスノートを取り出し、即座に2人の名前を記したのは言うまでもない。


午後。英語の追加募集。もうあのような悲惨な過ちを犯してはならない。ノーモアクレイジーイングリッシュ。昼休みに大学のパソコンでネットに接続しシラバスを読み、希望の英語を選択。さあこれで完璧、いざ登録会場へ。


追加募集の会場となった大教室。そこは春学期に英語の単位を落としたクズや、僕のように授業が気に入らず女の子にもまるでモテないクズなど、とにかく大学中のクズというクズを集めたような場所と化し、ドアの前に並ぶクズたちからはほとばしるほどのやる気のなさが発せられていた。見てご覧、あれが5年後10年後のニートたちなんだよ。


僕はそのニート予備軍の列に並び、ぞろぞろと教室へ入っていった。そこには想像以上の数の学生があふれかえっていた。これはだいぶ待たなければならなそうだ。そこそこ早めに行っていた僕でも30分は覚悟しなきゃかな、と思っていたらなんと受付にたどり着いたのが2時間後。信じられない。そして2時間妄想だけで過ごした自分も信じられない。


受付には中国映画で比較的序盤に倒されてしまいそうなおじさんが座っており、対応してくれた。準備万端、取りたい授業を記したメモを片手に希望を告げる。

「金曜2限の、この先生の授業がいいんですけど」
「それはもういっぱいですね」
「じゃあ、こっちの先生で」
「そこもいっぱいです」
「それじゃ、こっちの先生で」
「そこももういっぱいです」

万策尽きた。

「他に金曜2限で空いている授業は何かありますか?」
「えーと、リスニングの授業がひとつ、それに‥‥‥」
(それに?)
「スペシャル・イングリッシュが空いてます」
(すす、すぺしゃるぅ? へへへ、なんかそれすごそう)

そんな小学校低学年としか思えない発想で「じゃあそれで」と答える僕。「わかりました」と応じる中国映画で比較的序盤に倒されてしまいそうなおじさん。僕はやった。ぼかぁやってやった。クレイジー・イングリッシュがスペシャル・イングリッシュに! なんかようわからんけどとにかくすごそう!


正直言うと希望のクラスが取れずやや気を落としてはいたのだけど、とにかくあの英語よりはぜったいマシなはず。あれ以下の授業とかぜったいありえない。そんなふうに思いながら部屋のパソコンでそのスペシャル・イングリッシュの内容をシラバスで確認してみました。そこで見つけた信じられない宣告。


>NHK第2放送の『ビジネス英会話』を使って,ビジネス・シーンで即使える英語力を養成したい。受講生は月曜から土曜までの放送を必ず聴くこと。


いやいやいや、一つの英語の授業のために月曜から土曜まで、毎日ラジオ聴かなきゃいけないとかありえない。それに、ビジネス興味ない。即使う機会なんてない。おれ、どんだけ英語の授業の神様に見放されてんだよ、そんな神様いるのかどうか知らんけど。


で、その英語を担当している先生がパソコンにたしょう興味を持っているらしく、シラバスのくせに(^_-)っていう顔文字が2回も使われていてなんだか殺意さえ湧いてくるのでした。あと、そのシラバスに参考URL(www.baika.ac.jp/〜stagaya/)ってのが載ってたからクリックしてみたのだけれど、そこにはセンスの欠片も感じられないMIDIの音楽とケバケバしいデザインが待ち構えていて、さきほどの殺意がある一つの決意へと変わったのでした。


この英語の授業、すぐ辞めまーす(^_-)。
posted by グレエ at 03:43 | Comment(5) | TrackBack(0) | edit


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2006年09月24日 Sun

ツンデレ吉野屋【日記】

みなさんは吉野家をご存知だろうか? アメリカ産牛肉の輸入禁止にともない、レギュラーでの牛丼の販売ができなくなったのに、未だに牛丼の看板を掲げているあの滑稽極まりないファーストフード店である。僕はそんなお茶目な吉野家が大好きだ。


先日、京都駅近くの無印良品にメガネを新調しにいった。このメガネ店員はおれの女、このメガネ店員はおれの女、このメガネ店員は。と心のなかで念じながら調整のために僕のメガネをかけたりはずしたりして顔を覗き込んでくるメガネ店員とひとときの疑似恋愛を楽しんだあと、僕は遊び疲れた子猫が親猫のもとに帰るように吉野家へと向かった。


そうしていつものように恥じらいを含んだ声で「並」と注文し、豚丼とおしんこを食べた。おいしかった。そうしてお金を払って吉野家をあとにした。しかしなんだろう? この虚無感は。僕は言語化できないニヒリズム、すなわち、心にぽっかりと空いた巨大な深淵を前にしてたじろがずにはいられなかった。


何かが、足りない。


吉野家。そのどこに欠点があるというのか。味も、値段も、そしてはやさも、どれを取っても文句のつけようがないではないか。唯一欠点があるとすれば、それは情報戦略のセコさくらいではないか。ではいったい何が僕の心にこのような世紀末的な虚無を生じせしめたのか。


ハッ!


駅の改札を抜けて電車に乗ろうとした、まさにそのときであった。僕はとうとうその謎を解明した。否。言い直そう。神が、僕の心に、啓示を与えたもうたのである。その答えとは、店員との疑似恋愛であった。そう、吉野家にくる前の無印良品では、メガネの店員と疑似恋愛を楽しむことができた。サービス業の基本は親切な接客であり、店員と客が異性の場合は少なからず恋愛の要素が入り込むのが常ではなかろうか。例えば洋服。「何をお探しですか?」「あ、ちょっとジャケットを」「これなんていかがですか? とてもお似合いですよ」「そうかなぁ」などというやりとりは明らかに恋する男女のメタファーである。メタファー? ごめん。よく意味分からずに書いた。


要するに、吉野家は店員と客とがあまりにドライなのである。そこにあるのはただただ丼と金銭の交換だけで、疑似恋愛の差し挟まれる余地がほとんどない。その点ではコンビニ以下である。吉野家はサービスの分野で変革を遂げねば、これからの時代に対応できないであろう。恋愛という分野において今もっとも熱いのがツンデレである。それを踏まえ、僕は提案したい。ツンデレ吉野家を!


ある夜、オレンジの看板の牛丼家に吸い込まれるように入ってゆく一人の青年がいた。何度も何度も通い詰めた吉野家。しかしこの日の吉野家はいつもと何かが違っていた。席に座り店員が来るのを待つ青年。

「ん」

ガタッ。店員が勢いよく目の前に冷たいお茶を置く。コップからこぼれたお茶が青年の右手にかかる。

「ほら、何ぼーっとしてんのよ。注文は?」
「え!? あ、えと、豚丼並で」
「はいよ、豚野郎」

耳を疑う青年。

「おあと並一丁っ!」

威勢のいい声がカウンターから調理場へ響く。一分後。

「ん」

青年の前に、またしても乱暴に豚丼を置く店員。

「あ、どうも」

その青年の一言に、店員の顔色が豹変する。

「べべべ別に、あんたのために持ってきたんじゃないんだからね!」
「え!?」
「あたしはただ、なんとなくあんたが豚みたいに見えたから、目の前に豚丼置いたらおもしろそうだなって思っただけなんだからね!」
「いや、ちょっと意味が‥‥‥」
「意味がなんなのよ。言いたいことがあるならはっきりさいごまで言い切ったらどうなの? このウジ虫野郎! そんなだからいつまで経っても年齢と彼女いない暦がイコールなのよ。それに26歳でフリーターってね、あんた社会をナメてんじゃないの? ちゃんとしたとこ就職してはやく親を安心させてあげなさいよ。縛られるのが嫌? 甘えてんじゃないわよこの豚虫が! 社会に出るのが怖いだけなんでしょう?」

青年、すでに涙目である。

「それに、一人暮らしも7年目だってのに、ろくに自炊もできず吉野家に通い詰めなんて情けないったらないわ。だからそんなどっかの係長みたいなぶよぶよのお腹になっちゃうのよ。よっ、フリーター係長!」

店員の罵声を浴びながら最後の一口を飲み込む青年。もはや豚丼の味など分からなくなっている。

「お会計を、お願いします‥‥‥」
「ほら、330円」

ここで、直前まで息巻いていた店員の態度が豹変する。マニュアル通り、ツンからデレへ。

「あの、さっきはごめん。あたし、ちょっと言い過ぎたみたい。悪い癖なの、あたし、嫌なことがあると、つい身近な人にあたっちゃう。ほんとに、ごめんね。嘘だから。さっき言ったこと、嘘だから。気にしないで。あたし、あなたのこと応援してる。ぜったい、成功できる人だって、信じてるから。だから、また、会いにきて、くれるよね?」
「二度と来るか!」

吉野家は倒産である。
posted by グレエ at 04:10 | Comment(6) | TrackBack(0) | edit


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2006年09月23日 Sat

野口を追え【日記】

全国7億5000万人の野口さんファンのみなさま、大変お待たせいたしました。本日はいよいよドイツ滞在中の野口さんについてです。え、何? 野口さんを知らないって? ほら、あいつあいつ。僕とおなじ学科でメガネの。そうそう、その男嫌いの方! はい。では疑問もすっきり解決したところで本題に入りましょう。


一言で表すなら、ドイツでの僕と野口さんはまるでフライデーの記者とセレブのごときイタチごっこを繰り広げていました。はじまりは某観光地でのやりとり。

「野口さん、いっしょに写真撮ろうよ」
「あ、ごめん。あたし写真嫌いだから」

この一言が僕の中の何かを変えました。それからというもの、ビアガーデンで、湖の上で、お城で、あらゆる場面で繰り広げられる不毛な会話。

「野口さん、いっしょに写真入ってよ」
「だから、写真は無理」

「野口さん、2人じゃなくてみんなでならいいでしょ?」
「いや、写真はやだ」

「のぐ」
「やだ」

彼女が5回目に写真を拒むようになったころ、僕は一つの厳然たる真実にたどり着きました。

(もう、不意打ちしかねぇ)

それからは、僕がカメラを構える。奴が何かに隠れる。僕がカメラを構える。奴が後ろを向く。僕がカメラを構える。奴が走り去る。そんなマリオとテレサにも似たイタチごっことなりました。いったい何が彼女をそこまで写真嫌いにさせたのか。写真に写ると魂が抜かれるって信じてるんじゃないか。減るもんでもあるめぇしエエやないか。そんな疑念に頭を悩ませながら、本場ドイツのビールをうまうまとジョッキで飲み干す野口さんにカメラを向けたところ。

「そんなにあたしの写真が欲しいなら、むかしの写真あげるよ」

いらんわそんなもん。っていうか僕は野口さんの写真が欲しいわけではないのだ。野口さんの写真を撮る、という事実が欲しいだけなんだ。


そうこうするうちにドイツ滞在も残り1週間。野口さんとのツーショットは愚か、野口さんを含めた集合写真さえ僕のデジカメには入っていない。ちくしょう。僕のこのドイツ留学は何だったんだ。ホストファミリーとの会話、毎日のドイツ語の授業、週末の楽しかった旅行、おいしかったドイツのビールやソーセージ。ほんとうに楽しい3週間でした。先生、そしてみんな、本当にありがとう。数十年後、またみんなでドイツに来て、この留学のときの思い出話を肴にビールを飲みたいね。って、違う! いや、それはたしかにそうなんだけれども、いまの問題は野口さんの写真だ。


帰国数日前、某ビアホールにて。

「野口さん、おなじ学科の4人みんなで写真撮ろうよ」
「やだ」

思わず懐のワルサーP-38に手をかけそうになる僕。

「もうすぐ帰国だし、1枚だけ」
「無理」

思わず懐のワルサーP-38を取り出し引き金に指をかけようとして、ワルサーを所持していないことに気づきハッとする僕。右手人差し指が虚しく空を切る。

「じゃあ、そのパン撮らして」
「うん」

ということで、ドイツ滞在中、唯一撮影に成功した野口さんの画像がこちら。


野口の手



いや、手だけとか、何の意味もないし。
posted by グレエ at 05:46 | Comment(13) | TrackBack(0) | edit


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2006年09月19日 Tue

帰国【日記】

1ヶ月のミュンヘンでの生活を終えて帰って参りました。飛行機でドイツから日本へ来ると時差ってものの影響で時間が7時間消し飛ぶという現象が起きるため、夕方から深夜まで部屋で眠っていたのでこのような時間に更新しております。


さて、ドイツでは筆舌に尽くしがたいほど貴重な経験をしてきたのですが、それをブログで書くか否かで多少迷っています。もしそれを書けば女の子にモテモテになり、宝くじに当選し、身長が10セントほど伸び、顔もイケメンになり、これまでのさえない自分にさよならできる、というのなら迷わず書くのですが、そんな確証はありませんし、なによりあれなんですよね。うん、めんどい。


それにドイツでの日記を書くとなると固有名詞やら地名を書かねばならず、それを書くと検索で友人がここに到達し見事にサイトバレ。一人にバレたらすぐ別の人に伝わり、そこからまた別の友人へと伝わり、負の連鎖によって大学の友人にこのブログがあまねく知れ渡って僕の大学生活はずたぼろ。キャンパスで「グレエ」「やさぐれ」などと罵られるわトイレに入っていたら上からバケツで水を浴びせられるわで僕は精神的に追いつめられ大学を休学、そのまま復学のめども立たないまま引きこもりになり、ついには大学中退。親元に戻るも将来の見通しはなく、家出して一生橋の下で野良犬を話し相手にダンボールの家に住む。なんてことにもなりかねませんので、あまり気が進まないのですよ。


でもまあ、この1ヶ月でかなりネタもできたので、それをすべて完全に封印するのもどうかな、と。それはちょっともったいないんじゃないかな、と。そういうわけで、留学中のことはネタがなくなったときにでも書いてゆくことにします。



いやね、ドイツ語をしゃべるのってなかなかおもしろいですよ(もうネタがなくなった)。1ヶ月間、両親と子ども2人の一般家庭に合意の上で忍び込んでいた(いわゆるホームステイ)のですが、日本語なんて一つも通じないですからね。はじめの頃、どうしても僕が理解できないときは英語でフォローしてくれたりしたけど、それ以外はぜんぶドイツ語。もうね、最初なんて何言ってるかぜんぜん分からない。「お前は今すぐ死ぬべきだ」とか言われてたとしてもぜんぜん分からない。でも、少しずつ学習していって、相手の言うことが分かるようになったり、自分のことを伝えられるようになってコミュニケーションが成立してくるのが喜びなんですよね。


留学中にミュンヘン以外のいくつかの街に旅行にいったのですが、特にハイデルベルクの美しさはすばらしく、その場でブリーフ1枚になってしまいそうなほどでした(またネタがなくなった)。ゲーテをはじめとする詩人や哲学者らが好んで散歩したといわれる哲学者の道。旧市街から石橋を渡って対岸へゆき、そこから細い道を15分ほど登るとその哲学者の道に出るのですが、そこから眺めるハイデルベルクの街と城は中世の風景そのものです。女の子がほうきに乗って宅急便の荷物を運んでてもなんら不自然ではない感じです。



こんなことを書いていたらまたドイツに行きたい、ってかむしろドイツに帰りたいとさえ思いはじめて若干ホームシック(?)になってきたのですが、あれですね、唐突ですが、相互リンク先の皆様にはご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。


1ヶ月ほぼ更新がなかったわけですから、もうコメント欄はアラシコメントでいっぱいになり、ブログは炎上。僕のメアドは巨大掲示板にさらされウィルスメールが山のように届いてメールボックスは破裂。このブログへのリンクはことごとく削除。なんて憂き目に会っても文句は言えない状況だったわけですが、皆様仏のような心をお持ちの様で、そのようなことはなく、感謝の心でブリーフ1枚になってしまいそうです。これからは留学以前のような更新に戻ると思いますが、なにとぞよろしくお願いします(ブリーフ1枚で土下座しながら)。
posted by グレエ at 05:05 | Comment(9) | TrackBack(0) | edit


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2006年09月06日 Wed

ブログって何だっけ?【日記】

申し訳ありません


なんかもう、「グレエって誰?」とか言いそうなほどにブログを放置しているわけですが、ほんとうに申し訳ない。こちらに来てから平日の午前中は語学の授業で午後はコンサートやら美術館にいったりでネットカフェに来る時間があまりないのですよ。帰国するまでは以前のような更新はできなそうです。


今週末はミュンヘンを離れ、一泊二日でドイツ南西のシュトゥットガルトとハイデルベルクに旅行にいってきます。おそらく今回の留学(という名の観光旅行)のハイライトとなるイベントなのでひじょうに楽しみです。



ああ、なんかもう、ぜんぜんやさぐれてないわ。
posted by グレエ at 23:07 | Comment(4) | TrackBack(0) | edit


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